妊娠中のホワイトニングはNG?妊婦さんでもできる歯を白くするケア
更新日:2022年06月27日/ 公開日:2021年10月30日
ホワイトニングで使用される薬剤が胎児によくないという理由から妊娠中のホワイトニングは推奨されていないため、お断りしている歯医者さんやサロンが多いと言われています。
「なんで妊娠中のホワイトニングってダメなの?」
「妊娠中でもホワイトニングをしたい!」
「妊娠してることに気が付かないでホワイトニングしてしまった…」
といった疑問をお持ちの妊婦さんのためにも、今回は妊娠中にホワイトニングができないと言われている理由や妊娠中でも歯を白くできる方法についてご紹介します!
妊娠中のホワイトニングを控えたほうがいい理由って?
歯医者さんのホワイトニングに関する注意事項を見ると、ホワイトニングができない方の中には大きな虫歯や歯周病がある場合の他に、妊娠中・授乳中の方も含まれています。
妊婦さんの健康状態に関わらず、妊娠中はホワイトニングをしない方が良いとされているのですが、なぜ妊娠中のホワイトニングは推奨されていないのでしょうか?
ここでは妊娠中にホワイトニングをしない方が良い理由について解説していきます!
理由①ホワイトニング薬剤が赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性がある
妊娠中のホワイトニングがおすすめできない1番の理由は、歯医者さんのホワイトニング薬剤がお腹の中の赤ちゃんに害を及ぼす可能性があるからです。
歯医者さんでは、ホワイトニングをする際に歯を漂白するために様々な薬剤を使用しますが、その中で1番妊婦さんが控えた方がいいとされる薬剤は「過酸化水素」と「過酸化尿素」という成分が含まれているホワイトニングです。
過酸化水素を歯に塗布すると気体となって体内へ取り込まれ、お母さんの血液中で気泡になり、その小さな気泡が赤ちゃんの血管を詰まらせてしまう恐れがあるのです。
実際にホワイトニング薬剤が赤ちゃんへ悪影響があるのかどうか、現時点でははっきりと解明されてはいませんが、赤ちゃんに元気に生まれてきてもらうためにも妊娠中のホワイトニングは控えた方が良いでしょう。
ホワイトニングの薬剤について詳しく解説していますので併せてご覧ください!
理由②妊娠中は虫歯や歯周病になりやすい
妊娠中は、女性ホルモンのバランスが崩れやすい状態にあります。
女性ホルモンが乱れると、歯茎が腫れてしまったり唾液の分泌量が減ったりなど虫歯や歯周病などお口のトラブルを引き起こしやすくなるのです。
妊娠中でない方でもお口のコンディションが悪い状態でホワイトニングをすると、知覚過敏になりやすいとされています。
また、妊娠中の精神的ストレスは、お腹の中の赤ちゃんに悪い影響を与えるとされており、知覚過敏になってしまうと痛い思いだけでなく、ストレスを感じることも考えられます。
さらに、歯周病は口臭の原因にもなるといわれており、ただでさえ多感な時期に口臭を感じたり口臭を気にしてしまうという環境はできるだけ避けたいですよね。以下の記事では歯周病と口臭の関係について説明してあります。気になる方は是非1度ご覧ください。
お母さんのストレスをお腹の中の赤ちゃんへ影響を与えないようにするため、妊娠中は歯医者さんでのホワイトニングは控えた方が良いでしょう。
妊娠が判明する前に気付かずにホワイトニングしてしまったら?
妊娠初期の方で、「妊娠しているとは知らないでホワイトニングしてしまった…」と不安になってしまった方もいると思います。
ご安心ください。1回程度のホワイトニングであれば赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。
考えすぎなくても大丈夫!
妊娠が判明した時点ですぐにホワイトニングをすぐに中断することをおすすめします。
妊娠しているとは気が付かずに歯医者さんでホワイトニングをしてしまった事を考えすぎると、ストレスになり胎児に悪い影響を与えかねませんので、あまり考え込まないようにしましょう。
もし、「赤ちゃんに悪影響がないかどうしても不安…」という方はお医者さんに相談してみることをおすすめします。
焦ってホワイトニングをする必要はない
そもそも歯のホワイトニングの目的は「歯を白くして見た目を美しくすること」です。
そのため、病気のように今すぐに治療が必要なものではありません。
お子さんがある程度成長したあとでホワイトニングをした方が「ママ、歯が白くてきれいになったね!」と嬉しい言葉をかけてもらえるかもしれませんね。
記事の後半で「妊娠中でもホワイトニングできる方法について紹介していますが、以下の記事では「自分で歯を白くする方法」について紹介しています。自分で歯を白くする方法についてより詳しく気になる方は是非併せてご覧ください♪
妊娠中でもホワイトニングできる方法はあるの?
妊娠中に結婚式を行ったり、マタニティーフォトを撮るため、どうしても「今すぐに歯を白くしたい」という妊婦さんも中にはいらっしゃるかもしれません。
妊娠中のホワイトニングはリスクを伴うため、歯医者さんでホワイトニングをすることはおすすめできませんが、歯を白くするケア方法はいくつかあるのでご紹介します。
妊娠中のホワイトニング方法①歯のマニキュアを塗る
歯のマニキュアは、歯の表面に専用の塗料を塗り、歯を白く見せるホワイトニングです。
セルフホワイトニングの1種として、妊娠中でも利用することが可能ですが、効果は一時的なもので歯そのものを白くするわけではないので、マニキュアが剥がれ落ちれば元の色に戻ってしまいます。
マニキュアに含まれている成分は、酸化チタンが主成分のものが多いので安心してご利用できますが、商品によって成分は様々なので、使用前に必ず成分の確認をするようにしましょう。
以下の記事では歯のマニキュアと歯のホワイトニングの違いについて解説していますので、ぜひご一読ください♪
妊娠中のホワイトニング方法②ホワイトニング歯磨き粉を使う
ホワイトニング歯磨き粉を使って毎日丁寧に歯磨きを行うことで、歯の表面に付いた着色汚れを落として歯本来の白さを引き出すという方法もあります。
ホワイトニング歯磨き粉と言っても様々な商品がありますが、国内で製造されたホワイトニング歯磨き粉なら赤ちゃんに有害とされている過酸化水素が含まれていないため安心してご利用できますね!
ホワイトニングカフェでは、オリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」歯磨き粉&マウストリートメント・マウスウォッシュが販売中です♪
ホワイトニングカフェオリジナルの「WHITENING CAFE home」歯磨き粉は歯の着色汚れを落とし滑らかで自然な白い歯に仕上げてくれるのにも関わらず、ホタテ貝殻を100%使用するなど、妊婦さんの歯や身体にも優しい歯磨き粉となっています。
さらに天然のレモングラスやローズマリーの精油も配合されているので、後味もスッキリ爽やかな歯磨き粉となっています。
ぜひお近くのホワイトニングカフェ店舗、もしくはホワイトニングカフェオンラインショップからご購入くださいませ♪
妊娠中のホワイトニング方法③セルフホワイトニングをする
セルフホワイトニングなら妊娠中の方でも自然な白さの歯を手に入れることができます。
セルフホワイトニングは歯医者さんのホワイトニングとは違って、過酸化水素を使用しないのでお母さんにも赤ちゃんのお体にも害はありません。
ただし、セルフホワイトニングのサロンによって、妊娠中の方のご利用をお断りしている場合や歯科医が在住しているサロンでは、過酸化水素を使用している場合が多いため、事前に確認しておきましょう。
ケアを行うにあたって、一定時間同じ姿勢を保たなければならなかったり、妊娠中の方は通常よりも体内に入れるものに対して敏感になっている可能性が高いため、セルフホワイトニングができるホワイトニングカフェをご利用する妊娠中の方は、1度お医者様へご確認することをおすすめしています。
お医者様にご確認いただいて問題ない場合、ホワイトニングカフェでは新規のお客様限定の初回分無料キャンペーンも実施中ですので、安心してお越しくださいませ♪
妊娠中のホワイトニング方法④歯医者さんでクリーニングを受ける
中には定期的に歯医者さんに通って歯のクリーニングを行っているという方もいらっしゃると思いますが、実は歯のクリーニングにもホワイトニング効果があるのをご存じですか?
ホワイトニングのように直接的に歯を白くしてくれるわけではありませんが、歯のクリーニングをすると普段の食事の影響でできた着色汚れやステインなどを取り除く効果があるため本来の歯の白さや輝きを取り戻すことが可能です。
出産後いつからホワイトニングできる?
妊娠中のホワイトニングは避けた方が安心という事がわかりましたが、出産後いつからホワイトニングしても大丈夫なのでしょうか?
少しでも早く歯を白くしたい!と思っていらっしゃる妊婦さんはこちらを参考にしてください。
授乳中は避けた方が安全
妊娠中のホワイトニングを控えた方がいい理由として「ホワイトニング薬剤の悪影響」というものがありましたが、出産後も授乳中はホワイトニング薬剤の影響が否定できません。
ホワイトニング薬剤が母乳に影響を与える可能性も考えられるため、健康で元気な赤ちゃんを剃縦たいのであれば授乳中はホワイトニングを控えることをおすすめします。
歯科治療は早い段階で済ませておくことが大切
ホワイトニングは授乳が終わった後にすることをおすすめしましたが、歯科治療は美しい歯のためだけでなく、赤ちゃんの口腔内を健康に保つためにも早い段階で済ませておくことをおすすめします。
実は生まれたばかりの赤ちゃんの口腔内に虫歯菌は潜伏しておらず、大人から赤ちゃんに虫歯菌が移る可能性が多いに考えられます。
大人から赤ちゃんに虫歯菌が移る流れとしては、虫歯菌を口腔内に含んだ人と同じスプーンやストローを使うことやキスが挙げられるため、虫歯がある方は授乳中などホワイトニングができない期間に治療を済ませておくといいでしょう。
妊娠中のホワイトニング方法|まとめ
妊娠中の方はホワイトニング薬剤に含まれる過酸化水素という成分が赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるため、歯医者さんでのホワイトニングはおすすめしていません。
妊婦さんが慌てて今すぐホワイトニングをする必要はありませんが、もしどうしてもホワイトニングをしたい場合はセルフホワイトニングで歯を白くすることができます。
ホワイトニングカフェのセルフホワイトニングは、赤ちゃんに害のある過酸化水素ではなく、食品や普通の歯磨き粉にも含まれている成分の入った安全なホワイトニング溶液を使用しているので、万が一飲み込んでしまっても大丈夫です。
ホワイトニングカフェのホワイトニングは1回4,980円というお手頃価格で、ご自身の生まれ持った歯本来の白さに戻すことができます♪
「お腹の中に赤ちゃんがいるけど、ホワイトニングしたい」という方は、お医者様とのご相談の上、ホワイトニングカフェへお越しください!お待ちしております♪

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。