汚れが落ちないって本当?やわらかめの歯ブラシを使うデメリットとは
更新日:2024年08月16日/ 公開日:2023年06月15日
優しい磨き心地が好みで、歯ブラシの硬さはいつも「やわらかめ」を選んでいるという人は多いでしょう。
しかし、やわらかめの歯ブラシは毛先がやわらかい分、歯垢や汚れが落ちにくい・歯ブラシの寿命が短いなどのデメリットもあるようです。
この記事では「やわらかめ歯ブラシ」のデメリットを始めデメリットを解消する方法や注意点、おすすめの歯ブラシの硬さについてご紹介していきます。
やわらかめの歯ブラシを使うデメリットは?
「やわらかめの歯ブラシは汚れや歯垢が落ちにくい」と言われますが、正しい使い方をすればそれほど大きなデメリットはありません。
しかし、やわらかめの歯ブラシが合わない人が誤った使い方をすると次のようなデメリットが生じることがあります。
やわらかめの歯ブラシのデメリット|①歯ブラシの寿命が短い
やわらかめの歯ブラシは、一般的な歯ブラシよりもやわらかい毛が使用されているため、歯ブラシの毛先が広がりやすい傾向にあります。
これまで普通や硬めの歯ブラシを使っていた方がやわらかめの歯ブラシに切り替えると、
「歯ブラシの消耗が早い」
「すぐに買い換えなければならないのでコスパが悪い」
と感じるかもしれません。
やわらかめの歯ブラシのデメリット|②過剰な圧力をかけてしまう可能性がある
やわらかめの歯ブラシは毛先がやわらかく作られている分、ブラッシングの際に過剰な圧力をかける「オーバーブラッシング」になりやすいと言われています。
やわらかめの歯ブラシに慣れるまでは、意識的に優しい力加減で磨くようにしましょう。
やわらかめの歯ブラシのデメリット|③歯垢や汚れが落ちにくい
「やわらかめの歯ブラシ」=「歯垢や汚れを落とせない」
というわけではありませんが、歯ブラシの毛先がやわらかい分、硬めや普通の歯ブラシと比べると歯垢の除去率はやや劣ってしまいます。
しかし、十分な時間をかけて歯1本1本を丁寧にブラッシングすれば、やわらかめの歯ブラシでもしっかりと歯垢や汚れを落とすことは可能です。
やわらかめの歯ブラシを使う時の注意点は?
ここまで読んでいただいた方の中には、やわらかめの歯ブラシのデメリットが気になって購入を躊躇っている方も多いかもしれません。
しかし、その一方でやわらかめの歯ブラシは歯肉や歯に優しく、硬めや普通の歯ブラシよりも歯を傷つけにくいといったメリットもあります。
やわらかめの歯ブラシを使う時の注意点を知って、デメリットを解消しましょう。
やわらかめの歯ブラシの注意点|①定期的に歯ブラシを交換する
やわらかめの歯ブラシに限ったことではありませんが、歯ブラシを長期間使い続けていると毛先が広がり汚れを落とす力が弱まってしまいます。
「歯ブラシの毛先が広がってきた」と感じたら、新しいものに交換するサインです。
また見た目に大きな変化が見られない場合も、月に1度のペースで交換することで歯ブラシを清潔に保つことができます。
古い歯ブラシを使い続けるデメリットや交換のタイミングについては以下の記事でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
やわらかめの歯ブラシの注意点|②正しい歯磨きの仕方を実践する
指先でペンを持つような要領で歯ブラシを軽く握ったら、歯と歯茎の境目にピッタリと密着させ左右小刻みに動かしましょう。
やわらかめの歯ブラシは毛先が広がりやすいため、力が入りすぎないように優しく磨くことが大切です。
5~10㎜の幅を目安に歯1本あたり10往復を目標に丁寧に磨いていきましょう。
おすすめの硬さは?自分にあった歯ブラシを選ぶコツ
歯ブラシの理想の硬さは人によって異なるため、自分に合った硬さを見つけることが大切です。
最後に、
「やわらかめ」
「普通」
「硬め」
それぞれの歯ブラシが向いている人の特徴を簡単にまとめました。
ご自身の歯の状態に適した硬さを選ぶヒントにしてみて下さいね。
歯ブラシの硬さ|①やわらかめの歯ブラシが向いている人
やわらかめの歯ブラシは、歯肉炎を起こしている方や、歯周病の治療を受けている方に向いています。
また、「硬めや普通の歯ブラシを使うと口を濯いだ時に血が出てしまう」と悩んでいる方は、刺激の少ないやわらかめの歯ブラシに切り替えると症状が改善される可能性があります。
歯ブラシの硬さ|②普通の歯ブラシが向いている人
歯茎や歯に特に異常がない方や歯茎が健康で血が出にくい人は、硬さが普通の歯ブラシを選ぶことをおすすめします。
最もスタンダードな硬さですので、歯垢や汚れの除去力にも優れており全体的にバランスの取れた作りになっています。
歯ブラシの硬さ|③硬めの歯ブラシが向いている人
硬めの歯ブラシは、歯周病や歯肉炎などのトラブルがない健康な歯に使用するのが適しています。
歯石をしっかりと取り除きたい方やタバコやコーヒーなど着色汚れに悩んでいる方、口臭を予防したい方にもおすすめです。
ただし力を入れすぎると、歯の表面や歯茎を傷つける恐れがあるため力加減には十分に注意してください。
また、歯ブラシの選び方は以下の記事でも詳しくご紹介しています。
歯ブラシの硬さだけではなく、毛の細さやヘッドの大きさにも触れていますのでぜひご一読ください。
「やわらかめ」「普通」「硬め」自分にあった歯ブラシの硬さを見つけよう|まとめ
今回はやわらかめの歯ブラシを使用するデメリットとその解消法についてお伝えしてきました。
歯ブラシの硬さの表示は「家庭用品品質表示法」によって「やわらかめ」「普通」「硬め」のいずれかを表記するように定められていますが、実際の使用感とは必ずしも一致するわけではないため、実際に使用した上で自分の歯に合う1本を見つけていくことが大切です。
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歯ブラシの硬さはやわらかめの表示になっていますが、ソフトラバー毛でコーティングしていることにより、しなやかなで使用感は「ふつう」の硬さに近いと感じられる方が多いです。
また、マイナスイオンが歯垢を取り除き細菌の付着をしっかりと防いでくれます。
またヘッドパーツは交換できるため、月に1度の交換でいつでも清潔な状態を保つことができます。
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