ホワイトニングした歯の色は戻る?色戻りの原因や予防方法を解説
更新日:2024年08月16日/ 公開日:2023年10月31日
ホワイトニングで歯を白くした方のなかには、時間経過とともに再び黄ばみが気になるようになったという方もいるのではないでしょうか。
ホワイトニングは方法にかかわらず少しずつ色が戻るのが一般的で、定期的にクリーニングやメンテナンスを行なって白さを維持しなければなりません。
今回は、ホワイトニングをしたあとに色が戻る原因や歯の白さの持続期間をホワイトニングの種類別に紹介した後、色戻りが生じるのを予防する方法などについて解説します。
ホワイトニングをしても時間経過で色が戻る原因とは
ホワイトニングは歯の黄ばみを解消して白い歯を取り戻せる方法ですが、その効果は永久的なものではなく時間経過とともに少しずつ色戻りしていくのが一般的です。
色戻りはホワイトニング方法に関係なく起こるといわれており、その原因にはある程度共通するものがあります。
そこでまずは、ホワイトニングをしても色が戻る原因について確認しましょう。
色が戻る原因①着色しやすい飲食物を口にするから
ホワイトニングをしたあとは歯が着色しやすい状態になっているため、ホワイトニング直後に着色しやすいものを食べると色が戻る可能性があります。
また普段の生活のなかでカレーライスやコーヒーにくわえて、チョコレート・お茶・ワインなど着色しやすいものを日常的に口にしている場合は、特に色戻りしやすいでしょう。
食事に限らず喫煙している場合もタバコに含まれるタールによって、再び歯が着色して色戻りが生じてしまいかねません。
色が戻る原因②エナメル質に水分が戻るから
ホワイトニング直後はエナメル質の水分が失われることで歯が白く見えるようになり、時間経過とともにエナメル質に水分が戻るとわずかに白さが損なわれて見えます。
実際にはそれほど色戻りしていなくても、白い歯に目が慣れたために若干の着色で色が戻ったと感じるケースも少なくありません。
色が戻る原因③再石灰化によってエナメル質が透けるから
ホワイトニングは薬剤を歯の表面に塗布することによって、エナメル質の表面を曇りガラスのような状態に変化させて歯を白くします。
具体的にはエナメル質が曇りガラスのようになることで、エナメル質の下層にある黄色い色素を持った象牙質が見えにくくなり白く見えるという仕組みです。
歯はミネラル分が失われたあと再度表面をエナメル質で覆う「再石灰化」を繰り返すのですが、再石灰化によって曇りガラス状だったエナメル質が再度透けるようになり、象牙質の色味も透けて見え色が戻ったと感じます。
色が戻る原因④加齢にともなってエナメル質が薄くなるから
歯は日々の食事や歯磨きによって少しずつ摩耗していくだけでなく、食品に含まれる酸によっても溶けるため、加齢にともなって少しずつエナメル質が薄くなります。
その結果エナメル質が薄くなって、その下にあるもともと黄色味を帯びた象牙質が透けて見えるようになり色が戻ったと感じることも少なくありません。
ホワイトニング方法別!色が戻るまでの期間
ホワイトニング後は基本的に少しずつ色が戻るものですが、実際に効果が持続するのはどのくらいの期間なのでしょうか。
効果の持続時間はホワイトニングの種類や、歯の着色状態などによって個人差があります。
では、目安として色が戻るまでの期間はどのくらいなのかを解説します。
オフィスホワイトニングの色が戻るまでの期間
オフィスホワイトニングは歯医者さんで行なうホワイトニングで、高濃度のホワイトニング薬剤を使用するのが特徴です。
そのため効果を実感するまでの期間は早いものの色が戻りやすく、オフィスホワイトニングにおける効果の持続期間の目安は約3〜6ヶ月といわれています。
ホームホワイトニングの色が戻るまでの期間
ホームホワイトニングは歯医者さんで処方されたマウスピースと専用の薬剤を使って、自宅で行なうホワイトニング方法です。
オフィスホワイトニングと比べると薬剤の濃度が抑えられているため、じわじわとゆっくり効果が現れます。
効果を実感するまで時間がかかるものの、オフィスホワイトニングよりも効果の持続時間が長く、ホームホワイトニングの効果の持続時間は約6〜12ヶ月が目安です。
デュアルホワイトニングの色が戻るまでの期間
デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用した方法で、即効性があり持続時間も長い点が特徴となっています。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法のため、費用がかかってしまうデメリットはありますが、効果の持続時間は約1〜2年が目安です。
セルフホワイトニングの色が戻るまでの期間
セルフホワイトニングは、定期的なメンテナンスさえしっかりとしていれば、半永久的に効果を持続させられます。
セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」では、1〜3ヶ月ごとのメンテナンスを推奨しており、継続してメンテナンスすれば白い歯を長期間維持することが可能です。
ある程度歯が白くなったあとは、1〜3ヶ月に1回の定期メンテナンスのみで維持できるためコスパが良いのもセルフホワイトニングの魅力といえるでしょう。
ホワイトニング後に歯の色が戻るのを予防する方法
せっかくホワイトニングで歯を白くしても、しばらく経てば色が戻るというのは、もったいないと感じても仕方ありません。
ホワイトニングをした後でもできるだけ白い歯を維持できるように、ここからは色戻りを防ぐ方法を紹介します。
着色しやすい飲食物を口にしたあとは水でゆすぐ
ホワイトニング後はできるだけ着色しやすい飲食物を控えることが推奨されており、ホワイトニングの種類によっては食事制限が設けられている場合もあるのですが、人によっては着色しやすいコーヒーを日常的に飲む方もいるのではないでしょうか。
その場合は食後に口をゆすぐようにすると、歯の表面に付着した着色汚れをある程度落とすことができます。
喫煙している場合は、
・できるだけ本数を減らす
・タールが発生しない電子タバコに切り替える
といった方法で対応すると、ヤニによる色戻りを少しは予防できるでしょう。
ホワイトニングカフェのWホワイトニングであれば、着色汚れを落とすだけでなく再付着を防止できるため、施術直後でも飲食物や喫煙などの我慢が不要です。
WHITENING CAFE homeでは、またタバコをよく吸う方に向けたホームケア商品の「ヤニ取りセット」をご用意しております。
ヤニ取りセットをホワイトニングと併せて毎日のケアに取り入れていただくことで、ホワイトニングの効果を高めることにつなげることができます♪
WHITENING CAFE homeの
ヤニ取りセットはコチラ!
定期的にクリーニング・メンテナンスを受ける
ホワイトニングを受けたあとは、定期的にクリーニングを受けることで歯の着色汚れを除去して白さを維持できます。
またクリーニングは着色汚れだけでなく歯垢や歯石除去もしてもらえるため、虫歯や歯周病予防にもつながる点がメリットです。
上記で触れたとおりホワイトニングカフェでも、定期メンテナンスをすることによって歯の白さを長持ちさせられます。
着色汚れが蓄積しないようにこまめに歯磨きをする
「食後に口をゆすぐ」「定期クリーニング・メンテナンスを受ける」だけではなく、色戻りを予防するには日頃の歯磨きも大切です。
毎日の歯磨きをきちんと行なうことで色素沈着を防げるだけでなく、さまざまな口腔トラブル予防につながります。
ただしブラッシングが強すぎると歯の表面が傷つき、その傷に汚れが入り込んで黄ばみやすくなるため注意が必要です。
歯を傷つけずにツヤのある滑らかな歯にしたいなら、ホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉をおすすめします。
ホワイトニング後に色が戻る原因と色戻りの予防方法まとめ
ホワイトニングをしたあとに色が戻る原因は、おもに以下の4つです。
②エナメル質に水分が戻るから
③再石灰化によってエナメル質が透けるから
④加齢にともなってエナメル質が薄くなるから
できるだけ白い歯を維持したいなら、ホワイトニング後の食事や喫煙に気を遣うだけでなく、定期的なクリーニング・メンテナンスを受けることをおすすめします。
「ホワイトニング後もできるだけ食事・喫煙を我慢したくない」
「定期メンテナンスするにしてもあまりお金をかけたくない」
上記のような悩みを持っている方は、ぜひ食事制限・禁煙の必要がないホワイトニングカフェの「Wホワイトニング」をご検討ください。
ホワイトニングカフェのWホワイトニングなら1回4,980円とリーズナブルな価格設定となっているだけでなく、1〜3ヶ月の定期メンテナンスで出費を抑えることも可能です。
さらに今なら初めての方限定でWホワイトニング1回4,980円が初回分0円になるキャンペーンを実施しているため、お得にホワイトニングしたい方はぜひお近くのホワイトニングサロンへのご予約をお待ちしています。

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。