ホワイトニングをすると歯がもろくなる?理由や注意点を解説
更新日:2023年11月08日/ 公開日:2023年09月27日
ホワイトニングで白くて綺麗な歯を手に入れたいと思っている方のなかには、ホワイトニングを行なうと歯がもろくなるのではないかと心配な方もいるのではないでしょうか。
ホワイトニング自体に歯がもろくなる要因はありませんが、薬剤の刺激による歯や歯茎への痛み・しみなどによって歯がもろくなっていると感じる方もいるようです。
そこで当記事ではホワイトニングで歯がもろくなるといわれている理由や、ホワイトニングを行なう際の注意点などについて解説していきます。
ホワイトニングで歯がもろくなるって本当?
「ホワイトニングで歯がもろくなる」と思われている理由としては、ホワイトニングをすると歯が痛くなることやしみることがあるという点が挙げられます。
しかしホワイトニングを行なったからといって歯がもろくなることはなく、歯が痛くなるのはホワイトニング薬剤によって一時的に知覚過敏を引き起こしているのがおもな原因です。
ホワイトニングで歯がもろくなるといわれる理由とは?
ホワイトニングをしても実際に歯がもろくなることはありませんが、なぜホワイトニングをすると歯がもろくなるといわれているのでしょうか。
その理由としては、以下の4つが挙げられます。
②歯に傷やクラックがあるから
③虫歯菌に侵食されているから
④歯茎に痛みが生じることがあるから
ここからは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
理由①ペリクルが剥がれるから
ホワイトニングを行なうと薬剤の刺激によって歯の表面を保護するタンパク質の膜であるペリクルが剥がれ、一時的に知覚過敏を引き起こしやすくなります。
この知覚過敏による痛みやしみが「歯がもろくなったのではないか」と感じてしまう理由の1つだといえるでしょう。
ペリクルは半日〜2日間ほどかけて再生しますが、その間は刺激を受けやすく着色もしやすい状態のため飲食物には気をつけなければなりません。
理由②歯に傷やクラックがあるから
歯に傷やクラック(ひび割れ)があると、ホワイトニング薬剤の刺激によって知覚過敏を引き起こしやすくなります。
普段から歯ぎしりや歯を強く噛みしめる癖がついている場合は、歯に傷やクラックが発生しやすいため注意が必要です。
先ほどと同様にこの傷やクラックがあることによって引き起こされる知覚過敏の痛みやしみが、歯がもろくなったように感じる理由といえます。
理由③虫歯菌に侵食されているから
虫歯がある場合は、虫歯治療をしてからホワイトニングを行なうのが一般的です。
しかし初期段階の虫歯に関してはまだ痛みを感じないこともあるため、虫歯に気づかずにホワイトニングをしてしまうケースも珍しくありません。
虫歯を治療しないままだと虫歯が進行して痛みがひどくなり、人によってはホワイトニングが原因で歯がもろくなって悪化したと勘違いしてしまうこともあります。
そのためホワイトニングをする際は、まず虫歯や歯周病などがないか確認してから行なうのがおすすめです。
理由④歯茎に痛みが生じることがあるから
ホワイトニング薬剤が歯茎に付着してしまうと歯茎に痛みが生じることがありますが、歯医者さんでホワイトニングを受ける場合は、基本的に歯茎を保護してから施術するため歯茎への刺激は最小限に抑えられています。
しかし自分で行なうホームホワイトニングの場合は、マウスピースに流し込む薬剤の量が多すぎた場合に歯茎に漏れ出してしまうケースがあり、歯茎に痛みが生じることや荒れることも少なくありません。
その結果、ホームホワイトニングによって歯がもろくなったと勘違いする場合があります。
ホワイトニングで後悔しないために!受ける際の注意点とは?
ホワイトニングをして歯がもろくなることはありませんが、薬剤によって一時的に知覚過敏になるケースや歯茎に痛みが生じるケースはよくある話です。
このほかにもホワイトニングをする際には、事前にいくつかの確認を行なっておけば後悔する可能性を軽減することができます。
そこでここからは、ホワイトニングで後悔しないために確認しておいたほうが良いことや注意点について見ていきましょう。
虫歯や歯周病などがあるかどうか
虫歯や歯周病がある場合、症状の進行具合によっては治療を優先する必要があります。
初期段階で問題ない場合はホワイトニングを行えるケースもありますが、いずれにしても虫歯や歯周病の恐れがあるなら事前に診察してもらいましょう。
虫歯や歯周病以外にも知覚過敏や歯に傷やクラック(割れ)がある方、歯が未成熟な15歳未満の方、乳児や胎児に影響を与える恐れのある妊娠中・授乳中の方はホワイトニングは控えるのがおすすめです。
光線過敏症ではないかどうか
歯医者さんに足を運んで施術を受けるオフィスホワイトニングでは、歯にホワイトニング薬剤を塗布したあと光を照射します。
「光線過敏症」と診断されたことがある方の場合は、光を照射する際にやけどのような症状が生じる恐れがあるため避けたほうが良いです。
光線過敏症の場合は、カウンセリング時に「光線過敏症と診断されたことがあります」と伝えるようにしましょう。
無カタラーゼ症ではないかどうか
カタラーゼとは過酸化水素を分解する役割を持った酵素のことで、過酸化水素は歯医者さんで行なうオフィスホワイトニングで使用する薬剤に含まれているケースが多いです。
「無カタラーゼ症」はカタラーゼが不足するのが特徴で、オフィスホワイトニングを受けた際に体内に過酸化水素が蓄積されてしまい、進行性口腔壊死などにつながる危険性があります。
歯がもろくなるのが不安な方は!ホワイトニングカフェにお任せ
ホワイトニングで歯が痛くなることや歯がもろくなることに対して、少しでも不安を感じている方はセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」にお任せください。
ここからはホワイトニングカフェが提供しているセルフホワイトニングや、オリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」について紹介します。
ホワイトニングカフェは安全性の高いホワイトニング溶液を使用
ホワイトニングカフェでは、安全性の高いホワイトニング溶液を使用しているため、歯がもろくなるといった心配はありません。
ホワイトニング溶液には食品や化粧品にも使われている成分を使用しており、施術中や施術後に歯・歯茎が痛くなることやしみるといったこともなく痛みが苦手な方も安心です。
またホワイトニングカフェのホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れを除去することで歯本来の自然な白さを取り戻せます。
まずはセルフホワイトニングを利用して、もっと白くしたいという場合は歯医者さんのホワイトニングを検討するとよいでしょう。
ホームケア商品との併用で歯の歯質強化や虫歯予防につながる
ホワイトニングカフェでは、オリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」も展開しており、サロンケアと併用すればホワイトニング効果を長続きさせることが可能です。
さらに有効成分により歯の歯質を強化して透明感のある滑らかな歯へ導いてくれることに加えて、虫歯や歯周病・口臭予防にもつながるためホワイトニングケアと併せて口腔トラブル予防も行なえます。
ホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」について詳しく知りたいという方は、ぜひ以下のページから商品詳細をご覧ください。
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ホワイトニングで歯がもろくなる理由や対処法まとめ
ホワイトニングをしても実際に歯がもろくなることはありませんが、歯がもろくなると思われている理由としては以下のようなものが挙げられます。
②歯に傷やクラックがあるから
③虫歯菌に侵食されているから
④歯茎に痛みが生じることがあるから
ホワイトニング薬剤によって一時的に知覚過敏が引き起こされて、歯や歯茎に痛み・しみが生じることが、歯がもろくなると感じる理由の1つです。
ホワイトニングをする際は事前に虫歯や歯周病の有無を確認することはもちろん、光線過敏症や無カタラーゼ症ではないかなども確認するようにしましょう。
ホワイトニングの施術にともなう痛みやしみが苦手な方は、ぜひホワイトニングカフェの痛くないセルフホワイトニングをご利用ください。

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。