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歯医者で受けるクリーニングの料金はいくら?保険と自費の違いも紹介

更新日:2023年03月31日/ 公開日:2023年03月31日

虫歯や歯周病などの口腔内疾患を予防するためには、細菌の原因となるプラーク(歯垢)を取り除くことが大切です。

プラークや歯石は日々のブラッシングだけでは、完全に取り除くことはできません。

また歯並びなどの影響で、歯ブラシが届きにくい場所もあるでしょう。

そこで重要になってくるのが、定期的に歯医者さんでプラークや歯石を取り除く「クリーニング」の存在です。

とはいえ、長らく歯医者さんを訪れていない方の中には「クリーニングの料金がどれくらいかかるのか分からない」という方も多いようです。

この記事では、保険診療と自由診療の違いについて触れながら、歯医者さんで受けられるクリーニングの料金相場をご紹介します。

歯医者で受けるクリーニングの料金はいくら?保険と自費の違いも紹介

歯医者さんで受けるクリーニング!保険診療と自由診療の違いは?

歯医者さんの内観

歯医者さんで受けるクリーニングには、保険診療と自由診療があります。

この記事を読んでいる方の中には「保険診療と自由診療は何が違うの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

結論から述べると、保険診療が治療を目的にしているのに対し、自由診療は予防を目的としている点が大きな違いです。

クリーニングの違い|①保険診療は治療が目的

歯医者さんの保険治療は、病気になってしまった歯に対する治療を目的に行われるものです。

クリーニングは基本的に「歯の汚れを取ること」=「予防」が目的となるため、保険診療にならないことがほとんどです。

しかし、検査やレントゲンで歯周病歯肉炎と診断された場合は、保険診療の範囲で歯のクリーニングを受けることができます。

クリーニングの具体的な内容は、1回あたり15分程度の歯石除去がメインとなります。

保険診療は基本的に短時間の施術となるため、1度で全ての汚れを落とすことは難しいでしょう。

また保険診療の都合上、歯周病や歯肉炎の経過観察を行わなければなりません。

歯周病や歯肉炎の進行度合いによっても異なりますが、一般的に2〜6回に分けてクリーニングを行います

クリーニングの違い|②自由診療は審美歯科にも対応してもらえる

一方、自由診療では「予防」を目的にしているため、保険診療のように厳格なルールはありません

クリーニングの内容は歯石除去・着色除去・PMTC(専門的機械的歯面清掃)と幅広く、「自由診療」の名前の通り一人ひとりのお口の状態に合わせた自由な施術が受けられます。

施術も1時間ほどかけて丁寧に行われるため、1度で全ての汚れを取り除くことも可能です。

自由診療なら、予防目的だけではなく「歯の黄ばみを取り除きたい」といった審美目的の施術にも対応してもらえますよ。

歯医者さんで受けるクリーニングの料金相場

器具を持った歯医者の手

続いて歯医者さんでクリーニングを受けた場合の料金相場について確認していきましょう。

保険診療の料金 ・1回目:3,000円〜4,000円
・2回目以降:1,500円〜2,500円
自由診療の料金 ・7,000円~20,000円

なお、歯周病などの治療目的でない方が保険診療のクリーニングを受けることは原則不可能です。

治療の一環としてクリーニングを受ける場合は「保険診療」予防や審美目的のクリーニング「自由診療」と覚えておきましょう。

クリーニングの料金相場|①保険診療の場合

保険診療でクリーニングを受ける場合、 6歳から70歳未満の方は所得に限らず3割負担となります。

治療の内容や本数によって前後しますが、保険診療のおおよその相場は初診が3,000円〜4,000円2回目以降は1,500円〜2,500円が目安です。

クリーニングの料金相場|②自由診療の場合

自由診療でクリーニングを受ける場合は全額自己負担となり、料金相場は7,000円〜20,000円が目安です。

自由診療では医院ごとに料金設定が行われているため、どの歯医者さんでどんなクリーニングを受けるかによって料金は大きく異なります。

歯医者さんで受けられるクリーニング「PMTC」の料金&効果

クリーニングで使う歯科器具

歯医者さんで受けられる自由診療の中には「PMTC」と呼ばれるクリーニングがあります。

PMTCでは、通常の歯磨きでは取り除ききれない歯の奥に挟まった汚れやプラークを専用の機器を使って徹底的に取り除いてもらえます。

PMTCの料金 8,000円~15,000円(60分〜90分)

保険診療が治療を目的としているのに対し、PMTCでは予防や口腔ケアを目的としているため自由診療となります。

具体的な施術内容は以下の通りです。

・スケーリング(歯石除去)
・歯面のクリーニング(歯面清掃)
・歯と歯の隙間の汚れを除去
・フッ素塗布

PMTCにはどんな効果が期待できるのか、詳しく確認していきましょう。

PMCTの効果|①審美性の向上

着色による汚れや黄ばみを徹底的に取り除くことで、歯の審美性が向上します。

定期的にPMTCを行うことで、その人が持つ歯本来の白さを取り戻すことができるでしょう。

ただPMTCは歯の汚れを取り除くことを目的としているため、オフィスホワイトニングのように真っ白な歯になることはありません。

PMCTの効果|②口臭の予防

口臭は歯磨きでは落としきれなかった食べ物のかすなどが口内で細菌に分解・発酵される過程で生じると言われています。

PMTCによってプラークや歯石を取り除けば、細菌のエサも減少するため口臭予防にも効果的です。

PMCTの効果|③歯周病の予防

歯周病や歯肉炎を予防する鍵は、歯と歯茎の境目に挟まったプラークを取り除き清潔な状態を保つことにあります。

しかし、どれほど一生懸命歯磨きをしていても歯の隙間に挟まったプラークを完全に取り除くことは難しいものです。

PMTCでは専用の機械や研磨剤を使って歯と歯茎の境目や隙間までキレイに清掃できるため、歯並びが悪い人や磨き残しが心配な方には特におすすめの施術です。

通院のペースは人によってさまざまですが、3〜6ヶ月に1度のペースでPMTCを受けると歯周病になりにくいと言われています。

歯医者さんで受けるクリーニングの料金相場|まとめ

保険診療と自由診療の違いについて触れながら、歯医者さんで受けられるクリーニングの料金相場をご紹介しました。

クリーニングは何を目的として受けるかによって施術の内容や料金が変わってきます。

歯周病や歯肉炎などの治療を目的とする場合は、保険診療となり自己負担額の相場は3,000円〜4,000円(初診の場合)、予防や審美目的でクリーニングを受ける場合は自由診療となり相場は7,000円~20,000円が目安です。

歯周病はお口の中だけではなく、糖尿病や心筋梗塞・脳梗塞といった全身の疾患にも影響を及ぼすことが報告されています。

大切な歯を守るためにも、3〜6ヶ月に1度は歯医者さんでクリーニングを受けましょう。

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コラム監修:菊地ありさ

コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。

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