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歯医者に行く頻度は?年齢&歯科検診・矯正治療など目的別に解説

更新日:2023年03月08日/ 公開日:2023年03月07日

自宅でできる虫歯予防として歯磨きに力を入れている方は多いでしょう。

しかし、自宅のケアだけでは歯と歯のすき間に入り込んでしまった細菌の塊を取り除くことは難しく、虫歯や歯周病を予防するには、やはり定期的に歯医者でメンテナンスを受けなければなりません。

とはいえ、特に歯にトラブルを感じていない場合はどれくらいの頻度で歯医者に行くべきか迷ってしまいますよね。

この記事では、歯医者に行く頻度や歯科検診の内容について詳しくご紹介していきます。

歯医者に行く頻度は?年齢&歯科検診・矯正治療など目的別に解説

歯科検診で歯医者に行く頻度は?

歯科医院で施術をしてもらっている

歯科検診とは、歯のトラブルを感じていない時にお口の中に異常が起きていないかを確認するために受ける歯の健康診断のようなものです。

歯科検診を目的に歯医者に行く頻度は、一般的には3ヶ月に1度が目安と言われていますが、厳密には個人差があります。

ここでは、年齢別におすすめの歯科検診の頻度をご紹介していきます。

歯医者に行く頻度|①子どもの場合

お子さまの場合は、3ヶ月に1度のペースで歯医者に歯科検診を受けに行くことをおすすめします。

乳歯は永久歯よりも症状の進行が早く、万が一乳歯が虫歯になってしまうと、この後生えてくる永久歯も虫歯にかかりやすくなると言われています。

子どもは歯の痛みをうまく伝えられないことが多く、気づいた時には症状が進んでしまっているということがよくあるため、積極的に乳幼児歯科検診を受診しましょう。

歯医者に行く頻度|②成人の場合

仕事や学業でなかなか時間が確保できない方も、3ヶ月に1度のペースで歯科検診を受けると虫歯や歯周病にかかりにくくなります。

現時点で歯に異常を感じていなくても、過去に虫歯の治療を受けた場合、詰め物や被せ物に細菌や汚れが溜まりやすくなるため最低でも1年に1度は歯医者を訪れたいものです。

特に喫煙者は非喫煙者に比べて、虫歯になるリスクが2〜3倍高まるとも言われていますので、こまめに歯科検診を受けることをおすすめします。

歯医者に行く頻度|③高齢者の場合

年齢を重ねると虫歯だけではなく歯周病のリスクも高まるため、1〜2ヶ月に1度のペースで歯医者の歯科検診を受けることをおすすめします。

特に歯周病は虫歯と違って、初期段階では自覚症状がなく気づかないうちに症状が進んでしまっているケースが少なくありません。

「歯がグラグラする」「口臭が強くなった」と感じる場合は、虫歯ではなく歯周病の可能性があります。

放置せずに早めに歯医者で適切な治療を受けることは、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を伸ばすことにも繋がります。

歯科検診では何をするの?

歯科医院の用具

先ほど歯科検診は歯のトラブルを抱えていない人が受診する歯の健康診断のようなものとお伝えしました。

とはいえ、長らく歯医者に行っていない人の中には「歯科検診では具体的にどんなことをしているの?」と疑問に思っている方も多いかもしれませんね。

歯医者の歯科検診では主に次のようなことを行います。

・虫歯・歯周病のチェック
・歯石や着色のクリーニング
・歯ブラシ指導

歯科検診の内容|①虫歯・歯周病のチェック

歯科検診で最も重要な項目が、虫歯や歯周病のチェックです。

最近では虫歯や歯周病のリスクには遺伝的要素があるとも言われており、時々歯磨きをサボっていても全く異常のない方もいれば、毎日念入りに歯磨きをしているにも関わらず虫歯や歯周病になってしまう方もいます。

自分はしっかり磨けているから大丈夫と思っていても、定期的に歯科検診を受けることで隠れたトラブルの元を早めに発見できるのです。

歯科検診の内容|②歯石のクリーニング

歯科検診では、スケーラーと呼ばれる機器を使って歯周ポケットや歯肉上の歯石の除去を行います。

歯石の正体は、食べかすや細菌の塊である歯垢が石灰化したものです。

放置するとどんどん硬くなり、毎日の歯磨きでは取り除けなくなってしまいます

3ヶ月に1度(人によっては1ヶ月に1度)歯科検診のタイミングで歯石を除去してもらうことで歯周病のリスクを抑えることができます。

歯科検診の内容|③歯ブラシ指導

歯科検診では、専門の資格を持った歯科衛生士から仕上げ磨きのポイントや虫歯になりやすい場所といったブラッシング指導を受けることができます。

歯医者によっては歯ブラシの持参が求められることもありますので、歯科検診で歯医者を訪れる際には念の為普段から使っている歯ブラシやデンタルフロスを持参するようにしましょう。

矯正治療で歯医者に行く頻度は?

歯科医院で診断をしてもらう人

この記事を読んでいる方の中には、キレイな歯並びを手に入れるために矯正治療を検討している方もいるでしょう。

歯列矯正の期間は歯の状態によって異なりますが、治療が完了するまでに2〜3年ほどかかると言われており、治療期間中は矯正装置の交換やメンテナンスなどで歯医者を訪れる頻度も高くなります。

ここでは、矯正治療中に歯医者に行く頻度を歯列矯正の種類別にご紹介します。

歯医者に行く頻度|①ワイヤー矯正の場合

歯にブラケットとワイヤーを通して歯を徐々に移動させ、歯並びを整える方法です。

歯が磨きにくくなったりブラケットに食べかすが詰まりやすくなったりすることで、虫歯のリスクも高まると言われています。

一般的には表側矯正、裏側矯正問わずほとんどの場合は3週間1ヶ月半に1度の頻度で矯正装置を調整するために歯医者に行く必要があります。

歯医者に行く頻度|②マウスピース矯正の場合

着脱が可能な透明のマウスピースを1日に20〜22時間ほど使用して、歯並びを整える方法です。

食事中や歯磨きの際にはマウスピースを外すことができるため、ワイヤー矯正に比べて磨き残しによる虫歯のリスクが低いのが特徴です。

歯の動きに合わせて新しいマウスピースに交換しなければならないため、ほとんどの場合1ヶ月半に1度の頻度で歯医者に行く必要があります。

歯医者に行く頻度は?定期的な検診で健康な歯を手に入れよう|まとめ

虫歯や歯周病の初期症状は、自覚症状がないことがほとんどで自分でも気がつかないうちに進行してしまうものです。

虫歯や歯周病で歯をなくすと、食事を楽しめなくなってしまったり、滑舌が悪くなってコミュニケーションが思うように取れなくなったりすることがあります。

「トラブルがないから自分は大丈夫」と思うのではなく「トラブルが起こらないように事前に予防する」という気持ちで3ヶ月に1度は歯医者に行くようにしましょう。

また、小さなお子さまやご高齢の方は自覚症状があってもうまく伝えられないことがありますので、定期検診の頻度を増やしトラブルを見逃さないようにしたいものです。

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。

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