歯科衛生士おすすめ!自宅でできるホワイトニンググッズをご紹介
更新日:2021年12月02日/ 公開日:2021年11月18日
「相手に良い印象を与えるためにもホワイトニングをしたい!」という方が多いのではないでしょうか?
しかし、初めてで高額なホワイトニングは受けるのはちょっと…となかなかホワイトニングに挑戦できない方も多いかと思います。
そんなホワイトニング入門の方に、人気なのが自宅でできるセルフケアです!
今回は、自宅でできるセルフケアとその効果、セルフケアグッズの種類についてご紹介しました。
後半では、やらない方がいいセルフケアの方法とセルフケアをする際の注意点について開設したので、最後までご覧ください♪
自宅でできる!セルフケアとその効果とは?
自宅でできるセルフケアは、ヤニ・コーヒー・お茶などの色の濃い色素が付着して黄ばんでしまった歯の着色汚れを歯磨きで取り除き、本来の白さを引き出すというセルフケアグッズの活用でできるホワイトニングの1種です。
また歯医者さんやサロンでホワイトニングした後に、歯の白さを長持ちさせるためにもセルフケアが効果的であると言われています。
ここでは、セルフケアグッズを使ったホワイトニングのメリットとデメリット、どのくらい効果が出るのか解説していきます!
セルフケアで行うホワイトニングのメリット
まずはメリットからお伝えしていきます。
セルフケアで行うホワイトニングにはいくつかメリットがありますが、ここでは以下の4点を解説します。
・簡単&低価格
・ホワイトニング効果の持続
・痛くない
・自然な白さにできる
セルフケアは自宅で行うため素人でもできるような簡単なものが非常に多く、低価格で挑戦することができます。
さらに歯医者さんやサロンでホワイトニングを行っている方が自宅でできるセルフケアを併用して行うと、ホワイトニングの効果をより長持ちさせることにも繋がりますし、セルフケアは痛みを感じないというところがメリットの1つです!
ただし、セルフケアグッズを使って歯を本来の歯以上の白さにすることはできないので、できるだけ短期間で歯の表面の着色汚れを落として、本来の歯が持つ自然な白さにしたいという方は、セルフホワイトニングサロンをおすすめします。
セルフケアで行うホワイトニングのデメリット
メリットがある一方で、セルフケアグッズを使ってのホワイトニングにはデメリットもいくつかありますが、ここでは以下の2点を解説します。
・即効性が無い
・本来の歯以上の白さにはならない
歯医者さんやサロンのホワイトニングに比べて、セルフケアは1回行っただけでは、効果を実感することが難しいので、毎日少しずつ、かつ長期的に行っていく必要があります。
また、歯の表面についた着色汚れを落とすことによって歯本来の白さを引き出してくれるので、本来の歯以上の白さを期待することは難しいでしょう。
本来の歯以上の白さを手に入れたいという方は、歯の内部の着色汚れを落とす必要があるので、歯医者さんでのホワイトニングをおすすめします!
セルフケアでホワイトニングを行った際に効果が出るのはいつ頃?
では、セルフケアでホワイトニングを行った際の効果はいつ頃から出始めるのでしょうか?
セルフケアでの効果が出始めるのは、一般的に数週間から数ヶ月と言われておりますが、個人差があるため1回〜数回でも効果を実感する方もいれば、数ヶ月かかる方もいます。
たばこのヤニや、茶渋のせいで歯が黄ばんでしまっている方は、セルフケアでも比較的早く効果を実感しやすいと言われていますが、しっかりとした効果を得るためにも長期的に毎日続ける必要があります。
理想の白さになるまでの期間について気になる方は、こちらの記事も合わせてご覧ください♪
自宅で実践できるセルフケアグッズの種類
セルフケアグッズを活用してのホワイトニングは自宅で簡単に行うことができ、沢山の種類があるのをご存じでしょうか?
今回はみなさんの知っているセルフケアグッズを始め、全6種類をご紹介しましたので「始めて見た!」というアイテムも中にはあるかもしれませんね!
セルフケアグッズ①医師処方のホームホワイトニング
まずは医師処方のホームホワイトニングです。
これは歯医者さんでご自身の歯に合ったマウスピースを作り、マウスピースに専用の薬剤を入れて装着して歯を白くするという方法です。
ホームホワイトニングは、お食事中以外でしたら好きな時に行うことのできるホワイトニングで、数ヶ月で効果を感じることも可能であると言われていますが、保険対象外のため費用は少し高めになってしまいます。
セルフケアグッズ②歯の消しゴム
歯の消しゴムはその名の通り、歯の表面を削って着色汚れを落とす方法です。
直接歯の着色汚れをそぎ落とすことができるので、効果は比較的実感しやすいといえますが、歯の表面を直接削るため、歯の表面の着色汚れだけでなく表面そのものまで削ってしまい、歯に傷がついてしまう可能性も考えられます。
歯の表面を削ってしまうと今まで以上に着色しやすい歯になってしまい、黄ばみの原因にもなりかねませんし、歯の消しゴムは歯と歯の間を磨くことができないのと、効果が長持ちしないというデメリットもあるのであまりおすすめできません。
セルフケアグッズ③歯のマニキュア
マニキュアと聞くと爪を思い浮かべる方が多いと思うのですが、実は歯にも塗るマニキュアがあります。
歯のマニキュアは歯の表面に直接塗料を塗ることで、すぐに歯を白く見せることのできるアイテムのため、即効性を求めている方にはおすすめできますが、持続性が無いためどうしても一時的な白さになってしまいます。
写真撮影や、卒業式などあまり長い時間を要さない時に使うのであれば、特に問題はないかもしれませんが、歯そのものを白くしているわけではありませんので注意が必要です。
セルフケアグッズ④ホワイトニングパウダー
今SNSなどで注目を集めているホワイトニングパウダーは、パウダー状の歯磨き粉です。
一般的な歯磨き粉とは異なり粉状の歯磨き粉ですので粒子が非常に細かく、歯の隙間にもしっかりと入り込んで着色汚れや表面についた取りずらい汚れを取ってくれるという特徴があります。
使用方法は通常の歯磨き同様に、歯ブラシを使ってホワイトニングパウダーで歯を磨いた後に水ですすぐだけなので、比較的取り入れやすいセルフケアの1つではないでしょうか?
セルフケアグッズ⑤ホワイトニングシート
ホワイトニングシートは、歯を漂泊してくれる過酸化水素を含んだ薬剤が塗られているシートを歯に貼り付け、一定時間経過してから剥がすことで、歯を白くするという自宅でできるホワイトニングです。
海外では日常的に活用されているアイテムですが、日本は過酸化水素を6%以上含む場合は劇物指定されてしまうため、日本では過酸化水素を6%以上含むホワイトニングシートの販売がされていないので、あまり見た事の無い方もいらっしゃると思います。
インターネットの通販サイトによっては並行輸入品が売られている場合がありますが、海外のホワイトニングテープは、成分が強すぎて痛みを感じてしまうという事も珍しくないので注意が必要です。
セルフケアグッズ⑥ホワイトニング歯磨き粉
最後におすすめするセルフケアグッズは、ホワイトニング歯磨き粉です。
毎日歯磨きをする際に、いつも使っている歯磨き粉をホワイトニング歯磨き粉に変更してあげるだけで、自宅でホワイトニングができてしまうという非常に簡単な方法です。
ホワイトニング歯磨き粉はたくさん売られていますが、その中でも身体に害のない成分を用いていながらも、ホワイトニング効果を実感しやすいホワイトニングカフェオリジナルの「WHITENING CAFE home」がおすすめです。
WHITENING CAFE homeは、天然精油の香味材のローズマリーとレモングラスを使用しているので爽やかな香りでお口の中を爽やかに保ち、歯磨き粉とマウストリートメントの2種類を併用することで歯の表面汚れを取ってくれるだけでなく、エナメル質の修復も行ってくれるため滑らかな歯を作ることができます。
WHITENING CAFE homeでホワイトニングを行い、透明感のある白さを作りながら虫歯・歯肉炎・歯周病予防も同時に行いましょう!
やってはいけない!?セルフケアでできるホワイトニングの罠
ここからは、やらない方がいい危険なホワイトニングについてご紹介します。
歯を白くしても歯が悪くなってしまったり、もろくなってしまっては元も子もありませんので、ここで紹介するホワイトニングは歯の健康を守りつつホワイトニングをしたい方におすすめできない方法です。
自宅で行うホワイトニングの罠①重曹でホワイトニング
重曹で歯を磨くと歯が白くなるという話を聞いたことありませんか?
重曹には研磨作用があるので着色汚れを落としてくれるため、重曹で歯を磨くと歯が白くなるという事が考えられますが、歯自体が白くなっているわけではありません。
また重曹には掃除用品にも使われる非常に強力な研磨作用が含まれているので、歯自体を削ってしまう恐れや知覚過敏になる恐れもあります。
歯自体が削れてしまうと汚れが着色しやすくなってしまうので、黄ばみやすい歯に変わってしまいます。
自宅で行うホワイトニングの罠②イチゴやレモンでホワイトニング
イチゴやレモンは強い酸性の果物ですので、イチゴやレモンで歯を磨いたら歯が白くなったということもあります。
イチゴやレモンを食べる際は唾液と混ざることで酸が中和されるため歯に害なく食べることができますが、歯磨き粉のようにイチゴやレモンを歯にこすりつけると歯を守ってくれているエナメルを溶かしかねません。
歯のエナメルが溶けてしまうと知覚過敏症になってしまったり、虫歯が一気に進行してしまう可能性があるので、イチゴやレモンなどの酸を直接歯にこすりつける事で歯を白くしようという方法はおすすめできません。
自宅で行うホワイトニングの罠③海外輸入商品でホワイトニング
海外のホワイトニング製品は、日本よりも過酸化水素を多く含んでいるので、ホワイトニングの効果を実感しやすいとは言えますが、エナメル質が外国人よりも薄いと言われている日本人が海外で使われているホワイトニング材を使うことは、歯に悪影響を及ぼしかねません。
日本販売されているホワイトニンググッズは、日本人の歯に悪影響を与えないように過酸化水素6%以下のホワイトニング剤しか使用されておりませんので、よりホワイトニング効果を実感したいからと言う理由で海外のホワイトニング材を使用してしまうと成分が強すぎて痛みや知覚過敏を引き起こしかねません。
自宅で行うホワイトニングの罠④天然塩でホワイトニング
重曹同様に、天然塩で歯を磨くことでホワイトニング効果があったり口臭予防になる!という話を耳にしますが、これは根拠のないうわさにすぎません。
天然塩で歯を磨くことが大昔の時代では推奨されていたかもしれませんが、塩で歯を磨いたことで何かいい効果を得られるという根拠もなく、塩を使って歯を磨くのであればなにも付けない方が良いと述べている歯医者さんもいる程です。
反対に、塩の結晶が歯や歯茎を傷つけるだけでなく、歯茎が塩分をたくさん吸収したりしてしまうことで塩分過多になる可能性も否定できません。
セルフケアを行う際に注意したいこと
セルフケアグッズを使ってホワイトニング効果を実感することはできますが、先ほど紹介したセルフケアグッズで歯を白くするには限りがあり、長期を見据えたうえで毎日コツコツと行う必要があります。
セルフケアグッズだけでも、時間をかけてあげることで徐々に黄ばんだ歯の着色汚れを取り、白い歯に戻して行くことは十分可能ですが、あまり時間をかけずに歯の白さを取り戻したい!という方はホワイトニングカフェでセルフホワイトニングを行うことをおすすめします!
自宅でホワイトニングカフェの歯磨き粉とマウストリートメントを使用することで通常よりも早く、かつ歯の輝きや白さを長持ちさせることが可能です。
歯科衛生士おすすめ!自宅でできるホワイトニンググッズ|まとめ
今回は自宅でできるセルフケアグッズとセルフケアの効果、セルフケアをする際の注意点などについて詳しく解説しました!
歯を白くするために自宅でセルフケアグッズを使うことで、ホワイトニングの実施が可能ですが、自宅で行えるホワイトニングの中には、歯の健康状態を悪くしてしまいかねない物も多くあります。
「歯を白くしたい!」と思っている方は多いと思いますが、歯の健康状態を崩してしまうと黄ばみやすい歯になってしまうだけでなく、口腔内の病気にもなりかねませんので、セルフケアにてホワイトニングを行う際は注意が必要です。
時間と費用をあまりかけずに、自然な白さの歯にしたいと言う方は、ぜひホワイトニングカフェへお越しください♪

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。