研磨剤なしの歯磨き粉に効果はある?メリット・デメリットをご紹介
更新日:2022年12月26日/ 公開日:2022年12月12日
健康で清潔な歯を維持するためには日頃の歯磨きなどのケアが大切ですが、その中で研磨剤なしの歯磨き粉を使ってみようか悩んでいるという方もいるのではないでしょうか?
しかし研磨剤なしの歯磨き粉を使った場合、きちんと綺麗に歯を磨けるのか気になるところです。
そこでこの記事では研磨剤なしの歯磨き粉に効果はあるのかどうかという点や、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
研磨剤には悪質なもの・良質なものがある
歯磨き粉に含まれている研磨剤とは、歯に付着している歯垢や着色汚れなどを効率良く落とすために配合されている成分のことです。
しかし研磨剤と一言に言っても歯磨き粉によってさまざまな種類のものが配合されており、使用成分によって良質なものと悪質なものがあります。
良質な研磨剤を使用している歯磨き粉であれば、歯を傷つけずに歯垢や着色汚れを落とすことができますが、悪質な研磨剤を使った歯磨き粉の場合は歯を傷つけてしまいかねません。
歯の表面にできた傷に汚れが入り込むことで余計に着色汚れが目立ちやすくなる可能性があるため、歯磨き粉選びをする際は配合されている研磨剤を確認するようにしましょう。
研磨剤に使われる成分にはどんな種類がある?
歯磨き粉に配合されている研磨剤には、主に以下のような種類の成分を使用しているケースが一般的です。
・含水ケイ酸
・炭酸カルシウム(石灰石の粉)
・炭酸水素Na(重曹)
・水酸化アルミニウム
・リン酸水素カルシウム(ヒドロキシアパタイト・ハイドロキシアパタイト)
この中でも特に「無水ケイ酸」と「含水ケイ酸」は歯を傷つける可能性が高い研磨剤といわれているため、上記が配合されている歯磨き粉を使用する場合は注意しましょう。
歯を傷つける研磨剤と歯を傷つけない研磨剤の違いとは?
上記の通り無水ケイ酸や含水ケイ酸は歯を傷つけやすい研磨剤のため注意が必要ですが、ヒドロキシアパタイトは歯よりも柔らかい研磨剤となっており歯を傷つけずに着色汚れを落とすことが可能です。
物質の硬さを測る単位として「モース硬度」と呼ばれるものがあり硬度によって1〜10の10段階であらわされるのですが、歯のエナメル質はモース硬度6〜7でその下の層にある象牙質はモース硬度5〜6となっています。
無水ケイ酸 | 7 |
---|---|
歯のエナメル質 | 6~7 |
象牙質 | 5~6 |
ヒドロキシアパタイト | 5 |
一方で無水ケイ酸はモース硬度7でエナメル質や象牙質よりも硬いため歯を傷つけやすいですが、ヒドロキシアパタイトはモース硬度5でエナメル質や象牙質よりも柔らかく、歯を傷つける心配がありません。
このように歯を傷つける研磨剤と歯を傷つけない研磨剤では、成分の硬度に違いがあります。
研磨剤なしの歯磨き粉のメリット
研磨剤なしの歯磨き粉はあまり汚れが落ちないという話を聞いたことがある方もいると思いますが、研磨剤なしの歯磨き粉を使うメリットとしてはどういったものが挙げられるのでしょうか?
研磨剤なしの歯磨き粉のメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
②歯周病でも比較的使いやすい
③乳歯の子どもにも使用できる
まずは、上記の3つのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①歯の表面に傷が付きにくい
質の悪い研磨剤の入った歯磨き粉を使って歯をゴシゴシと磨いていると、次第に歯の表面にあるエナメル質が削れて傷ができてしまう場合があります。
歯の表面に細かい傷ができるとその傷に汚れが入り込みやすくなって、着色汚れが目立ちやすくなる場合や虫歯になるリスクを高める場合があるため注意が必要です。
しかし研磨剤なしの歯磨き粉を使用すれば歯の表面に傷を付ける心配がなく、上記のようなトラブルを引き起こす可能性を低減することができます。
メリット②歯周病でも比較的使いやすい
歯石などが原因で起こる歯周病によって歯茎が腫れてしまうことがあるのですが、歯磨きをする際に歯ブラシが歯茎にあたると出血することも少なくありません。
また研磨剤配合の歯磨き粉を使用していると歯茎が傷ついてしまい、余計に歯周病の症状を悪化させるケースもあります。
その点、研磨剤なしの歯磨き粉は比較的刺激が少ないため、腫れている歯茎に使っても悪化するリスクを抑えることが可能です。
メリット③乳歯の子どもにも使用できる
乳歯のときのエナメル質は永久歯と比べると厚さが半分で非常にデリケートといわれており、その乳歯を研磨剤ありの歯磨き粉で磨いてしまうと歯の表面や歯茎を傷つけかねません。
また、歯磨き後にきちんと口をゆすぐことができない子どもの場合、口内に残った研磨剤を飲み込んでしまう恐れもあるため、乳歯の子どもに使用するのは研磨剤なしの歯磨き粉が推奨されています。
研磨剤なしの歯磨き粉のデメリット
研磨剤なしの歯磨き粉は歯や歯茎に与える刺激が少なく、歯を傷つける心配がないことや歯周病でも比較的使いやすいことに加えて、子どもの乳歯にも使える点がメリットでした。
では反対に研磨剤なしの歯磨き粉を使うデメリットとしては、どういったことが挙げられるのでしょうか?
デメリット①歯の着色汚れを落としにくい
研磨剤なしの歯磨き粉のデメリットを挙げるとすると、それは研磨剤ありの歯磨き粉と比べて歯の着色汚れを落としにくいという点です。
研磨剤には歯の表面に付着した着色汚れを落とす効果があるため、研磨剤なしの歯磨き粉を使っていると効率良く着色汚れを落とすことができません。
そのため歯の着色汚れを落としたい場合は、研磨剤ありの歯磨き粉と併用することやホワイトニングや歯のクリーニングを利用すると良いです。
歯の着色汚れを落とすならホワイトニングカフェの歯磨き粉がおすすめ
歯磨きは歯に付着した歯垢や歯石を取り除いて、虫歯・歯周病・口臭といった口内トラブルを予防する役目がありますが、その他にも着色汚れを落として白く清潔な歯を維持する役目もあります。
もし歯の着色汚れを落とすことを目的とした歯磨き粉を探しているのであれば、セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」が提供している歯磨き粉がおすすめです。
ここからはホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品、「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉の特徴についてご紹介していきます。
低発泡だから丁寧にブラッシングできる
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉は、天然成分由来のラウロイルグルタミン酸ナトリウムという低発泡の発泡剤を使用している点が特徴の1つです。
泡立ちが良すぎると実際には磨き残しがあるにも関わらず、しっかりと磨けた気になってしまうことも珍しくありません。
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉は程よい泡立ちで、丁寧に歯の隅々までブラッシングすることができるためおすすめです。
ポリリン酸Naで着色汚れの除去と予防ができる
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉に含まれている「ポリリン酸ナトリウム」という成分は、歯の着色汚れや黄ばみを落としてくれる役割を持っています。
さらに歯をコーティングすることで、ステインや汚れが歯に付着するのを防ぐ効果も期待できるのがポリリン酸ナトリウムの良いところです。
歯を傷つけない良質な研磨剤を配合
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉には、ホタテ貝殻100%使用したヒドロキシアパタイトを研磨剤(清掃剤)として採用しています。
このヒドロキシアパタイトは生体親和性に優れており、歯を傷付けることなく滑らかでツヤのある歯へと導いてくれる点が特徴です。
この他にもWHITENING CAFE homeの歯磨き粉には、ローズマリーやレモングラスといった天然精油を配合しており、磨き上がりには口内に爽やかな香りが広がります。
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉が気になるという方は、ぜひ以下のページから商品詳細をチェックしてください!
サロンケアとホームケアの併用で白さ長続き!
歯の着色汚れを落として歯本来の白さを取り戻すためにはご自宅でのケアも大切ですが、ホワイトニングカフェのホワイトニングも併用していただくとより高い効果を期待できます。
ホワイトニングカフェのホワイトニングは歯の表面に付着した着色汚れを落とす方法で、食事や喫煙が原因で黄ばんだ歯を自然な白さへと導くことが可能です。
ホワイトニングに使用するホワイトニング溶液は歯磨き粉などにも使われている安全性の高い成分を使用しており、施術の際に歯が痛むことやしみることもありません。
歯の着色汚れを落とすだけでなく健康で清潔な口内を保つきっかけにもなるため、ぜひこの機会にお近くのホワイトニングカフェをご利用ください!
研磨剤なしの歯磨き粉の効果とメリット・デメリットまとめ
研磨剤なしの歯磨き粉には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
・歯の表面に傷が付きにくい
・歯周病でも比較的使いやすい
・乳歯の子どもにも使用できる
【デメリット】
・歯の着色汚れを落としにくい
研磨剤が含まれる歯磨き粉と比べれば歯の着色汚れを落としにくいというデメリットはありますが、正しい歯磨きの仕方などを意識すれば研磨剤なしの歯磨き粉でも十分ケアすることは可能です。
またホワイトニングカフェが提供しているオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉であれば、良質な研磨剤を採用しているため歯を傷付けることなく着色汚れをしっかり落とせます。
店舗でのサロンケアとホームケアを併用して歯本来の白さを取り戻し、清潔で健康な口内を目指しませんか?