歯磨き粉を使うたびに舌が痛い!舌が痛む原因と対処法について解説
更新日:2024年08月16日/ 公開日:2023年12月19日
みなさんのなかには、歯磨きをしている最中に舌がピリピリ痛いと感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
歯磨き中に舌が痛くなる場合、使用している歯磨き粉が原因の可能性があるため、何らかの痛みを感じたらすぐに使用をやめましょう。
この記事では歯磨き粉を使うと舌が痛くなるときの原因やおもな症状にくわえて、対処法などについて解説します。
歯磨き粉を使うと舌が痛い!まずは原因を知ろう
歯磨き粉を使うと舌が痛くなる原因としては、おもに以下の3点です。
②歯磨き粉の成分によるアレルギー反応
③カフェイン摂取による相互作用
それぞれの舌が痛くなる原因について解説します。
舌が痛い原因①歯磨き粉の含有成分による刺激
歯磨きをした際に舌が痛くなるのは、歯磨き粉の含有成分によって刺激を受けていることが原因の1つです。
歯の汚れを落とす役割がある「合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)」は、濃度が高すぎると舌がピリピリと痛むことがあります。
ほかにもミントをはじめとした香料も同様に、ピリピリとした痛みが生じるケースがあるため、まずは使用中の歯磨き粉の含有成分を調べてみるとよいでしょう。
舌が痛い原因②歯磨き粉の成分によるアレルギー反応
体質や口内環境の状態によっては使用している歯磨き粉と相性が合わず、アレルギー反応を起こして痛みが生じるケースがあります。
アレルギー反応につながる成分として挙げられるのは、香味料や添加物で使用されているコカミドプロペルベタイン・プロピレングリコール・安息香酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウムなどです。
歯磨き粉が合わないと感じた場合は、すぐに使用をやめて別の歯磨き粉を使うことをおすすめします。
舌が痛い原因③カフェイン摂取による相互作用
コーヒーや緑茶などに含まれているカフェインと歯磨き粉の成分が相互作用を起こすことによって舌が痛いと感じることがあります。
カフェインは舌の感覚を敏感にする作用があるため、カフェインを摂取したあとに歯磨きをすると舌が痛む場合があります。
カフェインの摂取後に歯磨きをして痛むことが多い場合は、歯磨き前にカフェインを含む飲み物をひかえるようにしましょう。
歯磨き粉で舌が痛いときのおもな症状
歯磨き粉を使用することで生じる舌の痛みは、どのように痛むのかがわかれば原因を予想できる可能性があります。
そこでここからは、歯磨き粉で舌が痛くなるおもな症状について確認しましょう。
ピリピリとした痛みがある
歯磨き粉を使用して舌が痛くなるときは、基本的にピリピリとした痛みが生じるケースが多いです。
痛みの原因が「歯磨き粉の成分の刺激」による場合、歯磨き後しばらく経てば和らぐ場合がほとんどです。
しかし、歯磨きをやめても長期間ピリピリした痛みが続いたり、舌の不快感がある場合は歯磨き粉との相性が悪いかアレルギー反応を起こしている可能性があります。
舌先端に痛みを感じる
舌の先端が痛む場合は、歯磨きをしている最中に歯ブラシや歯が舌の先端に触れて、刺激を受けることで生じるケースがあります。
舌の先端に痛みを感じるときはブラッシング方法が合っていない可能性があるため、まずはブラッシングを見直すことからはじめるとよいでしょう。
ヒリヒリ感が長期間続く
「ヒリヒリ、カーッとした痛み」または「ピリピリした不快な痛み」が長期間続く場合は舌痛症の可能性があります。
目安としては1日2時間以上、3カ月以上にわたって連日繰り返す場合は舌痛症が考えられるでしょう。
舌痛症は明確な原因がわかっていませんが、上記でも触れたように歯磨き粉の刺激やアレルギー反応、カフェイン摂取、ストレス過多などが関係している可能性があります。
歯磨き粉を使ったときに舌が痛い場合の対処法
歯磨き粉を使ったあとに舌に痛みが生じた場合、具体的にどのような方法で対処すればよいのでしょうか?
基本的には歯医者さんや専門医に診てもらうのが1番良いのですが、ここではセルフでもできる対処法も一緒に紹介します。
歯医者さんや専門医の診察を受ける
歯磨き粉を使ったことで舌や口腔内に痛みが生じた場合やアレルギー症状が現れた場合は、できるだけすぐに歯医者さんや専門医に診てもらうのがおすすめです。
場合によっては歯磨き粉の使用以外に痛みの原因がある可能性もあるため、自己判断せずにきちんと専門家に相談しましょう。
何らかの病気だった場合は、早期発見・早期治療につながります。
しっかりと口内をすすぐ
歯磨き中にアレルギー反応がみられた場合は、まずしっかりと口内をすすぐようにしましょう。
口内だけでなく口周りや顔付近に歯磨き粉が付着すると、その部分にもアレルギー反応が起こる可能性があるため注意が必要です。
歯磨き粉の量を減らせば、歯磨き中に飲み込んでしまう歯磨き粉の量が軽減されて、歯磨き粉の成分によるアレルギー反応を抑えられる可能性があります。
低刺激の歯磨き粉に変える
使用している歯磨き粉によっては刺激が強く、口内環境と合っていない場合もあるでしょう。
相性が悪いと感じる場合は、できるだけ添加物が少ない、もしくは入っていないものを選ぶことをおすすめします。
オーガニック系の歯磨き粉もありますが、人によってはハーブにアレルギー反応を起こすケースもあるため注意が必要です。
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歯磨き粉を使ったあとに舌が痛い原因と対処法まとめ
歯磨き粉を使ったあとに舌が痛いと感じる原因としては、歯磨き粉に含まれている成分による刺激を受けているか、アレルギー反応を起こしている可能性が考えられます。
ほかにも歯磨き前にコーヒーやお茶を飲んでカフェインを摂取した場合、カフェインの作用によって舌が痛いと感じるケースも少なくありません。
舌が痛いときは自分に合った歯磨き粉を使用することや、ブラッシング方法の見直しをしつつ、歯医者さんや専門医に診てもらうのがおすすめです。
もし現在使用している歯磨き粉から買い替えを検討している場合は、健康的で清潔な口腔内の維持をサポートできるWHITENING CAFE homeの歯磨き粉をお試しください。

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。