歯についたヤニを取りたい!セルフでヤニを落とす方法・予防方法
更新日:2025年01月20日/ 公開日:2021年10月29日
タバコを吸っているとヤニによって歯に黄ばみが生じて、人に不潔な印象を与えてしまうことがあります。
そういったことから喫煙者の中には、ヤニによる歯の黄ばみを取りたいと思いつつもタバコはやめたくないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、歯にヤニがついてしまう原因をはじめセルフでヤニを落とす方法や予防方法、そして禁煙せずにヤニを取る方法についてご紹介していきます。
歯にヤニがついてしまう原因とは?
タバコを吸っている方の中には「歯の黄ばみに悩んでいる」という方がたくさんいらっしゃいますが、そもそもなぜ歯にヤニがついてしまうのでしょうか?
まずは、歯にヤニがついて黄ばみが生じてしまう原因についてご紹介していきます。
タバコに含まれるタールがペクリルと結合するから
歯にヤニがつく原因は、タバコに含まれるタールと呼ばれる成分が歯の表面を覆っている「ペクリル」という層と結合するからだと言われています。
「喫煙者の肺は黒い」という話を耳にしたことがあると思いますが、これはタバコに含まれるタールが真っ黒な色をしているからです。
歯に関しても黒く着色することがあるようですが、ほとんどの場合は黄ばんで見えます。
室内でタバコを吸っていると真っ白だった壁紙が黄ばみますが、これと同じ現象が歯にも起こっているというわけです。
歯磨きをしても取り残しがあると蓄積されてしまう
タバコを吸った直後であればタールとペクリルの結合はまだ弱いので、喫煙後すぐに歯磨きをすることでヤニを取り除くことができます。
しかし、歯磨きをしたとしても磨き残しがあるとヤニはどんどん蓄積されてしまいますし、タバコを吸うたびに毎回歯磨きをすることは難しいでしょう。
このようにヤニが付着したまま時間が経つとタールとペクリルが強く結びついて、普段の歯磨きでは簡単に落とせなくなってしまいます。
歯についたヤニをセルフで落とす方法
歯にヤニがついてしまう原因は、タバコに含まれるタールがペクリルと結合するからですが、きちんとケアしていればある程度の黄ばみや着色汚れを落とすことが可能です。
そこで、ここからはセルフでヤニを落とす方法をいくつかご紹介していきますので、自分で何とかしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
また、ホワイトニングカフェのYouTubeチャンネル「ホワイトニングちゃんねる」でも、ヤニの落とし方についてご紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
セルフでヤニを落とす方法①ヤニ取りに特化した歯磨き粉を使う
長い喫煙歴の中で蓄積されたヤニは、一般的な歯磨き粉だと落とすことが難しいのでヤニ取りに特化した歯磨き粉を使うのがおすすめです。
ヤニを取り除くのに効果的な成分としては、「ポリリン酸ナトリウム」をはじめ「ポリエチレングリコール」や「ポリビニルピロドリン」が挙げられます。
まずは普段の歯磨きからセルフケアを始めたいという方は、使用する歯磨き粉の含有成分をチェックしてみてください。
セルフでヤニを落とす方法②ホワイトニングマウスウォッシュを使う
ホワイトニングマウスウォッシュの中には、歯の表面に付着したヤニや着色汚れを取り除くのに効果的な炭酸水素ナトリウムが配合されているものがあります。
また歯の表面をコーティングすることでヤニや、汚れが付着するのを予防してくれるポリリン酸ナトリウムが配合されている商品もあるので、ヤニ対策としておすすめのアイテムです。
ホワイトニングマウスウォッシュは、ヤニ取り以外にも口内の細菌や汚れを洗い流して清潔な環境を維持することにも繋がるため、普段の歯磨きと合わせてオーラルケアの一環として取り入れることをおすすめします。
セルフでヤニを落とす方法③歯の消しゴムを使う
ドラッグストアなどでも購入することができる歯の消しゴムは、歯に付着した汚れやヤニによる着色を落とす効果が期待できるセルフケアアイテムです。
筆記用具の消しゴムと同じ要領で白くしたい箇所をやさしく擦ることで、着色汚れが落ちて黄ばみを取り除くことができます。
しかし、歯の消しゴムには研磨剤が含まれていますので、強く擦り過ぎたり長時間擦り続けると歯に傷が付く原因になりますので注意しましょう。
セルフでヤニを落とす方法④歯のマニキュアを使う
マニキュアと聞くと爪に塗るものをイメージするかもしれませんが、歯を白くするための歯専用のマニキュアがあります。
歯磨きをしたあと歯表面についた水分を拭き取って、白くしたい歯にマニキュアを塗布していくだけなので扱い方も簡単です。
手軽に歯を白くすることができますが、根本的にヤニを取り除くわけではないため、時間が経つとマニキュアが剥がれて再び黄ばみが出てきます。
セルフでヤニを落とす方法⑤ホワイトニングペンを使う
ホワイトニングペンは、中に入っているホワイトニングジェルを歯の表面に塗布することで、ヤニによる黄ばみや着色汚れを落とすセルフケアグッズです。
繰り返し使うことで徐々に歯の着色汚れが落ちていき白い歯へと導いてくれますが、商品によっては強い薬剤が用いられているものもあるため、注意しなければなりません。
セルフでヤニを落とす方法⑥超音波歯ブラシを使う
歯の表面にこびりついたヤニを取り除くためには、ペクリルごと取り除くことがポイントです。
歯ブラシを小刻みに動かすことがペクリルを落とすコツですが、手磨きだけではヤニを落とし切ることが難しいので、超音波歯ブラシや電動歯ブラシを使うのも1つの方法になります。
しかし、ペクリルを取り除いてしまうと歯が敏感な状態になってしまうので、歯をコーティングする成分が含まれた歯磨き粉を使うなどして対策しましょう。
歯についたヤニを放置するとどうなる?
歯についたヤニを放置してしまうことには、メリットはありません。お口の健康を害するだけでなく、口臭などで周りの方に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
歯についたヤニを放置してしまうと、以下のような状態になります。
- ・虫歯を生じさせる要因になってしまう
- ・歯周病を生じさせる要因になってしまう
- ・口臭が発生してしまう
ここからは歯についたヤニを放置してしまうデメリットについて解説します。
虫歯を生じさせる要因になってしまう
ヤニは虫歯を生じさせる要因のひとつだと言えます。
歯についたヤニは虫歯菌やプラークを繁殖させたり、滞留させやすくなってしまいます。
日常的に意識をして、ヤニを取るようにすれば問題はないですが、ヤニを放置してしまうと、さらに虫歯に繋がってしまうことには注意が必要です。
歯周病を生じさせる要因になってしまう
喫煙によって歯についたヤニを放置してしまうと、歯周病を生じさせる要因にもなってしまいます。
タバコに含まれるタールの成分によってヤニがついてしまいますが、タバコにはニコチンという成分があり歯茎の血行不良やビタミンCを壊してしまい、歯茎の色が黒くなることがあります。
歯についたヤニを放置したまま喫煙を続けてしまうことで、口の中の環境が悪循環し、歯周病を生じさせてしまうことがあります。
普段からヤニを落とすセルフケアをすることで、歯茎の色も改善しやすくなります。
口臭が発生してしまう
歯のヤニを放置したままだと、独特なヤニ臭さの口臭が発生してしまいます。
ヤニ臭さのある口臭は歯磨きで解消することが出来るため、普段からセルフケアを行うように努める必要があります。
また、もし歯を磨くことが難しい場合は、マウスウォッシュも活用しましょう。
ホワイトニングカフェhomeのマウスウォッシュもぜひチェックしてみてください♪
歯にヤニをつけないための予防方法
すでに付着してしまっているヤニに対しては、ここまでご紹介してきた「セルフでヤニを落とす方法」で対処できる場合がありますが、普段からできるだけヤニが付着しないように予防しておきたいところです。
そこで続いては、歯にヤニをつけないための予防方法についてご紹介していきます。
歯にヤニをつけない予防方法①タバコを吸ったらこまめに歯を磨く
歯にヤニをつけないためには「禁煙する」ことが最も有効ですが、喫煙が習慣化してしまっている方にとって辞めるのは至難の業です。
そのためタバコを吸ったあとは、こまめに歯磨きをしてタールがペクリルに定着するのを防ぐようにしましょう。
タールとペクリルは半日~1日でしっかりと結合してしまうので、最低でも毎食後に歯を磨くことを心がければ予防に繋がります。
歯にヤニをつけない予防方法②セルフケア時に歯を傷つけないように気をつける
こびりついたヤニ汚れを落とそうとして力強くゴシゴシと歯を磨いたり、質の悪い研磨剤が配合された歯磨き粉を使ったりすると歯を傷つけることになりかねません。
歯のエナメル質が傷ついてしまうと余計にヤニや着色による汚れが付着しやすくなってしまいますので、歯を傷つけないようにセルフケアをすることが大切です。
歯にヤニをつけない予防方法③タールが発生しない加熱式タバコに切り替える
タールはタバコ葉が燃焼すると発生するので、火を使わない加熱式タバコに切り替えることで燃焼によるタールの発生を防げます。
ただし、加熱式タバコも「全くタールが発生しない」と明確に説明されているわけではありませんので、確実にタールを避けたいのであればニコチン・タールゼロの電子タバコがおすすめです。
禁煙せずにヤニを取りたいならセルフホワイトニングがおすすめ
タバコはやめたくないけどヤニによる歯の黄ばみは落としたいという方は、自宅でのセルフケアに加えてサロンのセルフホワイトニングを利用すると良いでしょう。
サロンのセルフホワイトニングであれば、タバコをやめることなくヤニ汚れや黄ばみを落とすことができます。
ここからは、セルフホワイトニングのおすすめポイントについてご紹介していきます。
セルフホワイトニングはヤニなどの着色汚れを落とすのに効果的
セルフホワイトニングは、専用のホワイトニング溶液を塗布した歯にLEDライトを照射することで歯を白くする方法で、スタッフの説明を受けながらご自身でケアを行うのが特徴です。
またブラッシングを行うことで、普段の歯磨きだけでは落とし切れないヤニや着色汚れを落とし白く綺麗な歯へと導いていきます。
さらにセルフホワイトニングサロン専門店のホワイトニングカフェでは、歯科衛生士監修によるスタッフ研修を行なっており、施術中のサポートはもちろん自宅でのセルフケア方法などもお伝えしているので、高い効果を実感できていると好評です。
またホワイトニングカフェでは、全店での取り扱いは行っておりませんが、「キュキュ」という普段のブラッシングで落ちにくいステインが落としやすくなる歯科専売商品も取り扱っています。
ホームケアと合わせて行えば喫煙しながらケアできる
ホワイトニングカフェのセルフホワイトニングは、禁煙や食事制限をすることなく行える点が大きな魅力となっています。
普段から喫煙する習慣がある方や、コーヒーなど着色しやすいものを好んで口にする方でも、ホームケアと合わせてセルフホワイトニングを行うことで白い歯をキープすることが可能です。
またホワイトニングカフェのオリジナル商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉には、ステインやタバコのヤニを取って付着しにくくするポリリン酸が配合されているので、ぜひご自宅でのセルフケアに取り入れてみてはいかがでしょうか?
サロンでのケアと合わせてご自宅でもしっかりとケアしていきたいという方は、ぜひ「WHITENING CAFE home」をお試しください。
ヤニ取りだけでなく口臭ケアにも繋がる
ホワイトニングカフェのセルフホワイトニングを利用すれば、歯の表面に付着したヤニや、着色汚れを落とせるので白く綺麗な歯を手に入れることが可能です。
また正しいオーラルケアを行うことで健康で清潔な歯・口腔内の維持に繋がり、虫歯や歯周病はもちろん口臭ケアにも繋がります。
現在ホワイトニングカフェでは、初めての方限定で初回利用分が0円になるキャンペーンを実施しておりますので、できるだけお金をかけたくないという方もこの機会にぜひセルフホワイトニングを始めてみませんか?
歯についたヤニをセルフで落とす方法・予防方法まとめ
今回は、歯にヤニがついてしまう原因とセルフでヤニを落とす方法・予防方法、そして禁煙せずにヤニを取る方法についてご紹介しました。
歯にヤニがついてしまう原因は、タバコに含まれるタールという成分と歯の表面を覆うペクリルという層が結合することにあります。
タバコを吸ったあとすぐに歯磨きをすればヤニを取り除けますが、磨き残しや歯磨きするタイミングがなかったことが理由で時間が経ってしまうとヤニが定着して黄ばみに繋がります。
付着したヤニは、ヤニ取りに特化した歯磨き粉やホワイトニングマウスウォッシュなどを使ってセルフケアすることが効果的な対策方法の1つです。
また日頃からこまめに歯磨きをするなどして、歯にヤニがつかないように予防することも大切になってきます。
セルフケアだけではなかなかヤニが落とせないという方は、歯に付着したステインやヤニ汚れを落とすのに効果的なセルフホワイトニングがおすすめです。
初めてのホワイトニングならホワイトニングカフェで♪
もしセルフホワイトニングでヤニによる歯の黄ばみを落としたいと考えているなら、ぜひセルフホワイトニング専門店のホワイトニングカフェをご利用ください。
ホワイトニングカフェでは、歯に付着したヤニを落として気になる黄ばみを解消することができます。
また「WHITENING CAFE home」を使ったホームケアを行なっていただくことで、ヤニ取りはもちろん虫歯・歯周病・口臭予防にも繋がりますのでトータルオーラルケアが可能です。
「タバコのヤニによる歯の黄ばみを何とかしたい」
「タバコはやめたくないけど歯を白くしたい」
こういった方はぜひ、お近くのホワイトニングカフェにご相談ください♪

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。