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ホワイトニングで歯が白くなる仕組みとは?LEDライトを使う理由

更新日:2024年08月16日/ 公開日:2022年04月27日

歯のホワイトニングは、専用のLEDライトやジェル状の薬剤を使って歯を白く綺麗にします。

しかし、ホワイトニングの仕組みを知らないと歯に負担がかかるのではないかと不安になってしまいますよね。

そこで本記事では、ホワイトニングでLEDライトが使われる理由や歯が白くなる仕組みについて解説します。

ホワイトニングで歯が白くなる仕組みとは?LEDライトを使う理由

そもそも歯がなぜ歯が黄色くなるの?

歯と歯科器具

ホワイトニングの仕組みを知る前に、まずは歯の構造を知ることから始めていきましょう。

そもそも人間の歯は、表面に「エナメル質」と呼ばれるミネラルで構成される組織があり、その奥に「象牙質」と呼ばれる象牙に似たクリーム色の組織があります。

「象牙質」は主に、骨や歯の主成分である「ハイドロキシアパタイト」という成分と「コラーゲン繊維」「たんぱく質」から形成されており、歯の大部分を占めています。

この歯の構造を理解した上で、歯が黄色くなってしまう仕組みを確認していきましょう。

①加齢による黄ばみ

もともと象牙質はクリーム色がかった黄色い色をしていますが、加齢によって徐々に色が濃くなると考えられています。

表面を覆っているエナメル質は半透明の白っぽい色をしているため、その内側にある象牙質の色が濃くなることで黄ばみが目立ってしまうのです。

②着色汚れによる黄ばみ

加齢による内側の黄ばみのほかに、コーヒーやお茶・赤ワイン・チョコレートといった色の濃い食べ物に含まれる「ポリフェノール類」やタバコのヤニによって歯が黄ばんでしまうこともあります。

これらの色素が、歯の表面にあるエナメル質を守っている「ペリクル」という粘着性の高い成分と結びつくことで「ステイン」と呼ばれる着色汚れに反応し、結果的に歯を黄色く見せてしまうのです。

③テトラサイクリン系抗生物質による黄ばみ

着色汚れは食べ物・飲み物・タバコなど外部要因による黄ばみですが、加齢と同じく内部要因による黄ばみがもう一つあります。それがテトラサイクリン系抗生物質による歯の変色です。

歯の形成期である0〜12歳頃にテトラサイクリン系の抗生物質を大量に摂取すると歯が黄ばんだり、黒ずんだり、縞模様が現れることがあります。

このテトラサイクリン系の抗生物質は、昭和40年代に風邪薬としてよく使われていたため、この頃に生まれ育った方、年齢で言うと40歳〜60歳くらいの方で歯の変色が気になる場合は一度歯科医師に相談してみると良いでしょう。

LEDライトを使うのはなぜ?ホワイトニングで歯が白くなる仕組み

オフィスホワイトニングをしている様子

ホワイトニングは、加齢や生活習慣によって黄ばんでしまった歯にLEDライトと専用の薬剤を用いて歯の表面を漂白し汚れを落とすことで、歯を白く美しく見せる方法です。

「LEDライトは健康に害はないの?」
「副作用が出ることはない?」

以上のように不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、LEDライトはあくまでもホワイトニング溶液の浸透を促すものであり、使用することによって副作用が起こったり健康被害が生じたりすることはありません

LEDライトや専用の薬剤を使ったホワイトニングには
「オフィスホワイトニング」
「ホームホワイトニング」
「セルフホワイトニング」

の3種類があります。

ここではそれぞれのホワイトニングで歯が白くなる仕組みについて詳しく見ていきましょう。

①オフィスホワイトニングで歯が白くなる仕組み

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で施術を行う最も広く知られているホワイトニングの方法です。

オフィスホワイトニングでは、歯の色素を分解する「過酸化水素」と呼ばれる薬剤を歯に付着し、専用のLEDライトを使って歯に薬剤を浸透させることで歯についた着色汚れを分解します。

なお、過酸化水素を使ったホワイトニングには着色汚れを分解するだけでなく、エナメル質の構造を変えることで光を乱反射させる働きがあります。

歯の表面を覆っている「エナメル質」は、もともと「エナメル小柱」と呼ばれる角柱が束になってできています。

ホワイトニングの薬剤を付着させると「エナメル小柱」の構造が角状から球状に変化し、光の乱反射が起こることでエナメル質の内側にある象牙質の黄ばみが目立ちにくくなるのです。

こうした歯の表面の組織構造を変化させる仕組みは「マスキング効果」と呼ばれています。

②ホームホワイトニングで歯が白くなる仕組み

次にご紹介するのは、歯科医院で専用のホワイトニングキットを購入し自宅でホワイトニングを行うホームホワイトニングです。

使用される主な薬剤の成分は、オフィスホワイトニングに使われている「過酸化水素」の濃度を抑えたものです。

歯を白くする仕組みも基本的にオフィスホワイトニングと同じですが、低濃度の薬剤をじっくりと浸透させる分、色戻りがしにくいといったメリットがあります。

③セルフホワイトニングで歯が白くなる仕組み

最後にご紹介するセルフホワイトニングは、専用のホワイトニングサロンで行う歯のホワイトニング方法です。

歯科医院で行うホワイトニングとは、歯を白くする仕組みに大きな違いがあります。

オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで使用される過酸化水素は、歯周病の治療にも使われている安全性の高い成分ですが、薬剤の濃度が高い分、歯の状態によっては染みるような痛みを感じることがあります。

一方セルフホワイトニングで使われているのは、食品などにも含まれる「酸化チタン」という安全かつ歯に優しいホワイトニング溶液です。

酸化チタンを付着させた歯にLEDライトを当てることで表面についた汚れを落とし、歯が本来持つ自然な白さへと戻していくのがセルフホワイトニングの仕組みです。

着色汚れを落としたい方や、自然な白さを目指したい方から人気を集めています。

ホワイトニングをしても白くならない歯もある?

歯磨きをする女性

「ホワイトニングを試してもなかなか歯が白くならない」
「そもそも、ホワイトニングの施術を断られてしまった」

という経験がある方はいらっしゃいませんか?

実は誰でも必ずホワイトニングで歯を白くできると言うわけではありません。

ここでは、ホワイトニングで歯を白くできない理由についてご紹介していきます。

①テトラサイクリン歯

先ほどもご紹介しましたが、テトラサイクリン歯とは歯の象牙質が変色を起こしている状態のことで、人によっては灰色がかった色に変色するほか、歯に縞模様のようなまばらな斑点が生じることもあります。

テトラサイクリン歯は、通常のホワイトニングでは改善することが難しいため「ラミネートベニア」や「ダイレクトボンディング」と呼ばれる専用のセラミックのチップやレジンを使って歯を覆うなど、歯科医院で専門的な治療を受けるケースが多いようです。

②銀歯や差し歯

銀歯や差し歯は、一般的なオフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは白くできません

過酸化水素を使ったホワイトニングは、「天然の歯」または「神経のある歯」のどちらかに限られているためです。

経年により全体的に大きく変色してしまった部分を真っ白にすることはできませんが、酸化チタンを使ったセルフホワイトニングなら差し歯や銀歯についた着色汚れを落とすことは可能です。

③フッ素コーティングされた歯

歯磨き粉の中には虫歯予防のためにフッ素が配合されたものが多くあります。

しかし、このフッ素で歯がコーティングされているとホワイトニング薬剤が浸透しにくくなってしまうのです。

ホワイトニングしてもなかなか思ったように歯が白くならないとお悩みの方は、一度歯磨き粉を見直してみても良いかもしれません。

④エナメル質が薄い歯

冒頭で説明した通り、歯の表面にはエナメル質があり、その奥に黄味がかった象牙質があります。

エナメル質が薄くなると内部の象牙質の色が透けて見えるため、いくら表面のエナメル質を綺麗にしても、歯が黄ばんでいるように見えます。

こういった場合には、内部の象牙質を漂白するようなホワイトニング方法を実践しなければなりません。

⑤加齢によって黄ばんだ歯

年齢を重ねるとともに、歯のエナメル質が薄くなり、内部の象牙質がだんだんと変色していきます。

外的要因による変化ではないため、ホワイトニング薬剤が効きにくく、歯が白くなるまでに長期間を要することになります。

ホワイトニングの白さを長持ちさせるには?

白い歯で笑顔の女性

ホワイトニングによって理想の白さを手に入れた後は、なるべく長く歯の白さをキープしたものです。

そこで、具体的にどういったポイントを意識すれば良いのかをご紹介します。

①こまめに口腔ケアを行う

歯の白さを保つためだけでなく、あらゆる口腔トラブルを防ぐためにも、歯磨きは最低でも朝晩1回ずつ行うようにしましょう。

可能であれば歯磨きを毎食後、外出先で難しければマウスウォッシュでのケアでも構いません。

口の中に残った食べカスは着色汚れの原因になりますので、フロスや歯間ブラシを使って丁寧に汚れを取り除きましょう。

②着色しやすい飲食物を避ける

ホワイトニング後は、色素の濃い食事や飲み物を控えることが大切です。

特に、オフィスホワイトニング後は24〜48時間、ホームホワイトニング後は1〜2時間の食事制限が設けられることがあります。

一時的にペリクルが剥がれて着色しやすい状態になっているため、コーヒーや紅茶・赤ワイン・カレーなどの色の濃い食品や飲み物は避けなければなりません。

③タバコを控える

タバコに含まれるヤニは粘着性が高いため着色汚れにつながりやすく、歯の白さが失われる大きな原因の一つです。

とはいえ、今すぐに禁煙するのはなかなか難しいかもしれません。

紙巻きタバコには特に多くのタール(ヤニ)が含まれているため、ホワイトニング期間中だけでも加熱式タバコや電子タバコに切り替えてみるといいでしょう。

④定期的にメンテナンスする

ホワイトニングをして白い歯を手に入れた後、どれだけ日々丁寧に手入れしていたとしても、少しづつ汚れは蓄積していきます。

そのため、定期的に歯科医院でクリーニングやメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯垢や歯石の付着を防いで歯を白く保つだけでなく、虫歯の早期発見にもつながります。

⑤ホワイトニング用アイテムを使う

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仕組みを知って自分に合ったホワイトニングを選びませんか?|まとめ

ホワイトニングでは、それぞれの薬剤の分解を促すためにLEDライトが使用されています。

使用される薬剤については、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは「過酸化水素」が、セルフホワイトニングでは「酸化チタン」が使用されています。

それでは最後に、それぞれのホワイトニングの仕組みについてまとめておきましょう。

ホワイトニングの種類 主な薬剤 歯を白くする仕組み
オフィスホワイトニング
ホームホワイトニング
過酸化水素 ・歯の表面の着色物を漂白する
・歯の表面構造を変化させて象牙質の黄ばみを目立たなくする
セルフホワイトニング 酸化チタン 歯の表面についた着色物を浮かせて落とす

歯の黄ばみには、着色汚れによるものと加齢による内側の黄ばみがあるほか、歯の状態によってはホワイトニングの効果が十分に発揮できないケースもあるため、ぜひホワイトニングの仕組みやそれぞれの施術の特徴を知ってご自身に合ったホワイトニングを選んでみてください!

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。

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