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前歯の白い斑点は治る?ホワイトスポットの原因と治療法とは

更新日:2022年03月14日/ 公開日:2022年03月14日

「物心ついた頃から歯の表面に白い斑点がある」といった場合、それは「ホワイトスポット」と呼ばれる現象かもしれません。

ホワイトスポットは、歯の一部分が白く濁っているような状態で、特に前歯に多く見られる現象です。

今回は、気になるホワイトスポットの原因や治療法について解説していきますので「歯の白い斑点」にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

ホワイトスポットの原因と治療法

ホワイトスポットの原因

歯

歯の表面が白く濁ったように見える「ホワイトスポット」は、一体なぜ生じるのでしょうか?

ここではまず、ホワイトスポットの原因についてご紹介していきます。

ホワイトスポットの原因|①初期の虫歯

ホワイトスポットの原因のひとつが「脱灰」と呼ばれる虫歯の初期症状です。

脱灰とは歯の表面にある「エナメル質」に含まれるカルシウム成分の減少によって、歯の表面が溶け出す現象のことを言います。

虫歯のように歯に穴が開いているわけではありませんが、歯の表面が溶け始めることで光沢が失われ1部分だけが白く濁ったように見えてしまうのです。

ホワイトスポットの原因|②エナメル質形成不全症

エナメル質形成不全症とは、歯の表面にある「エナメル質」が何らかの原因によってうまく作られず歯に「変色」や「欠け」が見られる病気です。

遺伝的な原因と非遺伝的な原因に分けられ、後者の原因には以下の2つが挙げられます。

・全身的要因(母体の栄養症や発熱性疾患)
・局所的要因(乳歯の虫歯や感染症)

前歯だけではなく複数の歯に「白い斑点」がある場合は、全身的な要因である可能性が高いと判断されるようです。

ホワイトスポットの原因|③フッ素症

ホワイトスポットの3つ目の原因として、フッ素化合物の過剰接種によって歯の白濁や斑点が生じる「フッ素症」が挙げられます。

人間の歯は通常、エナメル質が溶け出す「脱灰」と唾液によってエナメル質を修復する「再石灰化」を繰り返すことで口腔内の健康を保っているのですが、この「再石灰化」が行われている期間に過量のフッ化物を摂取すると、白い斑点や白濁などエナメル質に様々な審美的変化が生じてしまうのです。

水道水に高濃度のフッ素が含まれている国や地域で長年暮らしていた場合、自分でも気がつかないうちにフッ素症を引き起こしている可能性もあります。

白い斑点は自然に治る?ホワイトスポットの治療法

歯医者さん

歯の白い模様や斑点・白濁などホワイトスポットをコンプレックスに感じている方は少なくないようです。

原因が「初期の虫歯」である場合はブラッシングやクリーニングによって再石灰化が促され、症状が改善していく場合もありますが「エナメル質形成不全症」や「フッ素症」が原因の場合は、自然には治らないため歯科医院で然るべき治療を受ける必要があります。

ここでは、ホワイトスポットの代表的な治療法をご紹介します。

ホワイトスポットの治療法|①アイコン治療

最初にご紹介するのは、脱灰したエナメル質に特殊な薬剤をコーティングすることで、歯を削らずにホワイトスポットを改善させる「アイコン治療」です。

歯のミネラルの流出を防ぐ働きや、エナメル質を強化しホワイトスポットの再発を防ぐ効果も期待されています。

ただし、アイコン治療を行うと薬剤が歯に浸透しにくくなるため、治療後にホワイトニングを検討している方は1度かかりつけ医に相談したほうがいいでしょう。

ホワイトスポットの治療法|②ダイレクトボンディング

次にご紹介するのは、歯の表面を削り、その部分に歯の色に近い歯科用レジン成分を詰めることで周囲の歯との色むらを改善する「ダイレクトボンディング」という治療法です。

歯科医院の技量によっては、通常の歯との境目が目立たなくなるほど自然で美しい歯に仕上がる一方、歯ぎしりや噛み癖など耐久性は人によって様々で中には数年毎にメンテナンスが必要になる場合もあります。

ホワイトスポットの治療法|③ラミネートベニア治療

最後にご紹介するのは、歯の表面を0.3〜0.5mmほど削り、削った部分に薄型のセラミックを被せる「ラミネートベニア」と呼ばれる治療法です。

ホワイトスポットと一緒に周辺の健康な歯を削る必要があるなどのデメリットがある一方、歯にセラミックを被せることで着色汚れや歯垢の付着を防げるといった嬉しいメリットもあります。

ホワイトスポットが深く広範囲にわたっている方に、適した治療法だと言われています。

ホワイトスポットにまつわる疑問

海外の子供たち

ここまでは、ホワイトスポットの原因や代表的な治療法についてご紹介しました。

ここからは
「子どもの乳歯にホワイトスポットがある場合はどうしたらいいの?」
「ホワイトスポットはホワイトニングで改善されるの?」

など、ホワイトスポットにまつわる気になる疑問にお応えします。

ホワイトスポットの治療は子どもでも受けられる?

一般的に成人後に治療を行うのが望ましいとされていますが、中には高校生から治療を受け付けている歯科医院もあるようです。

お子さまがホワイトスポットを気にしている場合を気にしている場合やどうしても白濁が目立つ場合は、1度かかりつけの歯科医院に相談してみてもよいかもしれませんね。

ホワイトスポットはホワイトニングで改善できる?

残念ながら、ホワイトニングでホワイトスポットを改善することはできません。

特に医療用のオフィスホワイトニングは健康なエナメル質に強く作用するため、ホワイトスポットの上から行うと「健康な歯だけが白く漂白され、色の差がより際立ってしまう」というケースも多いようです。

「ホワイトスポットを改善すること」を目的とするなら、歯科医院で然るべき治療を受けた方がよいでしょう。

前歯の白い斑点は治る?ホワイトスポットの原因と治療法|まとめ

歯の表面に白い斑点ができている場合は「ホワイトスポット」が疑われます。

前歯にできることが多く見た目を損なうことから「子どもの頃からずっと悩んでいる」という人も少なくありません。

ホワイトスポットの主な原因には「初期の虫歯」「エナメル質形成不全症」「フッ素症」の3つがあり、原因が「初期の虫歯」である場合のみブラッシングや歯のクリーニングで改善することが可能です。

ホワイトニングを行うと白い斑点が目立ってしまうこともあるため、残念ながらあまりおすすめできる方法ではありません。

「ホワイトスポットを何とか改善したい」とお悩みの方は、治療を行なっている歯科医院でご自身に合った治療法を相談してみてください。

コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。

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