歯磨き粉が泡立たないのはなぜ？原因や低発泡のメリットも紹介

更新日：2024年04月02日／ 公開日：2024年03月19日

みなさんは歯を磨いている時に「なぜか今日はいつもより歯磨き粉が泡立たないな」と思ったことはありませんか？

歯磨き粉が泡立たないと、きちんと汚れが落ちているのか不安になりますよね。

そこでこの記事では「歯磨き粉が泡立たないのはなぜなのか？」その原因に触れながら、低発泡タイプの歯磨き粉を使用するメリットについて解説していきます。

記事の最後にはホワイトニングカフェおすすめの歯磨き粉もご紹介しますので、歯磨き粉の泡立ちにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

歯磨き粉が泡立たないのはなぜ？

毎日歯を磨いていると、歯磨き粉がよく泡立つ日もあればあまり泡立たない日もあります。

日によって歯磨き粉の泡立ちが違ってくると「今日はなぜ泡立たないんだろう？」と不思議に思いますよね。

ここではまず、歯磨き粉が泡立たないのはなぜなのかその原因を見ていきましょう。

なぜ？歯磨き粉が泡立たない原因｜①個人の口腔内状態

お口の中に油がたっぷり残った状態で歯を磨くと、水分と歯磨き粉の成分が混ざりにくくなり泡立ちが悪くなることがあります。

「カレーや焼肉など、脂っこいものを食べた後だけ歯磨き粉が泡立たない」と感じている人はこのケースが当てはまるでしょう。

軽く口を濯ぐか水をたっぷり飲んでから歯を磨くようにすると、歯磨き粉の泡立ちがよくなることもあります。

なぜ？歯磨き粉が泡立たない原因｜②歯ブラシが乾いている

歯磨き粉に含まれる発泡剤は水分と反応して泡立つため、歯ブラシを水に濡らさない状態で歯を磨くと泡立ちが悪くなります。

「歯磨き粉が泡立たなくて歯を磨きにくい」と悩んでいる人は、歯ブラシを軽く水に濡らしてみると泡立ちが改善されるかもしれません。

しかし、歯ブラシを濡らしすぎるとフッ素などの有効成分も水で流れてしまい、歯磨き粉の効果も半減してしまうため、歯ブラシはできるだけ乾いた状態で使用することをおすすめします。

歯ブラシを濡らさずに泡立ちを良くしたい場合は、上記でも説明したように口をすすいだり、水をたっぷり飲んでから磨くと泡立ちが改善されやすいです。

なぜ？歯磨き粉が泡立たない原因｜③歯磨き粉の成分

市販の歯磨き粉の中には、もともと泡立ちの少ない低発泡タイプの歯磨き粉が存在します。

代表的なのは「ラウリル硫酸ナトリウム」「ショ糖脂肪酸エステル」「ラウロイルサルコシンナトリウム」などをはじめとした「発泡剤」を使用していないジェルタイプの歯磨き粉です。

発泡剤とは歯磨き粉の泡立ちをよくする成分で、主にペーストタイプの歯磨き粉に多く含まれています。

もともと発泡剤が含まれていない低発泡タイプの歯磨き粉は、発泡剤を含む歯磨き粉に比べると泡立ちが少ないと感じやすいようです。

一体なぜ？歯磨き粉は泡立たないほうがいい理由

ひと昔前までは「歯磨き粉」＝「泡立つもの」というイメージでしたが、最近では泡立ちの少ない低発泡タイプの歯磨き粉が注目を集めています。

泡立ちの少ない歯磨き粉には、
・口腔内の状態が確認しやすい
・磨いたつもりになりにくい
・低刺激で歯や歯茎に優しい
など、さまざまなメリットがあります。

ここでは「なぜ歯磨き粉は泡立たない方が良いのか」低発泡タイプの歯磨き粉の具体的なメリットを紹介します。

泡立たない歯磨き粉のメリット｜①口腔内の状態が確認しやすい

発泡剤が多く含まれた歯磨き粉は泡立ちが良い分、泡でお口の中の状態が見えにくくなってしまうため磨き残しが起こりやすくなります。

また口の中が泡だらけになりやすいため、苦しくて長時間磨くことは難しいでしょう。

泡立ちの少ない低発泡タイプの歯磨き粉なら、小さなお子さまやご高齢の方でもお口の中の状態を確認しながら長時間磨き続けることができます。

泡立たない歯磨き粉のメリット｜②磨いたつもりになりにくい

発泡剤が含まれた歯磨き粉は、短時間で泡が立ちお口の中がスッキリするため「しっかり磨けた」と錯覚しやすくなります。

毎日ちゃんと歯を磨いているのに虫歯になってしまう人は、泡立ちの良い歯磨き粉の使用感によって磨けたつもりになっているだけで、奥歯や歯の裏側など細かい部分の汚れを除去できていないのかもしれません。

泡立たない歯磨き粉であれば、爽快感は少ないかもしれませんが、納得するまで磨く癖が付くのでしっかりと歯を磨くことができます。

泡立たない歯磨き粉のメリット｜③低刺激で歯や歯茎に優しい

先ほど、泡立ちの良い歯磨き粉には「ラウリル硫酸ナトリウム」「ショ糖脂肪酸エステル」「ラウロイルサルコシンナトリウム」をはじめとした発泡剤が含まれているとお伝えしました。

これらの成分は体に害のあるものではありませんが、人によっては口腔粘膜に刺激を感じることがあります。

発泡剤が含まれていない低発泡タイプの歯磨き粉は、刺激の少ないシンプルな成分で構成されているため、小さなお子さまやご高齢の方・歯や歯茎が敏感になっている方でも安心して使用できます。

泡立ちよりも磨き方が大切！汚れが落ちるブラッシング方法

どれだけ歯磨き粉にこだわっていても、正しいブラッシングができていなければ汚れを完全に取り除くことは難しいでしょう。

大切なのは歯磨き粉の泡立ちよりも、毎日隅々までブラッシングできているかどうかです。

ここでは、大人になった今だからこそ身につけたい、汚れが落ちる正しいブラッシング方法についてご紹介します。

汚れが落ちるブラッシング方法｜①順番を決めて磨く

順番を決めずに、その時の気分でなんとなく手を動かして歯を磨いていませんか？

磨き残しを防ぐためには、毎回バラバラではなく自分なりにブラッシングの順番を決めておくことが大切です。

基本的にはご自身が磨きやすいルートで構いませんが、どう決めればいいかわからない方は以下のルートがおすすめです。

右利きか左利きかによっても変わるので、磨き残しのないルートを見つけましょう。

右利きの場合は下の右奥歯から、左利きの場合は下の左奥歯から磨くと手が動かしやすく、磨き残しも少なくなるので試してみてくださいね。

汚れが落ちるブラッシング方法｜②平行に当てて小刻みに揺らす

歯磨きのルートが決まったら、乾いた歯ブラシに1.5cm〜2cm程度の歯磨き粉をつけ、歯と平行に当てて小刻みに揺らしましょう。

1本の歯につき小さく10回ほど揺らしたら、隣の歯へと移動させます。

歯ブラシを大きく揺らすと、毛先が歯の隙間に入り込まず磨き残しの原因となるため注意が必要です。

汚れが落ちるブラッシング方法｜③角度を工夫する

歯並びは人によって異なるため、自分の歯の形にあわせて角度を工夫することが大切です。

歯と歯の間に挟まった食べかすは、隙間を目がけて毛先が入り込むように小刻みに動かすと汚れが落ちやすくなります。

デリケートな歯と歯肉の境目は、歯に対して歯ブラシを45度の角度で当てて動かしましょう。

強い力で磨くと歯茎を傷つけてしまうため、力加減には十分注意してください。

歯磨き粉が泡立たないのはなぜ？泡立たないからこそのメリットも｜まとめ

この記事では「歯磨き粉が泡立たないのはなぜなのか？」その原因に触れながら、泡立ちの少ない低発泡タイプの歯磨き粉を使用するメリットについてご紹介しました。

歯磨き粉が泡立たない原因には、以下のような理由が考えられます。

ただし、歯磨き粉が泡立たないことは必ずしも悪いことばかりではなく、以下のようなメリットもあります。

この記事を読んで「磨いたつもりになっていただけで、実は磨き残しが多いのかもしれない」と感じた方は、ぜひ泡立ちの少ない低発泡タイプの歯磨き粉に挑戦してみてください。

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ホワイトニングカフェがプロデュースするホームケアブランド「WHITENING CAFE home」では、歯の健康を考えた低発泡タイプの歯磨き粉「WHITENING CAFE home歯磨き粉」を販売しています。

実際にホワイトニングカフェで働いている筆者も、泡立ちの良い歯磨き粉を使用していた時は口がすぐに泡でいっぱいになり、ついつい短時間でブラッシングを終えてしまっていました。

しかし、日常的に「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉を使うようになってからは、自然とブラッシング時間が長くなったように感じています！

天然の精油をしたローズマリーとレモングラスのさわやかな香りもお気に入りポイントです♪

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