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歯周病はヨーグルトで治る?乳酸菌のはたらきと予防効果を高めるコツ

更新日:2024年12月24日/ 公開日:2024年12月23日

歯周病に関して「ヨーグルトで治る」という噂が流れており、実際にヨーグルトを食べることで歯周病が治るのかが気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、ヨーグルトで歯周病が治ることはありませんが、歯の健康に良い影響があるのは事実なので、日々の習慣として取り入れることをおすすめします。

この記事では、歯周病がヨーグルトで治る噂の真偽と、乳酸菌の働きや歯周病の予防効果を高めるコツを解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

歯周病はヨーグルトで治る?乳酸菌のはたらきと予防効果を高めるコツ

歯周病はヨーグルトで治る?

ブドウ入りヨーグルト

乳製品のヨーグルトには商品によって異なる種類の乳酸菌が含まれておりますが、一般的にはお腹の調子を良くする効果が知られています。

歯周病はプラーク(歯垢)の細菌感染によって歯肉に炎症が起こる病気ですが、ヨーグルトの乳酸菌が口腔内の健康維持に効果を発揮することが分かっています。

まずは、歯周病がヨーグルトで治るかどうかの詳細と、ヨーグルトを習慣化する具体的なメリットといった基本情報から確認していきましょう。

歯周病は治らないが予防にはおすすめ

冒頭でもお伝えしているように、ヨーグルトを食べて歯周病が治ることはありませんが、歯の健康に良い効果があるのは事実です。

歯周病は自力で直せないので、症状を改善したい場合は必ず歯科医院でクリーニングや治療を受ける必要があります。

歯科医院で歯周病の治療を進めながら、症状を抑えて予防するという観点であれば、ヨーグルトを食べることは非常に良い選択と言えるでしょう。

ヨーグルトを習慣化することで歯周病の予防効果が期待できる

ヨーグルトを継続的に摂取し続けることによって、乳酸菌による歯周病の予防効果が期待できます。

1回に食べるヨーグルトは少量で問題ありませんが、なるべく毎日食べ続けることで、少しずつ口腔内の細菌バランスが安定してくるでしょう。

乳酸菌の種類によって「免疫力の向上」「歯垢の発生防止」といった異なる効果が期待できるため、必要な効果によってヨーグルトを選び分けるのもおすすめです。

ヨーグルトが歯の健康に効果的とされる理由

フルーツが入ったヨーグルト

ヨーグルトで歯周病が治ることはないものの、歯周病を未然に防ぐという点では非常に効果的であることを解説してきました。

実はヨーグルトを食べ続けることで歯周病だけでなく虫歯を予防する効果もあるので、口腔トラブル全般の予防・健康維持に重要であることが分かっています。

ここからは、ヨーグルトを食べる習慣が歯の健康に効果的とされている理由を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

善玉菌である乳酸菌に抗菌作用がある

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は善玉菌であり、定期的に食べることで、口腔内に潜む悪玉菌の増殖を抑える効果が期待できます。

一口に乳酸菌と言っても様々な種類が存在しますが、中でも「L8020」「LS1」は高い抗菌作用があることで知られています。

ヨーグルトを食べて口腔内の細菌バランスを整えつつ、歯磨きやデンタルフロスといったオーラルケアを徹底することで、歯周病を予防することができるでしょう。

虫歯予防にも効果が期待できる

ヨーグルトに含まれる乳酸菌の中には、虫歯菌を大幅に減少させる種類があり、虫歯予防にも効果的であることが判明しています。

後ほど詳しく解説しますが、乳酸菌「L8020」を含むヨーグルトを食べ続ける実験では、ヨーグルトを食べたグループは虫歯菌の約8割が減少していることが報告されています。

ヨーグルトで歯周病や虫歯が治ることはないものの、予防においては非常に高い効果を発揮することが証明されており、お腹と歯の健康を守るのに最適な食べ物と言えるでしょう。

歯周病・虫歯予防に効果的な乳酸菌のはたらき

治療中の歯のイメージ

ヨーグルトの乳酸菌が歯周病や虫歯を防ぐのに効果的であることを解説しましたが、より具体的な乳酸菌の種類や働きが気になるところです。

乳酸菌の中でも「L8020」「LS1」「WB2000」「ラクトバチルス・ロイテリ菌」「WB21」は口腔トラブルに関連した予防効果が期待できます。

続いては、歯周病と虫歯予防に関連する各種乳酸菌の働きを解説していくので、ぜひヨーグルトを選ぶ際の参考にしてみてください。

L8020|善玉菌を増やし悪玉菌を減らす

乳酸菌L8020には、口腔内の善玉菌を増やしながら、虫歯菌や歯周病菌といった悪玉菌を減らす効果があります。

歯の表面を覆うエナメル質が溶けにくくなる作用もあるため、虫歯菌から歯を守り、虫歯になりにくくする効果も期待できるでしょう。

一部のヨーグルトに含まれているほか、上記の効果が期待できることからL8020を使用したマウスウォッシュやサプリメントも発売されています。

LS1|口内の善玉菌を増やす

乳酸菌LS1(ラクトバシルス・サリバリウス)は元々人間の口内に存在する乳酸菌であり、善玉菌を増加させる効果があります。

LS1によって口内の細菌バランスが安定し、ヨーグルトとして口に含むと24時間以内に虫歯菌や歯周病菌を抑制してくれます。

さらに、口内の唾液をアルカリ性・酸性から中性に戻して口臭を抑える効果もあるため、臭いケアに関心がある方にもおすすめです。

WB2000|歯垢の発生・付着を抑える

乳酸菌WB2000は、歯垢の原因物質である「不溶性グルカン」の発生を抑えることで、歯周病の発症を防ぐ効果があります。

WB2000には唾液の量を増やす作用もあり、細菌の集合体であるバイオフィルムの生成を防ぐことから、虫歯予防効果も期待できるでしょう。

歯垢が歯に付着するのを防ぐ効果もあり、WB2000を配合した薬用歯磨き粉やタブレットも販売されています。

ラクトバチルス・ロイテリ菌|天然の抗生物質を産生

ラクトバチルス・ロイテリ菌は母乳にも存在する乳酸菌であり、ロイテリンという天然の抗生物質を作り出す働きがあります。

体内の細菌バランスを安定させることで歯周病菌や虫歯菌が増えるのを防ぎ、歯だけでなく身体の健康をサポートする効果も期待できるでしょう。

ラクトバチルス・ロイテリ菌を含むヨーグルトやタブレットも販売されていますが、人体から発見された乳酸菌なので副作用のリスクはありません。

WB21|口臭・虫歯菌・歯周病菌の増殖を抑える

乳酸菌WB21は人の口腔内で発見された乳酸菌で、虫歯菌や歯周病が増えるのを抑えて口臭を防止する効果があります。

また、胃がんの原因とされているカンジダ菌やピロリ菌を抑制する効果も確認されており、胃腸の調子を安定させる効果も期待できるでしょう。

口腔内のトラブルだけでなく、お腹の不調に悩まされている方は、WB21を配合したヨーグルトやタブレットの購入がおすすめです。

歯周病の予防効果を高めるコツを解説

歯でイチゴを噛もうとしている女性

ヨーグルトに含まれる各種乳酸菌の働きを解説してきたので、続いては歯周病をより効果的に防ぐコツについて確認していきましょう。

欲しい効果が得られるヨーグルトを選ぶだけでなく、食べるタイミングや乳酸菌以外の成分を確認したり、セルフケアを徹底することも重要です。

最後に、歯周病の予防効果を高めるコツと、セルフケアにおすすめのアイテムをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

歯周病予防のコツ①:ヨーグルトの食べ方を意識する

歯周病の予防効果を高めるコツ1つ目は、ヨーグルトの食べ方・選び方にこだわることです。

ヨーグルトの乳酸菌が最も活動できるのは夜眠っている間なので、寝る前に食べるのがおすすめですが、虫歯を防ぐためにもd無糖タイプを選ぶことをおすすめします。

口内の善玉菌が多い状態を長く維持することが大切なので、ヨーグルトを1回にたくさん食べるのではなく、少量でも毎日続けることを意識してみてください。

歯周病予防のコツ②:歯垢を残さないことを徹底する

歯周病の予防効果を高めるコツ2つ目は、セルフケアを徹底して歯垢を残さないようにすることです。

ヨーグルトを食べるだけでは歯周病予防にはならないので、歯周病の原因である歯垢を歯磨きやデンタルフロスなどでしっかりと磨き落とすことが大切です。

しかし、一般的な歯ブラシでは歯垢が磨き残しになりやすく、さらに1ヶ月程度で寿命が来て歯垢除去能力が低下するため、効率的に歯垢を落とせる歯ブラシへ切り換えることをおすすめします。

歯周病予防にはホワイトニングカフェhomeの「イオン歯ブラシ」がおすすめ!

ホワイトニングカフェhomeの「イオン歯ブラシ」は、毛先から発生するマイナスイオンで歯垢を効率的に除去できる画期的な歯ブラシです。

持ち手の導電性樹脂に触れると、微弱電流が流れることによってマイナスイオンが発生する仕組みになっており、一般的な歯ブラシの約1.5倍の歯垢除去力を実現しています。

さらに、ホワイトニングカフェhomeではフッ素毛の取替ヘッドを販売しているため、ご自身の歯や口内の状態に合わせて使い分けることが可能です。

フッ素には歯垢「プラーク」の細菌の活動を抑える効果があり、虫歯の予防に有効な成分として注目されています。

フッ素毛のコンパクト前傾先細ヘッドは歯と歯茎の間や歯周ポケットに届きやすく、歯周病予防に効果的です。

磨きにくい奥歯や細かい部分まで丁寧に磨くことが出来るので、歯周病を予防したいという方はもちろん、お口の小さい女性もぜひ活用してみて下さい。

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ヨーグルトで歯周病は治る?乳酸菌が歯周病・虫歯予防におすすめな理由まとめ

この記事では、歯周病がヨーグルトで治るかどうかの詳細と、各種乳酸菌の働きや歯周病の予防効果を高めるコツをまとめてご紹介しました。

ヨーグルトの乳酸菌で歯周病が治ることはありませんが、口内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことで、虫歯や歯周病を未然に防ぐ効果が期待できます。

ヨーグルトを食べるタイミングを意識しつつ、ホワイトニングカフェhomeのイオン歯ブラシを活用することで効果的に歯周病予防ができるので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

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