歯を白くする方法とは?自宅でできる方法からホワイトニングまで紹介!
更新日:2025年02月10日/ 公開日:2025年02月20日
歯は、顔の印象を決める要素として大きなポイントでもあるため、白く美しい歯を手に入れたいと考えている方も多くいらっしゃることでしょう。
鏡を見てご自身の歯の黄ばみや汚れが突然気になり始めた…という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
歯を白くする方法としては、自宅で行えるものからホワイトニングまで様々な選択肢があります。
本記事では、歯を白くする様々な方法や習慣をご紹介していきますので、歯の黄ばみや汚れにお悩みの方は是非最後までご一読ください!
そもそも歯が黄ばむ理由とは?
そもそも、歯が黄ばんだり汚れたりする理由としてはいったいどのようなものがあるのか、順番に見ていきましょう。
食べ物や飲み物による着色汚れ
日々の食生活は歯に及ぼす影響としてもかなり大きく、飲食物の色素が表面に沈着することでステインによる着色が生じます。
色素沈着が起こりやすい飲食物としては下記のものが挙げられます。
着色を防ぐためには、上記のような飲食物を摂取した後は口をゆすいだり歯磨きを行うといった心がけが重要となるでしょう。
加齢による黄ばみ
歯の表面を覆っている半透明の白色物質「エナメル質」の内部には、黄ばみがかった象牙質という部分があります。
歳を取るとエナメル質が薄くなり、象牙質の色が透けやすくなることから歯が黄色に変色していくと言われています。
また、象牙質自体の色味も加齢によって濃くなることから、さらに黄ばんで見えるようになるでしょう。
抗生物質の影響による着色
抗生物質の中でもテトラサイクリン系と呼ばれる種類の薬剤は、骨や歯などのからなの硬組織に対して影響を及ぼすという報告がされており、歯に着色を起こす副作用があると言われています。
特に、小学生くらいまでの時期に上記の抗生物質を多く摂取していた場合には変色を引き起こしやすいことも分かっています。
タバコによる着色
喫煙も歯が黄ばむ理由として大きな要因の一つです。
タバコにはニコチンやタールといった有害物質が多く含まれており、これらは歯面全体を覆うペリクルと結びつくことで歯を着色させます。
タールには粘着性があることから歯の表面に付着しやすく、飲食物の色素を付着させやすくするといった性質も持っているのです。
また、タバコに含まれるニコチンには血流を悪くする作用があるため、吸い続けていると歯茎に十分な血流が行き渡りにくくなることから歯茎まで変色させる可能性があるため注意が必要です。
自宅で行える 歯を白くする方法4選
歯が黄ばんだり汚れたりする理由について分かったところで、まずは歯を白くする方法として、自宅で実践することができる方法を5選ご紹介していきます。
ホームケアとして気軽に実行できる方法もありますので、挑戦してみましょう。
ホワイトニング歯磨き粉
近年では、ホワイトニング効果のある歯磨き粉の数が増加しています。
ホワイトニング用の歯磨き粉は日々のホームケアに取り入れることができ、気軽に実践することができるのも大きなメリットです。
自身に合ったホワイトニング歯磨き粉を選び、ホワイトニングケアを行っていきましょう。
なお、ホワイトニング歯磨き粉については以下の記事で詳しくご紹介しています。
▶【ドラッグストアでも買える】市販ホワイトニング歯磨き粉7選!
歯の消しゴム
ステインをこすって落とすことができる「歯の消しゴム」と呼ばれるものも歯を白くする方法の1つです。
歯の消しゴムは、タバコのヤニや付着している汚れを落とすことができ、場所を選ばずに実践することが可能です。
簡単に行うことができる方法ではありますが、歯の表面を傷つけないように力の入れすぎに注意することが必要です。
歯のマニキュア
爪のマニキュアのように塗布するタイプの方法で、歯のマニキュアというものも存在します。
歯のマニキュアは文字通り歯に使用するタイプのマニキュアであり、専用の白い塗料を塗るだけの方法であるため、即効性があることもポイントです。
市販で入手することができますが、自宅でケアするタイプの商品は長持ちしない・効果が一時的といったデメリットもありますので注意しましょう。
ホワイトニングペン
歯のマニキュアと似た方法として、ホワイトニングペンというものが挙げられます。
ホワイトニングペンは、歯の表面に薬剤を塗布して塗り重ねたあと、歯ブラシで汚れを落とすことが出来る製品となっています。
とてもシンプルであり、出先でも使用することができるといったメリットがある一方、こちらも持続時間が短いといったデメリットが挙げられるでしょう。
日頃の習慣でできる白い歯を保つ方法
自宅で歯を白くする方法についてご紹介しましたが、重要なのは日頃の生活において白い歯を保てるような習慣を取り入れておくことです。
そこで続いては、白い歯を保つために日頃の習慣で実践できる方法をご紹介していきます。
食べ物や飲み物に注意する
歯の着色や汚れの原因として、飲食物の影響が大きいことをお伝えしました。
歯の白さを保ちたい際には、先述して紹介した食べ物・飲み物の摂取回数を控える・減らすといったことが望ましいです。
もし着色の原因となりやすい飲食物を摂取した際には、食後に口の中をゆすぐようにすることで、ステインが歯に付着することを防ぎましょう。
禁煙する
タバコに含まれる成分は、先述したように歯の着色汚れの大きな原因の1つです。
タバコのヤニを落とす歯磨き粉などを上手く取り入れることも可能ですが、歯の白さを保ちたい際には、やはり禁煙することが望ましいでしょう。
強すぎるブラッシングは避ける
歯を白くしようと強くブラッシングしすぎてしまうと、歯の表面のエナメル質に傷がついてしまいます。
エナメル質に傷がついてしまうと、食べ物や飲み物によるステイン質が削れてしまい、知覚過敏を引き起こす要因となってしまうなど逆効果に繋がってしまうため、注意が必要です。
ブラッシングを行う際には強く磨きすぎないといった心がけをするほか、強い研磨剤を含んだ歯磨き粉を避けるといった工夫も必要となるでしょう。
定期健診やクリーニング
歯科医院に行って定期検診や歯のクリーニングをしてもらうことも重要です。
歯科医院でのクリーニングでは歯磨きでは落としづらい歯石などの汚れを除去してもらうことができます。
着色汚れの原因が歯石による着色である場合は、クリーニングすることで歯の白さを取り戻すことができるでしょう。
また、定期健診を行うと、虫歯や歯周病の予防に繋がるため、歯の健康面でも大きなメリットがありますので、定期的に受診するのが好ましいでしょう。
逆効果!やってはいけないセルフケアとは
歯を白くするために自身で出来ることがお分かりいただけたかと思いますが、「歯を白くできる」という風に噂されている行為の中には、逆効果を及ぼしてしまうセルフケアも存在します。
本項目では、間違ってやってしまいがちなNG、またはリスクがあるセルフケアをご紹介します。
重曹で歯を磨く
自身で行うことができるホワイトニングの方法として、重曹を使用して歯を磨くという方法が有名です。
重曹は安価であり、普段から掃除や洗濯で使用している用品であることから挑戦しやすいといったメリットがあります。
この重曹を使用した歯磨きは完全なNGではありませんが、研磨効果が高いため注意が必要となります。
重曹で白くなったと感じている方の中には、エナメル質が削れていることで白く感じている方もいる可能性が高いです。
また、重曹は刺激が強く、口の中の粘膜を傷つける可能性があるため、重曹ではなくホワイトニング歯磨き粉などを使用することが推奨されるでしょう。
レモンやバナナの皮で歯を擦る
レモンやバナナの皮といったフルーツの酸を使用することで歯が白くなるという噂がありますが、これは酸が表面の汚れを溶かすことで生じていると考えられます。
しかし、酸は歯のエナメル質も一緒に溶かしてしまう可能性があり、非常にリスクが高い方法ですので、行わないようにしましょう。
研磨剤入りの歯磨き粉と電動歯ブラシを併用する
研磨剤入りの歯磨き粉と電動歯ブラシを併用することもNGセルフケアとして挙げられます。
電動歯ブラシを使用すると、手で歯磨きをするよりも振動数が多くなるため、歯のエナメル層を傷つけるリスクが高くなり、歯がもろくなって虫歯になりやすいといった危険性があります。
電動歯ブラシを使用する際には、研磨剤が入っていないタイプの歯磨き粉を使用しましょう。
効率よく歯を白くするにはホワイトニングがおすすめ!その種類を紹介
ここまで歯を白くする方法として自宅で行うことができる手段をご紹介してきましたが、しっかりと効果を実感できる方法としては、ホワイトニングがおすすめです。
ホワイトニングと一言で言っても種類が存在しますので、下記ではホワイトニングを4種類に分けてご紹介していきます。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとはクリニックで歯科医師や歯科衛生士のカウンセリングと施術を受ける形式のホワイトニング方法となっています。
歯茎の保護をしてホワイトニング薬剤を歯に塗布して光を当てる仕組みとなっており、約1~2時間程度の時間がかかります。
歯科医師や歯科衛生士にしか取り扱いできない過酸化水素を使用していることが一番の特徴で、歯の内部を漂白することが可能です。
専門的な治療が受けられることから安心してホワイトニングを行うことができますが、費用が高くなるといったデメリットも挙げられるでしょう。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、専用のマウスピースにホワイトニング薬剤を塗布し、歯に装着して時間をおくことで歯の着色を分解していく形のホワイトニングとなっています。
忙しくて医院に通うことができないという方であっても実践することができる方法となっており、自身のタイミングで行えるのも嬉しいポイントです。
効果を実感するまでの期間が比較的短いといったメリットもありますが、白以外の色の付いた飲食物やタバコなどは数十分から数時間我慢する必要があるので注意が必要です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとルームホワイトニングを併用して行うホワイトニングの形式のことを指します。
歯科医院でホワイトニング施術を受け、カウンセリングや口内のチェックを行った後に、クリーニングやマウスピースの型取りなどを行い、自宅でのホームホワイトニングを並行していくことで白さを深めていくことが出来ます。
短期間で効果を期待することができ、白さが持続しやすいというメリットがありますが、2種類のホワイトニングを行うことから、コストがかかるといった懸念点もあります。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、歯医者で行う医療行為とは異なり、スタッフが直接補助を行ったり、口の中に手を入れるなどの行為は行いません。
スタッフからはサービスの説明とサポートがある程度で、サロンにあるマシンを使用して自分自身の手でケアを行う方法です。
セルフホワイトニングに含まれる薬剤はサロンや専門店によって多様であり、含まれる成分も異なります。
ホワイトニングの効果が比較的緩やかに感じられる場合もありますが、費用が安く抑えられ、自分のタイミングでホワイトニングを行えるといったメリットがあります。
セルフホワイトニングのメリットとは?
ホワイトニングの種類について把握することができましたが、近年はセルフホワイトニングへの注目が高くなっています。
そこで、続いてはセルフホワイトニングのメリットについてさらにご紹介していきますので、ご検討中の方は参考にしてみて下さい。
歯科医院より安価な価格設定
歯科医院で行うホワイトニングは、健康保険が適用されていないため一回1万円〜7万円程かかります。
セルフホワイトニングは施術自体は自分自身で行うため、歯科医院で行うホワイトニングと比較すると費用を安く抑えることができることが大きなメリットであると言えるでしょう。
ホワイトニングを今までやったことがないという方も気軽に挑戦しやすいですね。
しみない・痛みがない
歯科医院で行うホワイトニングは、歯を漂白するために過酸化水素や尿素といった成分を含んでいます。
上記のような成分は、歯に浸透する際に一時的に歯の内部を脱水状態にしてしまうため、施術中だけでなく、後から痛みを感じることもあるでしょう。
その点、セルフホワイトニングでは酸化チタンや、ポリリン酸・メタリン酸といった歯にダメージを与えづらい成分を使用しているので、しみない・痛みがないといった特徴があります。
気軽に通うことができる
歯科医院でのホワイトニングは1〜2時間ほどの時間を要することが多いですが、セルフホワイトニングでは比較的短い時間でホワイトニングを実施することができます。
また、マシーンを複数台設置している店舗であれば、混雑することも少なく、自身のスケジュールに合わせて予約を取ることができるでしょう。
用事の前や後についでに立ち寄ることができるという気軽さはとても嬉しいメリットであると言えるでしょう。
食事制限がない
歯科医院のホワイトニングでは過酸化水素や尿素などを使用するため、施術後24時間以内は、ペリクルと呼ばれる歯を保護する膜が剥がれた状態となります。
上記の状態では通常よりも歯が着色しやすくなるため、施術後にはワインやチョコレートなどの歯を着色させやすい食べ物は制限されてしまいます。
しかし、セルフホワイトニングでは過酸化水素などの薬品を使用せずに歯の表面の汚れのみを除去するため、歯の膜を剥がすことは無く、食事制限がないといったメリットがあります。
セルフホワイトニングならホワイトニングカフェ
セルフホワイトニングはコストを抑えながら気軽に通うことができるホワイトニングであることが分かりました。
セルフホワイトニングを提供しているホワイトニングカフェは、全国に50店舗以上展開しており、年間10万人が来店しています。
「しみない・痛くない・30分で簡単」という特徴があり、痛みが不安な方や忙しくてホワイトニングをする時間がないという方でも安心して利用できる点が大きな魅力です。
また、お店でのサロンケアと自宅で行なうホームケアを組み合わせた「Wホワイトニング」が大きな特徴となっており、ホームケア用のオリジナル商品も充実しています。
予算の目安も4,980円(税込)からとなっており、歯医者で行うホワイトニングよりかなり安価に行えることが分かるのではないでしょうか。
是非この機会に、ホワイトニングカフェでセルフホワイトニングをスタートしてみて下さい!
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歯を白くする方法とは?自宅でできる方法からホワイトニングまで紹介!| まとめ
本記事では、自宅で出来る歯を白くする方法から、ホワイトニングの種類までをご紹介しました。
歯を白くするには日頃の習慣ももちろん大事ですが、ホワイトニングを行うことで、歯が白くなったという変化を感じやすくなるでしょう。
「ホワイトニングに行くのは大変そう」「高価なホワイトニングは通えない」という不安をお持ちの方は、セルフホワイトニングのホワイトニングカフェを活用し、歯の本来の白さを取り戻していきましょう!