ウォーターピックのデメリットは?糸ようじとの違いや使い方も解説!
更新日:2024年10月07日/ 公開日:2024年10月07日
ウォーターピックとは、普段の歯磨き・マウスウォッシュでは洗い流しきれない歯や舌の汚れ、口臭の原因物質の除去を集中的に行える専用機器です。
今回の記事では、ウォーターピックを使ってみたいと思っているものの、
「本当に効果があるのか?」
「自分の悩みに合っている?」
「デメリットや注意点を押さえておきたい」
と感じている方に向けて、ウォーターピックのデメリット7つを詳しく解説します。
また、後半ではウォーターピックと糸ようじの違いや、正しい使い方についても紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
ウォーターピックによくあるデメリット7選
ウォーターピックには、日常のマウスケアでは取り除くことができない食べカスや歯の汚れ、口臭の原因菌を水圧の作用によって洗い流すメリットがあります。
一方で意外なデメリットもあります。
ここでは知っておきたいウォーターピックのデメリット7つを詳しく解説しているので、満足に使用するためにも必ずチェックしておきましょう。
①慣れるまで使いにくいと感じる
ウォーターピックは、ピック型の細長いブラシを歯の表面や隙間に添えながら汚れを洗い流す使い方が基本となっています。
これまで日常的に使っていた歯ブラシや糸ようじとは使い方や形状がまったく異なるため、使い慣れるまでに時間がかかり、ストレスを感じることが少なくありません。
②日頃のお手入れに手間暇がかかる
ウォーターピックは、本体タンクの外側を拭いたり、ピックやタンク内部を毎回洗い流して乾燥させるといった日頃のお手入れに手間がかかります。
お手入れをしておかないと、雑菌が繁殖して安全に使用できなくなることもあります。
忙しい毎日を過ごす方にとっては、毎回のお手入れがデメリットに感じるかもしれません。
③水の飛び散りがある
ウォーターピックは先端から噴射される水を歯に当てるため、使用に慣れていないと水が飛び散り、洗面所が汚れてしまうことがあります。
慣れれば問題ないですが、初めは飛び散った水の後始末に負担を感じかねません。
ウォーターピックから噴射される水は、歯に当てる角度によってあらゆる方向へ飛び散りやすくなるので、水に濡れても良い使用場所や服装に気を使う必要が出てくるでしょう。
④製品によって騒音が気になることがある
ウォーターピックは高い水圧で口腔内や歯を洗浄するため、製品によっては騒音が気になってしまうかもしれません。
口腔内のケアは、細やかに行うためにもゆったりリラックスしながらのお手入れが理想的です。
人によってはウォーターピックの騒音が気になり、マウスケア自体にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
⑤口内に刺激を感じることがある
ウォーターピックの水圧を高く調整した場合は、水圧が歯茎に強くかかってしまい、痛みや不感など口内に刺激を感じることがあります。
ウォーターピックは水圧が強いほど洗浄力が高まりますが、口内がデリケートで刺激に弱い方は水圧調整が必要になるでしょう。
⑥価格がそれなりに高額
製品や販売メーカーによって差があるものの、ウォーターピックは20,000円台と価格設定はそれなりに高めというデメリットがあります。
コストをかけずに手軽に口腔内のお手入れをしたい方にとっては、相場が20,000円程度だと大きなデメリットに感じるかもしれません。
⑦場所を取る
ウォーターピックは、電動歯ブラシやマウスウォッシュ・糸ようじに比べてサイズが大きく、重量もあるためかさばります。
場所を取ることで置き場所が限られ、他のマウスケアアイテムのように「使ったら仕舞う」といった小回りの利く保管が簡単にできないところもデメリットの1つです。
ウォーターピックと糸ようじは何が違う?
ウォーターピックと糸ようじは、歯の汚れをケアする共通の用途がありますが、他にも違いがあります。
「名前は知ってるけど実際どういうものなのか分かっていない」という方に向けて、ウォーターピックの特徴や性能・糸ようじとの違いを詳しく解説します。
使用方法による手軽さが違う
ウォーターピックと糸ようじは、使用方法の手軽さに大きな違いがあります。
ウォーターピックは機器のため、電源を入れたり水圧・振動を調整する使用方法が基本となります。
一方、糸ようじの場合は、パッケージから取り出したらそのまま歯と歯の隙間に入れて汚れを掻き出す使い方が基本のため、糸ようじの方が手軽で簡単に使用できます。
得られる効果が違う
ウォーターピックと糸ようじは、口腔環境を清潔に健康的に整える効果においても大きな違いがあります。
ウォーターピックの場合は、振動や水圧によって噴射される水を歯や歯間・舌の表面に当てるため、時間をかけずに汚れや臭いの原因菌を洗い流すことができます。
糸ようじは歯と歯の隙間に入れ込んで使うため、部分的なお手入れのみの用途となっています。
使用感が違う
ウォーターピックは振動と圧によって噴射される水を歯に当てて使うため、マッサージされているような心地よい使用感を得ることができます。
糸ようじの場合は、歯の隙間に入れ込み擦る使用方法なので、ウォーターピックのような心地よさは得られないでしょう。
費用の違い
ウォーターピックの費用は製品によって異なるものの、上述のように相場は20,000円程度と比較的高額と言えます。
糸ようじの場合は、100均にも取り扱いがあるほどラインナップが豊富で、数百円程度で買える製品がほとんどのため、誰でも手軽に入手できます。
ウォーターピックの正しい使い方
ウォーターピックを上述したデメリットを感じないように使うには、正しい使い方を早めにおさえておくことが大切です。
日々のケアで、すっきりとした口腔環境を保つためにも確認しておきましょう。
step1|使用前の準備
ウォーターピックの使用前には、以下の準備を済ませておきましょう。
2. ノズルを取り付ける
3. スイッチを入れ、水圧や振動の調整をする
step2|口の中に入れて洗浄
step1でお伝えした使用前の準備が整ったら、口の中に入れ、歯の一本一本や歯の間に当てながら洗浄します。
この時、ピックをゆっくりと動かしながら歯と歯の間・表側・裏側にまんべんなく当てることで汚れを均等に洗浄できます。
step3|メンテナンス
ひと通り洗浄が済んだら、タンク内の水を捨て乾いた清潔な布で拭き取り、しっかり乾燥させます。
ピック部分も同じように拭き取って乾燥させ、涼しい場所で保管します。
余分な水分が残っていると、雑菌の繁殖や臭いの原因になることがあるため注意しましょう。
ウォーターピックのデメリット・糸ようじとの違いや正しい使い方|まとめ
本記事ではウォーターピックのデメリットや糸ようじとの違い、正しい使い方について解説してきました。
ウォーターピックには、「費用が高い・水が飛び散る・騒音が気になる」などのデメリットがあるため、考慮した上で最適な製品選び・正しい使い方を心がけましょう。
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歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。