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歯磨きのやりすぎは良くない?磨きすぎのリスクや対処法を解説

更新日:2025年01月09日/ 公開日:2023年07月03日

みなさんのなかには健康で清潔な口腔内を維持するために、毎日何度も歯磨きをする方や力を入れてゴシゴシと磨いている方もいるのではないでしょうか。

しかし歯磨きをやりすぎるとさまざまなリスクが生じてしまう可能性があるため、正しいやり方・適切な回数で行なうことが大切です。

そこでこの記事では歯磨きのやりすぎによって起こりうるリスクや対処法に加えて、歯磨きをする際に押さえておきたいポイントなどについて解説していきます。

歯磨きのやりすぎは良くない?磨きすぎのリスクや対処法を解説

歯磨きのやりすぎによるリスクとは?

歯磨きをする女性の口元

歯磨きを怠ると虫歯や歯周病・口臭といった口腔トラブルに発展する恐れがあるため、しっかりと行なっていきたいところですが、やりすぎはかえって良くありません。

歯磨きのやりすぎは、以下のような口腔トラブルが起こる可能性があるため注意しましょう。

・知覚過敏になりやすくなる
・歯茎が傷つく
・歯茎が分厚くなる
・歯茎がすり減る

まずは、歯磨きのやりすぎによって起こりうるリスクについて紹介していきます。

歯磨きのやりすぎリスク①知覚過敏になりやすくなる

歯磨きをやりすぎると歯の表面のエナメル質が削れて、エナメル質の下層にある象牙質が露出しかねません。

象牙質は刺激に敏感なため、冷たい食べ物などを口に入れたときに痛みが走ることや歯がしみるといったことが起こります。

さらに、エナメル質が薄くなると菌が歯の内部まで侵入しやすくなり、虫歯になるリスクが高まるので、歯磨きのやりすぎには十分ご注意ください。

歯磨きのやりすぎリスク②歯茎が傷つく

「ブラッシング時に力を入れすぎる」「太すぎる歯間ブラシを使う」といったケアをしていると、歯茎を傷つけてしまう恐れがあります。

上記のようなケアを続けていると歯茎の上皮が擦りむけることや、出血・潰瘍を引き起こすケースも少なくありません。

先ほどの知覚過敏も相まって痛みが生じるリスクが増えるため、歯磨きのやりすぎには注意が必要です。

歯磨きのやりすぎリスク③歯茎に肥厚(フェストゥーン)ができる

歯磨きのやりすぎは知覚過敏・虫歯のリスクを高めたり、歯茎を傷つける恐れがあるだけでなく、歯茎が浮き輪状に腫れ上がった状態の肥厚(フェストゥーン)ができる原因にもなりかねません。

力の入れすぎや歯磨きのやりすぎで歯茎に過度な刺激が加わると、その刺激に対抗するために歯茎が分厚くなって肥厚(フェストゥーン)ができます。

肥厚(フェストゥーン)ができた箇所は炎症や出血を起こしやすく、歯茎が下がる前兆とも言われている症状です。

歯磨きのやりすぎリスク④歯茎がすり減る

歯磨きのやりすぎは歯茎がすり減って歯根が露出する恐れもあり、象牙質でできている歯根はエナメル質よりも柔らかいため、エナメル質が削ている状態だと歯磨き粉に含まれる研磨剤によって歯根がどんどんすり減ってしまいます。

磨き癖にもよりますが楔(くさび)状にすり減ることから「楔状欠損」と呼ばれ、象牙質知覚過敏症や虫歯・歯周病の原因になりかねません。

人によっては歯茎のすり減り(歯肉退縮)と、肥厚(フェストゥーン)が同時にみられるケースもあるようです。

歯磨きをする際に押さえておきたい4つのポイント!

歯ブラシ

歯磨きのやりすぎは様々な口腔トラブルを引き起こしかねない危険な行為なので、絶対に避けたいところです。

歯磨きのやりすぎを改善して正しくブラッシングするためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

ここからは4つのポイントに分けて、歯磨きをする際に意識しておきたいことを確認していきましょう。

ポイント①どの箇所から磨くか決めておく

歯磨きをする際は、どの箇所からどの順番で磨いていくかを事前に決めておくと良いです。

例えば、前歯の歯茎がすり減っている・傷ついている場合は磨きやすい前歯ばかりを磨きすぎている可能性があります。

事前に磨く箇所の順番を決めておくことで磨き残しを減らせるだけでなく、は部分的に歯磨きをやりすぎるのを防げるでしょう。

ポイント②力任せに適当に磨かない

力任せに適当に歯磨きをしていると、上記のように磨き残しや同じ箇所ばかりを磨きすぎることにつながりかねません。

ゴシゴシと力を込めて磨くのではなく歯ブラシを小刻みに動かして、1本1本磨き上げるように優しく丁寧に行なうと良いです。

自分でも気づかないうちに、どうしてもブラッシングの力が強くなってしまうような場合には、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」という持ち方ではなく、ペンを握るように持つ「ペングリップ」という持ち方に変えれば、余計な力が自然と抜けるでしょう。

ポイント③歯磨きの時間は3分程度にする

歯磨きを行なう際は、1回あたりに3分程度の時間をかけるのが理想的です。

もちろん、使用する歯ブラシの種類や歯の磨き方、現在の歯の状態などによっても理想的な時間は変わりますが、3分程度を目安に歯磨きを行えば磨きすぎや磨き残しのリスクは減るでしょう。

歯磨きの頻度、1回あたりにかける時間やタイミングについては、以下の記事で詳しくご紹介しているため、ぜひあわせてご一読ください。

ポイント④自分に合った歯磨き方法を実践する

歯磨き方法には、大きく分けて「スクラビング法」「バス法」「フォーンズ法」の3種類があります。

それぞれの特徴について、以下に表でまとめました。

歯磨き方法 特徴
スクラビング法 ペンのように歯磨きを持って、歯に対して毛先を直角に当てて小刻みに磨く方法。歯茎への刺激が少ない。
バス法 歯と歯茎の間に毛先を当てて小刻みに動かす方法。歯周ポケットの汚れを除去しやすく、歯周病などのトラブルがある人に向いている。
フォーンズ法 上下の歯を噛み合わせた状態で、歯に対して毛先を直角に当てて円を描くように磨く方法。力加減が難しい子どもや高齢者に向いている。

上記のやり方を参考に、自身の歯茎の状態や悩みに合わせて、適切な方法で歯磨きを行なっていきましょう。

歯磨きをやりすぎないために補助的清掃用具を活用しよう!

オーラルケアグッズ

歯磨きのやりすぎは危険ですが、かといって口腔内の汚れをきちんと落とせなければ元も子もありません。

ですが、通常の歯磨きだけで落とせる汚れは全体の6割程度だと言われているのです。

そこで、朝・昼は通常の歯磨きのみにして、夜は歯ブラシでのブラッシングに加えて以下の補助的清掃用具も使用してみましょう。

歯磨きの補助アイテム①デンタルフロス

デンタルフロスは、細い糸状の清掃用具で、歯と歯の間に入れてプラークや食べかすを取り除くために使います。

歯ブラシでは届きにくい歯間の汚れを除去することができ、虫歯や歯周病の予防にも役立つアイテムです。

約40cm程度のフロスを取り、指に巻き付けて糸をピンと張った状態で歯と歯の間に入れ、上下に動かして汚れを取り除いていきます。

指で巻いて使うタイプの他、小林製薬から販売されている糸ようじ®︎のように持ち手がついているタイプもありますので、使いやすい方を使うと良いでしょう。

歯磨きの補助アイテム②歯間ブラシ

歯間ブラシは、細いブラシ状の清掃用具で、歯と歯の間に挿入して汚れを取り除くために使います。

デンタルフロスよりも使いやすく、特に歯と歯の間が広い部分に効果的です。

様々なサイズがありますが、大きすぎるものは歯茎を傷つけてしまったり歯がすり減ってしまう恐れがあるため、自分の歯間に合ったものを選ぶようにしましょう。

使った後は、よく洗って乾かせば繰り返し使えるアイテムではありますが、歯ブラシと同じく使いすぎると菌が繁殖してしまいますので、定期的に交換するようにしてください。

歯磨きの補助アイテム③タフトブラシ

タフトブラシは、毛束が少なくヘッドが小さいペンのような形状のブラシで、別名:ワンタフトブラシとも呼ばれています。

奥歯や歯並びが悪い部分、矯正器具の周りなど、通常の歯ブラシでは磨きにくい場所に最適なアイテムです。

ブラシを小刻みに動かしながら、気になる部分を丁寧に磨くことで、磨き残しを防ぎ口内全体を清潔に保つことができます。

歯磨きの補助アイテム④舌ブラシ

舌ブラシは、舌の表面を清掃するためのブラシで、様々な形状のものがあります。

舌の表面は凸凹としているため食べかすや細菌がたまりやすく、蓄積した汚れが角質化すると舌苔(ぜったい)と呼ばれる白っぽい苔状の汚れが舌にあらわれます。

舌苔(ぜったい)は口臭の原因になる成分で、唾液の分泌量とも密接な関係にあるため、高齢者の方が特にたまりやすい傾向にあるでしょう。

舌ブラシを舌の奥から手前に向かって軽く擦って舌苔(ぜったい)を取り除いくのですが、強く擦りすぎると舌を傷つける可能性があるため、優しく行うことが重要です。

歯磨きやりすぎてしまった時の対処法は?

歯医者で施術する様子

歯磨きは毎日行なうものなので、習慣化してあまり意識せずに磨いているという方は多いのではないでしょうか?

知らず知らずのうちに歯磨きをやりすぎている場合には、以下のような対処法を試してみてください。

対処法①歯医者さんで診てもらう

歯磨きのやりすぎによって歯茎のすり減り(歯肉退縮)や肥厚(フェストゥーン)のほか出血・潰瘍などがみられる場合は、まず歯医者さんで状態を診てもらうことをおすすめします。

歯医者さんなら知覚過敏や歯茎のすり減りなどに対して適切な治療を施してもらえるだけでなく、ブラッシング指導を受けることも可能です。

ブラッシング指導を受ければ、正しい歯磨き方法や自分に合った磨き方を把握したうえで、自宅で効果的にセルフケアできるようになるため、口腔トラブルの回避にもつながるでしょう。

対処法②ホームケアを工夫する

歯磨きをついやりすぎてしまうのであれば、歯や歯茎に優しいホームケア用品を使用してみませんか?

・歯ブラシ
・歯磨き粉
・マウスウォッシュ
・マウストリートメント
・フロスなどの補助アイテム

毎日使用する上記のようなアイテムが本当に自分の歯や歯茎に合っているのか、今一度チェックした方が良いかもしれません。

評価の高い商品が自分に合っているとは限らないため、歯磨きのやりすぎを改善するために様々なアイテムを試してみるのも良いでしょう。

毎日の歯磨きにはホワイトニングカフェのアイテムがおすすめ!

鏡の前で歯磨きをする女性

歯や歯茎を気遣いながら健康で清潔な口腔内を目指したい場合は、セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」のオリジナルホームケア商品“WHITENING CAFE home”の使用をおすすめします。

WHITENING CAFE homeの「トゥースペースト(歯磨き粉)」は、発泡剤に天然由来成分のラウロイルグルタミン酸ナトリウムを採用しており低発泡となっているため、優しくていねいなブラッシングを意識できるようになるでしょう。

また研磨剤(清掃剤)には生体親和性に優れたホタテ貝殻100%使用したヒドロキシアパタイトを採用しており、歯を傷つけずに滑らかでツヤのある歯へと導くことが可能です。

加えて「マウストリートメント」を一緒にご使用いただくことでエナメル質の傷を修復して滑らかにし、配合成分のコラーゲンによって歯茎にハリを与えて歯茎下がりや歯周病を予防する効果も期待できます。

毎日の歯磨きにホワイトニングカフェのWHITENING CAFE homeを使いたいという方は、公式オンラインショップまたはAmazonの公式ストアにて商品詳細をご確認ください。

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歯磨きのやりすぎによるリスクや正しい歯磨き方法|まとめ

本来であれば歯磨きは虫歯や歯周病・口臭予防などを目的に行なうものですが、やりすぎると以下のような口腔トラブルに発展してしまいかねません。

・知覚過敏になりやすくなる
・歯茎が傷つく
・歯茎に肥厚ができる
・歯茎がすり減る

歯茎からの出血や歯がしみるといったリスクもあるため、歯磨きは適切な方法で行なうようにしましょう。

すでにエナメル質や歯茎が傷ついている場合や上記のようなトラブルが起こっている場合は、歯医者さんで診てもらい治療を受けるようにしてください。

あわせて普段の歯磨きを見直して、エナメル質の修復や歯茎ケアの効果が期待できるアイテムを使用することをおすすめします。

ご自宅でのセルフケアには、ぜひホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」をご検討いただければ幸いです♪

「WHITENING CAFE home」の各種アイテムはお近くのホワイトニングカフェ店舗でも購入可能なので、ぜひ以下より近隣の店舗をチェックしてみてください!

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ
北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。

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