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歯周病はうつるの?感染させないための対策法と日々のケアについて

更新日:2025年01月21日/ 公開日:2024年12月20日

歯周病は、口の中の細菌によって発生する感染症の1種です。

プラークという細菌のかたまり中に潜む歯周病菌が原因で起こる病気で、日本でも多くの人が感染しています。

結論から言うと、歯周病は人から人へ感染します。

本記事では、歯周病が人へうつるメカニズムや歯周病の原因、また感染させない・しないための対策法までをご紹介していきます!

歯周病の自覚症状についても解説していますので、ぜひ最後までご一読ください。

歯周病はうつるの?

歯周病はどうやってうつるのか?

歯を痛がりながら鏡を見る女性

歯周病の原因となる細菌は生まれたばかりの頃から口の中にいるわけではありませんが、どのように発生し、感染していくのでしょうか?

まずは、歯周病が発生するまでのメカニズムや、人にうつるまでの仕組み・原因について解説していきます。

歯周病についての理解を正しく行うことで、適切な対処ができるようにしていきましょう。

歯周病のメカニズム

歯周病は、歯周病の原因菌に感染することで起こります。

人間の口内には300種類以上の細菌がいるとされており、その中で歯周病の原因となる細菌が歯と歯茎の境い目で増殖したことで歯茎に炎症が起きます。

この炎症によって形成された歯周ポケットが深くなると、内部が細菌の温床となり、歯周病が悪化していくのです。

また、口の中にいる細菌は唾液にも含まれているため、唾液によって人から人へ感染する可能性があると考えられています。

次の項目では、歯周病がうつる主な原因についてご紹介していきます。

歯周病がうつる原因

歯周病がうつる主な経路としては、「親から子への感染」「パートナー間の感染」の2パターンが考えられます。

感染の原因としては、以下が挙げられます。

同じ食器で食べ物を与える
・飲み物の回し飲みを行う
・キスをする
・食べ物の噛み与えを行う

いずれも親子間やパートナー間では自然に行ってしまいがちな行為ですが、唾液が移動するため感染のリスクが高いと言えるでしょう。

歯周病をうつさないためには

歯をタオルで抑える女性

歯周病が発生・感染するメカニズムと原因が分かりましたが、いざ自分が歯周病となってしまった際、家族やパートナーに歯周病を移さないためにはどんな点に気を付ける必要があるのでしょうか。

大切な人の健康を守るためにも、以下の点をあらかじめ頭に入れておきましょう。

食器の共用や食べ物の噛み与えを行わない

まず重要なのは、先述して紹介したような、うつる原因となる行為を控えることです。

特に子育て中の方は、1歳6ヶ月前後が最も感染しやすい時期と言われておりますので、気を付ける必要があるでしょう。

ご自身以外にも、祖母や祖父などのご家族が食べ物の噛み与え・スプーンや箸といった食器の共有を行ってしまっていないか注意しましょう。

家族1人1人が口腔内環境や身体の健康を維持する

細菌経路に対しての予防法を紹介しましたが、細菌が口内に入った方が必ずしも歯周病を発生するというわけではありません。

歯周病菌が口内に入ってきたとしても、細菌が増殖できる環境でなければ歯周病にはならないのです。

そのため、家族1人1人が口腔内環境を健康に維持しておくことが重要であると言えるでしょう。

また、高血圧の方や糖尿病の方・強いストレスに晒されている方など、免疫力が下がっている方も歯周病にかかりやすいと言われておりますので、体の健康も必要となっています。

本記事では歯周病の感染を予防するために1人1人が出来る予防法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

見逃さないで!歯周病の自覚症状

歯を痛がる男性

歯周病は自覚症状が現れにくい病気とも言われており、気付いたときには症状が進行している恐れがあります。

歯が抜けてしまったりといった取り返しのつかないケースを生まないためにも、初期症状に気付く必要があるでしょう。

以下では、歯周病の自覚症状をご紹介していきますので、該当する症状があったという方は早めに歯科医院の診察を受けましょう。

歯茎の赤み

歯周病は、歯茎などの歯周組織が歯周病菌に感染することによって炎症が起きる病気です。

歯肉が赤みを帯びていたら、歯茎が炎症を起こしているサインであると言えるでしょう。

ただし、タバコを吸う習慣があるという方は、メラニン色素の沈着により症状が分かりにくいといった場合がありますので注意しましょう。

歯茎の腫れ

健康な歯茎は引き締まっていますが、歯周病に感染したことで炎症が進むと、歯茎が腫れてブヨブヨとした状態になることがあります。

歯茎が腫れると歯周ポケットができはじめますので、たまった汚れを落さなければ炎症が進み、歯周ポケットが深くなってしまいます。

歯茎からの出血

歯磨きの際や指先で歯茎を押した際に血が出ることも大きなサインであると言えるでしょう。

歯周病に感染していない際に生じる場合もあることから、あまり問題視されにくく放置されてしまう傾向にありますが、ブラッシングの際などに出血が合った際には歯科医院への受診を強くおすすめします。

歯茎からの排膿

歯周病が進行してしまうと、歯周ポケットが深くなり歯周病菌が増殖し、その結果歯周ポケットからドロッとした膿が出るようになります。

歯茎を強めに押した際に独特の臭いがする汁やドロッとした膿が出る場合には、症状がかなり進行していることを疑った方が良いでしょう。

歯周病を予防するためにできること

オーラルケアグッズ

歯周病を人にうつさないための対策や自覚症状について解説しましたが、最も重要なのは歯周病を未然に防ぐことです。

歯周病は一旦症状が出てしまうと完治が難しい病気とも言われており、感染後は長く付き合っていく必要が生まれてしまいます。

感染したことで家族やパートナー間のスキンシップを行えなくなるのを悲しく感じる方も多いことでしょう。

そこで以下では、感染や発症にいたる前に実践できる歯周病の予防法をご紹介していきます。

正しいブラッシングを行う

まずは、日頃から正しいブラッシングを行い、口腔内から歯周病菌が潜むプラークを少なくすることが重要となります。

磨いたつもりになっていてもきちんとブラッシングを行えていなかったという可能性もありますので、正しく行い、口腔内を清潔に保ちましょう。

定期検診を受ける

生活習慣や年齢によっても口内環境は変化すると言われていますので、歯周病や虫歯などがないか、定期的に歯科医院でチェックして貰うことも重要であると言えます。

また、現状のチェック以外にも、定期健診では歯科医院の専門機器を使用して口腔内のプラークを取り除いてもらえるといったメリットもありますので、ブラッシングで落とせないプラークは歯科医院で落としてもらいましょう。

生活習慣の見直し

高血圧の方や糖尿病の方は全身の免疫力が下がるため歯周病が発症・悪化しやすいと言われています。

また、ストレスが溜まっている方も同様の理由で歯周病になりやすいという事も分かっています。

生活習慣を見直し、身体や精神の健康を維持することが、歯周病に限らず様々な病気を予防することに繋がるでしょう。

また、喫煙すると白血球の機能低下を招くため、歯周病のリスクを高めるというデータもありますので、禁煙することも歯周病の予防に必要であると言えます。

歯周病を未然に防ぐには自宅でのオーラルケアが必須!

歯を磨く子供たち

人にうつしてしまうリスクもある歯周病は、あらかじめ予防しておくことが重要であることが分かりましたね。

歯周病予防には自宅でのオーラルケアが必須となりますので、セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」が提供しているホームケア商品「WHITENING CAFE home」のシリーズを活用し、日頃から口内を清潔に保ちましょう。

ホワイトニングカフェhomeの「マウストリートメント」は、歯磨き後に使用することで、歯をコーティングしてくれます。

歯をツルツルにするだけでなく、配合されているコラーゲンで歯茎の下がりや歯周病の予防にも効果が期待できます!

ホワイトニングカフェでは口臭予防や虫歯予防などにも役立つ商品を幅広く取り揃えておりますので、気になる方はぜひオンラインサイトからチェックしてみて下さい。

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歯周病はうつるの? 感染させないための対策法とは まとめ

歯周病は人から人に移る感染症の1つであり、唾液を介して感染することが分かりました。

歯周病を発症してしまった際には、食器の共用や食べ物の噛み与えを行わないといったことを心掛けることで家族やパートナーへの感染を防ぎましょう。

また、歯周病を発症してしまってから感染を防ぐよりも、まずは1人1人が感染しないことが重要です。

本記事で紹介したように

・正しいブラッシングを行う
・定期検診を受ける
・生活習慣の見直し

といった点を心掛け、口腔内の健康を維持していきましょう。

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