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ホワイトニングの危険性とは?薬剤の成分・リスク・注意点を徹底解説

更新日:2023年12月25日/ 公開日:2022年03月11日

「ホワイトニングをやってみたいけれど安全性は大丈夫なの?」
「ホワイトニングは歯に悪いの?」

などと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

最近ではドラックストアやオンラインストアにも沢山のホワイトニングケアグッズが並び、一体どれが安全なのか疑問に思ってしまいますよね。

そこで今回は、ホワイトニングの薬剤に使われている成分について解説しながら、海外製品やドラックストアで販売されているホワイトニングケアグッズの危険性・安全性についてもまとめました。

「ホワイトニングで失敗したくない」「安全に歯を綺麗にしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの危険性とは?薬剤の成分・リスク・注意点を徹底解説

ホワイトニングに使われている薬剤の成分と危険性

dentalclinic

日本の歯科医院やホワイトニングサロンで使用されている薬剤は、原則安全に配慮して作られているものがほとんどですので、基本的には「使用方法を間違えなければ身体に害はない」と考えてよいでしょう。

とはいえ薬剤である以上、全くリスクがないわけではありません

ここでは、ホワイトニングの薬剤の成分と想定される危険性について解説していきます。

「過酸化水素」の危険性は?

過酸化水素は主に歯科医院で行われる「オフィスホワイトニング」に使用される薬剤で、その高い漂白効果は学術的にも認められています。

オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素の濃度は、原則「人体への危険性はない」と言われる35%以下に定められていますが、体質によっては歯がしみるような痛みを感じることもあるようです。

後ほどご紹介する薬剤に比べると、過酸化水素は高濃度で取り扱いも複雑であるため、日本では薬事法により歯科医師と歯科衛生士しか取り扱いが認められていません

「過酸化尿素」の危険性は?

過酸化尿素は、主に歯科医院で専用のキットを購入して自宅で行うホームホワイトニングで使用される薬剤で、分解の過程で徐々に過酸化水素に変化していくため、有効成分はオフィスホワイトニングとほとんど変わりません。

ホームホワイトニングでは、過酸化水素よりも濃度の低い過酸化尿素が付いたマウスピースを1日平均30分〜2時間ほど装着し、じっくりと薬剤を作用させていきます。

長時間かけて薬剤を作用させる分、オフィスホワイトニングよりも自然な白さを長期間キープできると言われています。

「酸化チタン」の危険性は?

酸化チタンは、主に専門サロンにて自分で施術を行うセルフホワイトニングで使用されている比較的安全性の高い薬剤でオフィスホワイトニングのように真っ白な仕上がりにはなりませんが、歯へのダメージが少なく、自然な白さを目指すことができます。

酸化チタンが過酸化水素や過酸化尿素と大きく異なる点は、以下の3つです。

・薬剤に歯そのものを漂白する作用がない
・歯の汚れを落とし本来の白さに戻すことを目的としている
・歯磨き粉や食品にも配合されている優しい成分

海外製の歯磨き粉やホワイトストリップスの危険性とは?

ホワイトニングテープを手に持つ女性

ホワイトニングの危険性が懸念される理由のひとつに、海外製の歯磨き粉やホワイトストリップスの流行があげられます。

歯科美容の先進国として知られるアメリカでは、街のドラックストアに沢山のホームケア用品が並んでおり、「手頃な価格で白い歯が手に入るなんて夢のよう!」と感じる方も多いかもしれませんが、使用上のリスクや危険性はないのでしょうか?

海外製の歯磨き粉の危険性は?

それでは、海外製の歯磨き粉の危険性について解説します。
まず、海外と日本では歯磨き粉に含まれる「フッ素」の配合量が大きく異なります。

日本製の歯磨き粉に含まれるフッ素は平均1000ppmほどであるのに対し、アメリカ製の歯磨き粉に含まれるフッ素は平均1000ppmから1500ppmほどです。

また海外製の歯磨き粉の多くには、強いホワイトニング成分である「酸化水素」や「過酸化尿素」が配合されているため、知覚過敏の症状がある方は使用を控えた方が良いでしょう。

海外製のホワイトストリップスの危険性は?

海外製のホームケア用品として注目を集めているのが、漂白効果のあるテープを歯に貼り付けて使用するホワイトニングテープです。

アメリカではホワイトニングテープはメジャーなアイテムで、中でもP&Gから発売されている「クレスト 3Dホワイト ホワイトストリップス」という商品が人気を集めているようですが、海外製のホワイトストリップスには、以下のような危険性が報告されています。

・知覚過敏のような強い痛みが出る
・ムラがあり、まだらな仕上がりになる
・歯茎の炎症

こうしたトラブルの原因として考えられているのが、ホワイトストリップスに配合されている「過酸化水素」です。

先ほどもお伝えしたように、日本では薬事法で過酸化水素の濃度が定められており、扱えるのは歯科医師または歯科衛生士に限定されています。歯のプロしか取り扱えないような高濃度の薬剤を素人が扱うのは、やはり様々なリスクがあるようです。

ホワイトニングチャンネルではホワイトニングや歯に関する様々なコンテンツを発信しています。以下の動画では、ホワイトニングテープが歯に与える影響について説明しているので、是非ご覧ください。

市販のアイテムを使用したホワイトニングの危険性とは?

積み重ねられたメラミンスポンジ

ここまで読むと「日本製のホームケア用品なら安全なのでは?」と思った方も多いのではないでしょうか?

結論から述べると、国内で販売されているホームケア用品であれば大きな危険性はありません。

ここからは日本でも人気を集めている「歯のマニキュア」「ホワイトニング用のメラミンスポンジ」を例に、リスクの有無を解説していきます。

歯のマニキュアの危険性は?

歯のマニキュアとは、商品名の通り歯の表面にホワイトニング効果のあるマニキュアのような塗料を塗ることで、歯を白く見せてくれるアイテムですが、市販のものよりも歯科医院で歯のマニキュアの施術を受けた方が安全性も高く綺麗に仕上がります

歯のマニキュアには、
・施術時間が短い
・銀歯や差し歯も白くできる
などのメリットがある一方、その効果は一時的なものです。

白い歯を長くキープしたいのであれば、歯のマニキュアよりもホワイトニングが適しているでしょう。

以下の記事では、歯のマニキュアとホワイトニングの違いについて解説していますのであわせてご覧下さい。

ホワイトニング用のメラミンスポンジの危険性は?

では、ホワイトニング用のメラミンスポンジの危険性はどうなのでしょうか?

ホワイトニング用のメラミンスポンジとは、歯の表面を軽くこすることで汚れを落としてくれるホームケア用品です。

・強くこすりすぎない
・歯茎にあたらないように注意する
・差し歯や人工の歯には使用しない

など、正しい使い方を守ればホワイトニング効果を高めてくれる便利なアイテムですが、100円ショップなどで売られているお掃除用のスポンジには人体に有害なホルムアルデヒドが含まれている危険性があるため、必ず「医療用」または「ホワイトニング用」の表示があるスポンジを購入しましょう。

以下の記事でも、歯のメラミンスポンジについて詳しく解説しています。

ホワイトニング用LEDライトの危険性とは?

歯医者で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、サロンで行うセルフホワイトニング、いずれの場合でもLEDライトを使用することが多いです。

ではなぜ歯のホワイトニングにLEDが必要なのでしょうか?

ここでは、ホワイトニングにおけるLEDライトの効果LEDライトの危険性についてご紹介します。

ホワイトニングでLEDが使われる理由

ホワイトニングでLEDライトが使われる理由、それは「ホワイトニング効果を最大限発揮するため」です。

初めに紹介したホワイトニング用の薬剤を歯に塗ると、薬剤に含まれる過酸化水素・過酸化尿素・酸化チタンといった成分が、歯の汚れや着色物質を分解するため歯が白くなるというのがホワイトニングの基本的な仕組みです。

LEDライトには、その分解を促進して薬剤を歯に万遍なく浸透させる効果があり、短時間でより高いホワイトニング効果を実感できます。

つまり、LEDライト自体に歯を白くする効果があるわけではないので、クリニック・サロンによってはライトを照射しないところもあります。

ホワイトニングの仕組みやLEDライトを使う理由については以下の記事で詳しく紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

LEDライトの危険性は?

薬剤の成分分解を促進させ、より高いホワイトニング効果が期待できるLEDライトですが、人体に悪影響はあるのでしょうか?

結論から申しますと、ホワイトニングで使用するLEDライトに大きな危険性はありません

ただし、使用するマシーンによっては紫外線に近い波長が含まれていることもあるので、唇・歯茎・顎などに直接光が当たると日焼けを起こすことがあります。

また、ホワイトニングで使われるような青色のLEDライトを長時間見続けると、視細胞が損傷して眼精疲労ドライアイの原因になるというデータがあるため、必ず専用のサングラスを使用しましょう。

LEDライト以外にも、「ハロゲン」「紫外線」「レーザー」などがホワイトニングで使われていますが、高出力でホワイトニング効果の向上が期待できる反面、熱を発して痛みが出やすいという危険性があるためご注意ください。

ホワイトングを避けた方がいい人・注意すべき人は?

基本的には大きな危険性を伴わない歯のホワイトニングですが、残念ながらすべての人におすすめできるわけではありません。

中には、ホワイトニングを避けた方がいい人や注意が必要な人もいます。

以下に該当するような人はホワイトニングを受けられない可能性があるので、必ず利用予定のクリニック・サロンに確認しておきましょう。

妊娠中または妊娠と思われる人

ここまで何度も言っているように、ホワイトニング薬剤は人体に害のある成分を使用していませんが、妊娠中または妊娠と思われる人は避けた方がいいでしょう。

お腹の中の赤ちゃんや母体への具体的な悪影響は報告されていませんが、安全性が保障されているわけでもないので極力避けるべきだと言えます。

重度の虫歯・歯周病の人

虫歯で歯に穴が空いていたり歯周病で歯茎が腫れていたりすると、ホワイトニング薬剤の刺激を受けやすくなってしまうため危険です。

また治療中の場合は、治療で使われている薬剤をホワイトニング薬剤が落としてしまうため、基本的に治療とホワイトニングを同時進行することはできません

「近々結婚式があるので早く歯を白くしたい」など、どうしてもホワイトニング優先したい場合は、かかりつけの歯科医師に相談しましょう。

顎関節症の人

ホワイトニングをする際は長時間にわたって口を大きく開き続けることになるので、顎関節症の人は関節に痛みが生じる場合があり、おすすめできません。

ですが、専用のマウスオープナーを使って口を開いた状態を保つため、顎関節症などがなければ負担を感じることはありませんのでご安心ください。

皮膚疾患がある人

ホワイトニングする際には歯にホワイトニング薬剤を塗布する以外にも、唇を保護するためのクリームを塗るケースが多いです。

口周りに何らかの皮膚疾患がある人は、そのクリームによって炎症やアレルギーを起こしてしまう可能性があるので、歯のホワイトニングは避けておきましょう。

無カタラーゼ症の人

無カタラーゼ症とはその名の通り、過酸化水素を分解する酵素・カタラーゼを持たない、もしくは不足してしまう病気です。

過酸化水素はホワイトニング薬剤に含まれる成分で、もし分解できなければ体内に過酸化水素が残ってしまい、口腔壊死を引き起こす恐れがあるため、ホワイトニングすることはできません。

光過敏症・レーシック直後の人

ホワイトニングで使用するLEDライトは人体に悪影響を与えませんが、光過敏症の人にとっては皮膚のかゆみや赤みなどの原因になってしまいます。

また、レーシック手術を受けた直後は目が光に過敏な状態になっているため、少なくとも術後1週間程度はホワイトニングを避けるようにしましょう。

薬剤の成分・危険性やリスクを知って安全なホワイトニングを|まとめ

今回は、ホワイトニングの薬剤に使われている成分や、市販のホワイトニングケアグッズにまつわる危険性について解説しました。

ホワイトニングの主な成分は
「過酸化水素」
「過酸化尿素」
「酸化チタン」
の3つで、いずれも正しく使用すれば危険性はありません

しかし、海外製のホワイトニングケアグッズの中には日本では禁止されている成分が配合されているものもあるため、取り扱いには厳重な注意が必要です。

日本製のホワイトニングケアグッズは、薬事法に基づいた安全性の高い配合になっている分「ホワイトニング効果を実感したい」という方にとっては、物足りなく感じてしまうかもしれません。

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コラム監修:菊地ありさ

コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。

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