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ジルコニアとセラミックの違いとは?それぞれの素材の特徴を徹底比較

更新日:2022年10月03日/ 公開日:2022年10月03日

セラミック治療は虫歯などが原因で欠けてしまった歯や、黄ばんだ歯を天然歯に近い色味・質感のセラミックで補う治療法のことをいいます。

このセラミック治療では目的や治療を施す箇所などに応じてさまざまな素材を使用することがあり、その中でもよく耳にするのがオールセラミックジルコニアという素材です。

この記事ではジルコニアとセラミックにどういった違いがあるのかという点や、それぞれの素材の特徴について比較しながら解説していきたいと思います。

ジルコニアとセラミックの違いとは?それぞれの素材の特徴を徹底比較

ジルコニアはどんな特徴を持った素材?

ジルコニアはどんな特徴を持った素材?

ジルコニアは二酸化ジルコニウムと呼ばれる物質でできており、高い強度・耐久性を持っていることから「人工ダイヤモンド」といわれている素材です。

セラミック治療以外にもNASAのスペースシャトルの部品に使われることもあり、さらに非金属のため人工関節や口内にも安心して使用できる素材となっています。

ここからは、ジルコニアが持つ特徴について詳しく確認していきましょう。

ジルコニアの特徴①噛み合わせが強い奥歯にも対応

ジルコニアは「人工ダイヤモンド」や「白いメタル」と呼ばれることがあるほど丈夫で、オールセラミックと比べても高い強度を有しています。

そのため噛み合わせが強い奥歯などの部位にも使用することができ、さらに強度が必要なブリッジ治療にも対応可能です。

ジルコニアの特徴②高い耐衝撃性を持っている

ジルコニアはオールセラミックよりも高い耐衝撃性があるため、球技系スポーツなど顔に強い衝撃を受ける可能性がある方にもおすすめの素材といわれています。

オールセラミックの場合は強い衝撃を受けた際に割れる・欠けるといった可能性がありますが、ジルコニアであれば衝撃を受けても破損するリスクがかなり低いです。

ジルコニアの特徴③セラミックよりも比較的安価

ジルコニアはオールセラミックよりも強度や耐衝撃性などが高いといった特徴がある一方で、コスト面に関してもセラミックより比較的安価というメリットがあります。

例えばオールセラミックなら10万円程度のところをジルコニアなら7万円程度で済むケースもありますが、実際にはセラミック治療の内容や範囲などによって大きく異なるでしょう。

セラミックはどんな特徴を持った素材?

セラミックはどんな特徴を持った素材?

オールセラミックと比較するとジルコニアは、強度や耐衝撃性といった面で優れる部分がありますが反対に劣る部分もあります。

ここからはオールセラミックの素材の特徴を解説しながら、ジルコニアとの違いについて確認していきましょう。

セラミックの特徴①見た目が美しく元の歯と馴染みやすい

オールセラミックの良いところは何と言っても天然歯に近い白さや透明感を持っている点で、見た目が美しいため元の歯とも馴染みやすいメリットがあります。

ジルコニアも天然歯に近い見た目をしていますが見た目の美しさでいうとオールセラミックのほうが優れているため、歯を綺麗にすることを目的とする場合にはオールセラミックがおすすめです。

セラミックの特徴②天然歯に似ているため前歯にも使える

オールセラミックは白さや透明感が天然歯に最も近いと言われているため、ジルコニアだと目立ってしまう可能性の高い前歯でもオールセラミックなら問題ありません。

そのため前歯には天然歯と見た目がさほど変わらないオールセラミック、奥歯など噛む際に強い力が加わりやすい箇所にはジルコニアといったように治療箇所によって使い分ける場合が多いです。

セラミックの特徴③ジルコニアと比べて割れるリスクがある

オールセラミックと比較するとジルコニアは硬いため多少の衝撃や強い力が加わっても割れるリスクは少ないですが、その分研磨しづらく歯にぴったりと合わせる作業が難しいという違いがあります。

一方、オールセラミックはジルコニアに強度で劣る分加工しやすいため歯の形にぴったり合わせることができますが、割れるリスクがあるという点も否定できません。

ジルコニアかセラミックにする前にホワイトニングも検討しよう!

ジルコニアかセラミックにする前にホワイトニングも検討しよう!

虫歯などが原因で歯が欠けてしまった場合はセラミック治療を受けてジルコニアやオールセラミックにすると良いですが、歯の黄ばみを解消したいということが目的なのであればホワイトニングを検討するのもおすすめです。

ここからはセラミック治療ではなく、ホワイトニングで白い歯を手に入れるメリットについてご紹介していきます。

自然な白さの歯を手に入れられる

ジルコニアやセラミックの色味・質感は天然歯によく似ていますが、やはり本物の歯で自然な白さを手に入れることが1番の理想ではないでしょうか?

ホワイトニングなら歯表面に付着した着色汚れを落として、歯本来の自然な白さを取り戻すことができます。

また回数を重ねるごとに白くなっていくため、自分の理想の白さを確認しながらホワイトニングを受けられる点もメリットの1つです。

天然歯を削る必要がない

歯の見た目を綺麗に整えたいという目的でセラミック治療を受ける場合、天然歯を削る必要があるためどうしても歯に負担がかかってしまいます。

しかしホワイトニングであれば上記の通り歯表面の汚れを落として歯を白くするため、天然歯を削る必要がなく安心して施術を受けることが可能です。

またホワイトニングに使用する溶液は安全性の高い成分を使っているため、施術中や施術後に痛みを感じることなく白い歯を目指すことができます。

費用を抑えて歯の見た目を綺麗にできる

セラミック治療は自由診療に該当し保険が適用されないため料金が高い傾向にあり、使用する材料や治療内容によっては十数万円以上するケースも珍しくありません。

その点ホワイトニングであれば費用を抑えて歯を美しくでき、ホワイトニングカフェの場合だとWホワイトニング1回4,980円〜で利用することが可能です。

さらに今なら初めての方限定でWホワイトニングの初回分が0円になるキャンペーンや、学生割・SNS割といったメニューも用意しておりお得に始めていただけます。

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ジルコニアとセラミックの違いと各素材の特徴|まとめ

人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアはセラミックの中でも高い強度・耐衝撃性を持っており、噛む際に強い力が加わりやすい奥歯のセラミック治療によく使用される素材です。

一方オールセラミックはジルコニアと比較するとやや強度で劣りますが、その分透明感や白さでは天然歯と非常によく似ているため、目立ちやすい前歯などのセラミック治療に向いているといった点に違いがあります。

他にもジルコニアのほうがオールセラミックより治療費が安いなどの違いもありますが、いずれも治療を行うためには天然歯を削らなくてはなりません。

そのため歯を白くしたいという目的でセラミック治療を受けるのであれば、歯を削らずに歯本来の自然な白さを手に入れられるホワイトニングがおすすめです。

ホワイトニングカフェなら費用を抑えて歯を白くでき、さらにサロンケアとホームケアを併用することで虫歯・歯周病・口臭予防といった効果も期待できます。

ぜひこの機会に白く綺麗な歯を手に入れたいと考えているのであれば、お近くのホワイトニングカフェへご相談ください。

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。

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