口臭ケアは子供にも必要?子供の口臭の原因や対策方法について解説
更新日:2023年11月08日/ 公開日:2023年08月30日
みなさんのなかには「子供の口臭が気になる」「毎日歯磨きしているはずなのに子供の口が臭い」と悩んでいる方や、子供の口臭の原因について知りたいという方もいるのではないでしょうか。
子供の口臭の原因としては基本的に歯磨き不足などが挙げられますが、場合によっては何らかの病気を引き起こしている可能性もあるため注意が必要です。
そこでこの記事では子供の口臭の原因や、口臭ケア・対策方法などについて解説していきます。
子供の口臭が気になる?原因として挙げられるものとは
子供の口臭が気になる場合、口臭の原因としては以下のようなものが挙げられます。
・口呼吸になっている
・鼻などの病気
・虫歯や歯肉炎などになっている
・ストレスを抱えている
「毎日しっかりと歯磨きをさせているはずなのに」と思っても、実際には隅々まできちんと磨けておらず磨き残しが生じている可能性があるかもしれません。
まずは、上記で挙げた子供の口臭の原因について詳しく確認していきましょう。
子供の口臭の原因①口内ケアが不十分
歯磨きをする回数が少ない場合や正しい磨き方ができていない場合は、細菌の塊であるプラーク(歯垢)が蓄積されてしまいます。
プラークはガスを発生させるため口臭の原因につながるだけでなく、虫歯や歯周病を引き起こす可能性もあるため口内ケアをきちんと行なうことが大切です。
子供の歯磨きに関しては、自分ではしっかりと磨けているつもりでも実際には不十分なケースも珍しくありません。
子供が自分で歯磨きできる年頃になっても、正しい磨き方ができているかどうかを保護者が確認してあげるようにしましょう。
子供の口臭の原因②口呼吸になっている
普段から口呼吸をする癖が付いていると口腔内が乾燥しやすく、抗菌作用のある唾液の分泌が減少するため雑菌が増殖して口臭につながります。
また唾液の分泌量が減ると歯と歯の隙間に溜まった歯垢や食べかすを綺麗に洗い流せず、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなるため注意が必要です。
特に冬場は風邪や鼻詰まりを起こしやすいため口呼吸になってしまうケースも珍しくなく、さらに空気の乾燥も相まって口腔内が乾燥する場合があります。
子供の口臭の原因③鼻や喉などの病気
扁桃炎は子供がなりやすい病気の1つといわれており、喉の奥にある扁桃に開いている小さな穴に細菌の死骸や食べかすが溜まると「膿栓(のうせん)」という臭い玉ができて悪臭を発生させてしまいかねません。
ほかにも副鼻腔に鼻水や膿が溜まる副鼻腔炎になると、膿が悪臭を放つことで口臭がきつくなることがあります。
またウイルス性の風邪や胃腸の病気が原因となって口臭につながるケースもあるため、虫歯などがない場合は上記のような別の病気を疑ったほうが良いかもしれません。
子供の口臭の原因④虫歯や歯肉炎などになっている
プラーク(歯垢)が蓄積すると虫歯や歯肉炎のリスクを高める可能性があり、歯周病の初期段階である歯肉炎の症状が進行すると出血や口臭がきつくなることがあります。
歯周病と聞くと大人に起こりやすい病気という印象を持つ方が多いですが、実際には子供でも歯周病になる可能性はあるため注意が必要です。
なお厚生労働省の調査によると5〜20歳までの子供の50%は、歯肉炎を発症していることがわかっています。
子供の口臭の原因⑤ストレスを抱えている
子供がストレスを抱えていると交感神経が優位になり唾液の分泌量が減ってしまうのですが、唾液の分泌量が減少して口内が渇くと細菌が増殖しやすくなって口臭につながりかねません。
子供には子供のストレスというものがあり、例えば「塾や習い事で忙しい」「テストで良い点数が取れない」「友達との交友関係がうまくいっていない」などの悩みを抱えている場合があるため、保護者がしっかりとケアしてあげることも大切です。
子供の気になる口臭を改善するには?対策方法を紹介
子供の口臭の原因には口内ケア不足や口呼吸のほか病気やストレスなどが挙げられますが、口臭が気になっていると学校での交友関係に影響することや、コミュニケーションが上手く取れないといったことにつながる可能性もあるでしょう。
そのため保護者がしっかりとサポートしながら、子供の口臭を改善するために対策を考えて実行してあげることが大切です。
そこでここからは、子供の気になる口臭の対策方法について紹介していきます。
子供の口臭ケア・対策方法①口内ケアをしっかり行なう
小学生になると1人で歯磨きができる子供がほとんどですが、この年代でも正しくブラッシングできているかなど保護者がチェックしながら教えてあげることが大切です。
磨きが足りない箇所があればきちんと指摘してあげ、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシなどを使った歯間掃除も習慣付けるとよいでしょう。
小さな子供に対しては歯ブラシが子供の口のサイズに合っているか確認し、場合によってはタフトブラシという小型の歯ブラシを使うことも検討してください。
子供の口臭ケア・対策方法②噛む力を鍛える
口を開けっ放しにして口呼吸をする癖が付いてしまっている場合は、口周りの筋肉が弱いことが考えられます。
噛む力を鍛えれば口を開けっ放しにするのを改善できるほか唾液の分泌促進にもつながるため、しっかりと噛んで食事することを指導しながら噛み応えのある果物・野菜を食べさせてあげると良いです。
「食べ物をすぐに飲み込む・食べるのが早い」という場合は、消化不良を起こすこともあるため、その点に関しても注意しながら指導しましょう。
子供の口臭ケア・対策方法③こまめに水分補給させる
口呼吸やストレス・緊張などが原因で口腔内が乾燥すると、唾液の分泌量が減少して細菌が増殖し口臭につながります。
そのためこまめに水分補給を促して、口腔内が乾燥しないように指導してあげるのも口臭ケアの1つです。
水分補給をする際は甘いジュースだと虫歯の原因になる可能性があるため、水やお茶などを飲むことをおすすめします。
子供の口臭ケア・対策方法④定期的に歯医者さんに行く
子供の口臭の原因には虫歯や歯周病なども挙げられるため、定期的に歯医者さんに足を運んでメンテナンスや口臭ケアを受けると良いです。
またしっかりと歯磨きしているつもりでも磨き残しによって歯垢が蓄積されているケースもあるため、歯垢や歯石の沈着を防ぐためにも歯医者さんでクリーニングを受けましょう。
歯医者さんでは正しい磨き方なども指導してもらえるため、保護者からの指導が難しい場合は歯医者さんに頼ることをおすすめします。
子供の口臭ケアにはホワイトニングカフェのマウスウォッシュ
子供の口臭ケアには普段の歯磨きに加えてデンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間などに溜まった歯垢もしっかりと落とすことが大切です。
また上記に加えてセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」が提供する、オリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」のマウスウォッシュの使用をおすすめします。
WHITENING CAFE homeのマウスウォッシュはノンアルコールタイプとなっており、低刺激のためぶくぶくうがいができるようであれば小さな子供でも安心してお使いいただくことが可能です。
さらに毎日口の中に入れて使用するものだからこそ配合成分にこだわっており、アルコール以外に合成着色料・合成甘味料・鉱物油・紫外線吸収剤・動物性原料・サルフェートなどを配合していません。
配合成分のテルピネン4オール(ティーツリー葉油)によって口内の細菌を殺菌する効果も期待できるため、口臭だけでなく虫歯・歯周病予防といった効果も期待できます。
子供の口臭ケアにWHITENING CAFE homeのマウスウォッシュを使いたいという方は、ぜひ以下のページから商品詳細をご確認ください。
▶WHITENING CAFE home マウスウォッシュの詳細はこちらから!
子供の口臭の原因や口臭ケア・対策方法まとめ
子供の口臭の原因としては、おもに以下のようなものが挙げられます。
・口呼吸になっている
・鼻などの病気
・虫歯や歯肉炎などになっている
・ストレスを抱えている
基本的には口内ケア不足によって細菌の塊であるプラーク(歯垢)が蓄積していることが原因である場合が多いですが、なかには病気やストレスが原因となっているケースもあるため、保護者さんがしっかりと寄り添って対応してあげましょう。
子供の口臭ケアには普段の歯磨きなどをしっかりと行なうことに加えて、「噛む力を鍛える」「こまめに水分補給する」といった方法も対策になります。
また口臭だけでなく虫歯や歯周病予防のためにも、定期的に歯医者さんに足を運んでクリーニングしてもらうのもおすすめです。
ご家庭で子供の口臭ケアを行なう場合は歯ブラシやデンタルフロスなどと併せて、ぜひWHITENING CAFE homeのマウスウォッシュをご利用ください。

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。