歯の黒ずみは何が原因?それぞれの原因に分けて対処法を解説
更新日:2022年12月26日/ 公開日:2022年12月14日
歯磨きをしている際などにふと歯の黒ずみを発見して、「もしかして虫歯ができたのかも?」と心配になる方もいるのではないでしょうか。
しかし、歯の黒ずみの原因にはさまざまなものが挙げられるため一概に虫歯が原因とは言い切れず、原因によって適切な方法で対処していかなくてはなりません。
そこでこの記事では歯の黒ずみの原因にはどんなものがあるのかという点や、それぞれの原因に分けて対処法を解説していきます。
歯の黒ずみの原因にはどんなものがある?
歯の黒ずみの原因として真っ先に思い浮かぶのが虫歯ですが、実際には虫歯以外の原因も考えられるためまずは何が原因で歯が黒ずんでいるのか知ることが大切です。
歯の黒ずみの原因としては、主に以下のようなものが挙げられます。
・歯髄が死んでいる
・詰め物や被せ物の変色
・抗生物質による影響
・着色汚れ
まずはそれぞれの歯の黒ずみの原因について確認していきましょう。
歯の黒ずみの原因①虫歯
虫歯が進行して歯に穴が空くとその穴が空いた箇所が黒ずんで見え、さらに歯の内側まで虫歯が侵食した場合は歯全体が黒ずんで見えます。
虫歯が原因で歯の黒ずみが生じている場合は症状が深刻化している可能性が考えられるため、できるだけ早く歯医者さんで治療を受ける必要があるでしょう。
歯の黒ずみの原因②歯髄が死んでいる
歯に強い衝撃などが加わったことが原因で歯髄(歯の神経)が死んでしまうことがあり、神経が死ぬと歯に栄養が行き渡らなくなって黒ずむケースがあります。
さらに虫歯治療を行う際に歯の神経を抜く場合がありますが、この場合も神経がなくなることによって上記と同様の理由で歯の黒ずみが生じるケースも珍しくありません。
歯の黒ずみの原因③詰め物や被せ物の変色
金属製の詰め物をしている場合、経年劣化によって金属の成分が溶け出して歯や歯茎が黒ずむことがあります。
さらにレジン製の詰め物や被せ物に関しても長期間使っていると黒っぽい色や茶色っぽい色になることがあり、この変色も歯が黒ずんで見える原因の1つです。
歯の黒ずみの原因④抗生物質による影響
マイコプラズマ肺炎などになった際に服用する「テトラサイクリン系」の抗生物質を幼少期に服用していた場合、副作用として歯の黒ずみにつながるケースがあります。
テトラサイクリン系の抗生物質は、昭和40年代頃に風邪薬のシロップとしても使われていたため、当時服用していた方の中には歯の黒ずみに悩む方も多いです。
歯の黒ずみの原因⑤着色汚れ
歯の黒ずみは普段から着色しやすい飲食物をよく口にすることで起こることもあり、着色しやすい飲食物としてはコーヒー・お茶・紅茶・ワイン・チョコレート・カレーなどが挙げられます。
この他にもタバコに含まれるタールによって色素沈着を起こし、歯が黒ずんで見えるケースも少なくありません。
以下の記事では歯に着色しやすい飲食物ついて詳しくご紹介しているため、併せてご覧ください。
歯の黒ずみの対処法を原因別にチェック
ここまでお話したように歯の黒ずみにはさまざまな原因があり、原因によって適切な方法で対処していかなくてはなりません。
そこでここからは、歯の黒ずみの対処法について原因別にご紹介していきます。
虫歯が原因の場合|虫歯治療を受ける
虫歯によって歯が黒ずんでいる場合は、虫歯が進行している恐れがあるためできるだけ早く歯医者さんに足を運んで虫歯治療を受けなければなりません。
虫歯が侵食している箇所を削って詰め物を施しますが、虫歯の程度によっては歯の神経を抜くか歯そのものを抜かなければならないこともあるため注意しましょう。
歯髄が死んでいることが原因の場合|セラミック治療を受ける
歯髄が死んでいることで歯の黒ずみが生じている場合は、歯を削ってその上から歯と似た見た目の被せ物をする「セラミック治療」を受ける必要があります。
セラミックは天然歯の色・質感と似ており周囲の歯とも馴染みやすく、また色の他に形などもある程度自由に決められるため歯並びや歯の形が気になる場合にも利用される治療法です。
詰め物や被せ物の変色が原因の場合|詰め物を交換する
詰め物や被せ物が劣化して変色を起こしている場合は、その詰め物・被せ物を新しいものに交換する必要があります。
レジンなどの詰め物に関しては3〜4年ほど経つと黒く変色するケースがあるため、施術から数年経っている場合は1度歯医者さんで診てもらうと良いでしょう。
抗生物質による影響が原因の場合|ラミネートベニアを行う
テトラサイクリン系の抗生物質が原因で歯が黒ずんでいる場合は、ホワイトニングでは対処できないためラミネートベニアというセラミック治療の1種を受ける方法があります。
ラミネートベニアは歯の表面を削りその上に薄いセラミックを貼り付ける方法で、歯を削る量が少しで済むため歯への負担が少ない対処法です。
着色汚れが原因の場合|ホワイトニングをする
普段の食事や喫煙によって歯が黒ずんで見えるのであれば、ホワイトニングによって歯の表面に付着した着色汚れを落とす方法があります。
ホワイトニングサロンのホワイトニングを利用して、もっと白くしたいという場合は歯医者さんのホワイトニングを検討するのも良いでしょう。
ホワイトニングをするならホワイトニングカフェがおすすめ!
虫歯や歯髄が死んでいることなどが原因の場合は歯医者さんに足を運んで適切な治療を受ける必要がありますが、着色汚れが原因の場合はまずセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」をご利用いただくのがおすすめです。
ここからはホワイトニングカフェでできることや、ご利用いただくメリットなどについてご紹介していきます。
歯表面の着色汚れを落とす効果が期待できる
ホワイトニングカフェのホワイトニングは歯の表面に付着した着色汚れを落として、歯本来の白さを取り戻すことが可能です。
ホワイトニング溶液に使用している成分には、化粧品や食品に使われているものを採用しているため安全性が高く痛みを感じることもありません。
また虫歯がある方やインプラント・セラミックをしている方でもケアを行えますが、何らかの治療が必要な場合はまず歯医者さんに相談することをおすすめします。
サロンケアとホームケアの併用で白くなった歯を維持できる
ホワイトニングによって白くなった歯は日常の食事や喫煙などによって徐々に着色していくため、1〜3ヶ月に1度メンテナンスに通っていただくと白さを維持することが可能です。
またサロンケアと併せてホームケアを併用すれば、食事制限や禁煙などに気を遣うことなく白くなった歯を長持ちさせられます。
ご自宅でのケアには、ホワイトニングカフェオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」をお使いいただくのがおすすめです。
以下ではWHITENING CAFE homeシリーズの商品詳細を掲載しているため、サロンケアと一緒にホームケアを行いたい方はぜひご覧ください。
リーズナブルな価格で始めやすい
ホワイトニングと聞くと高額なイメージを持つ方もいると思いますが、ホワイトニングカフェではWホワイトニング1回4,980円でご利用いただけます。
また複数回通いたいという方には「4回・8回・12回」のコースもご用意しているため、自分の理想の白さを目指してケアを行なっていただくことが可能です。
今なら初めてご利用いただく方限定でWホワイトニング1回分4,980円が0円になるキャンペーンのほか、学生を対象とした学割メニューもご用意しています。
お得にホワイトニングを始めていただくチャンスとなっているため、ぜひこの機会にお近くのホワイトニングカフェまでお越しください。
歯の黒ずみの原因と原因別の対処法まとめ
歯の黒ずみの原因と原因別の対処法について以下にまとめました。
歯の黒ずみの原因 | 対処法 |
---|---|
虫歯 | 虫歯治療を受ける |
歯髄が死んでいる | セラミック治療を受ける |
詰め物や被せ物の変色 | 詰め物を交換する |
抗生物質による変色 | ラミネートベニアを行う |
着色汚れ | ホワイトニングをする |
歯の黒ずみの原因によって適切な対処法が異なるため、まずは原因を知るためにも歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。
もし食事や喫煙による着色汚れが原因で歯の黒ずみが生じている場合は、セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」をぜひご利用ください。
ホワイトニングカフェでは歯の表面に付着した着色汚れを落として、歯本来の白さを取り戻すことが可能です。
またホワイトニングカフェでは安全性の高いホワイトニング溶液を採用しており施術中に痛みを感じることもないため、歯の黒ずみが気になる方だけでなく痛いのが苦手な方もぜひお近くのホワイトニングカフェでホワイトニングをしてみませんか?

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。