歯のクリーニング後の注意点3つ!クリーニングの内容も紹介します
更新日:2023年04月03日/ 公開日:2023年04月03日
歯のクリーニングを受けて歯垢や歯石を除去することで歯周病・虫歯予防につながるだけでなく、着色汚れを落として清潔な印象を手に入れることができます。
しかし、歯のクリーニング後のケアや過ごし方に気をつけないと、せっかくのクリーニングの効果が半減してしまいかねないため注意が必要です。
そこでこの記事では、歯医者さんのクリーニングではどのようなことをするのかという点に加えて、歯のクリーニング後の注意点について解説していきます。
歯医者さんのクリーニングではどんなことをするの?
みなさんの中にはさまざまな目的で歯医者さんのクリーニングを受けようと考えている方がいると思いますが、具体的にどのようなことをしてどういった効果が期待できるのかわからないという方もいるのではないでしょうか?
そこでまずは、歯医者さんのクリーニングの内容について簡単に確認していきましょう。
歯のクリーニング内容①プラークの確認
歯医者さんのクリーニングではまずプラーク(歯垢)の確認をするために、特殊な液体を歯に塗布してプラークが付着している箇所を染め出します。
これは日々の歯磨きで磨き残しがある箇所の確認が目的で、磨き残しが多い箇所を自分自身でも確認できれば普段の歯磨きでどこを入念に磨けばいいのかの把握につながり、歯磨きの質を高めることが可能です。
歯のクリーニング内容②ポリッシング
プラークを確認したら実際に歯のクリーニングを行なっていきますが、まずはポリッシングといって専用器具を使って歯を磨く処置を施します。
歯をしっかりと磨きあげることで汚れの再付着の抑制につながり、歯医者さんによっては虫歯の予防効果が見込めるペーストを歯に塗布するケースも少なくありません。
「歯石を取ると歯が削れるので心配」
「歯の表面も一緒に削っているから歯に良くない」
などと言われる方が多いですが、クリーニングで歯石を取る際は頑固にこびりついた歯石のみを削っているため、決して歯を削っているわけではありません。
中には、歯医者さんで歯のクリーニングをしたら歯が小さくなった!とおっしゃる方もいらっしゃるりますが、これは歯石を取ったため歯が小さく感じているだけで歯に悪影響はないのでご安心ください。
歯のクリーニング内容③スケーリング
歯のクリーニングでは、スケーラーという器具を使って歯石を除去する「スケーリング」という処置も行ないます。
歯石ができてしまうと普段の歯磨きでは除去が難しく、歯石は虫歯や歯周病の原因になるため定期的にクリーニングを受けて予防することが大切です。
歯のクリーニング内容④エアフロー
上記のほかにも「エアフロー」といって炭酸水素ナトリウムやグリシンといったパウダーをジェット水流で吹き付けて、歯に付着した汚れ・色素を除去するクリーニングも行ないます。
このエアフローは歯や歯茎に直接器具が触れないため、歯・歯茎を傷つけるリスクを軽減しながらクリーニングを受けられる点が特徴です。
歯のクリーニング後に注意すべき3つのポイント
歯周病や虫歯に加えて歯の黄ばみなどを予防するためには定期的な歯のクリーニングが大切ですが、ただクリーニングを受けるだけではなく施術後に気をつけなければならない点があります。
ここからは、歯のクリーニング後に注意すべきポイントを3つに分けて確認していきましょう。
注意点①クリーニング後24時間は色の濃いものを口にしない
歯のクリーニング後は歯の表面にあるペリクルという膜が一時的になくなるため、着色しやすい状態になっています。
クリーニング後に色の濃い飲食物を口にしてしまうと黄ばみなどが生じる場合があるため、最低でも24時間は色の濃いものを口にしないのがおすすめです。
色の濃い飲食物の一例としてはカレー・コーヒー・ワイン・お茶のほか、一見色が濃くなく着色しないように思える大豆製品なども挙げられます。
注意点②クリーニング後は最低1時間ほど空けてから食事する
上記のとおりクリーニング後の歯はペリクルが一時的になくなっているため、着色しやすいだけでなく外的刺激にも敏感な状態です。
歯のクリーニングを受けた直後に熱い・冷たい飲食物を口にすると痛みを感じることもあるため、クリーニング後に食事する場合は最低でも1時間程度空けたほうがよいでしょう。
注意点③クリーニング後に限らず日頃からセルフケアを怠らない
何度もお伝えしているように定期的な歯のクリーニングは虫歯や歯周病予防に効果的ですが、日頃の歯磨きを怠ってしまうと口腔内のトラブルに発展するリスクを高めかねません。
特に歯と歯の間や歯と歯肉の間には汚れが溜まりやすいため、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシ・マウスウォッシュなども使ってセルフケアを行なうことをおすすめします。
歯の着色汚れを落としたいならホワイトニングカフェがおすすめ!
歯の着色汚れを落として白い歯を手に入れるために歯医者さんのクリーニングを検討しているのであれば、まずはセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」がおすすめです。
ここからはホワイトニングカフェのホワイトニングを利用するメリットや、どういった点がおすすめなのかといったことについて紹介していきます。
歯の表面に付着した着色汚れを落として自然な歯の白さを取り戻せる
ホワイトニングカフェのホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れを落として自然な歯の白さを取り戻していく方法です。
もちろん虫歯や歯周病予防も一緒に行ないたい場合は、歯医者さんで歯をクリーニングしてもらうのが良いですが、着色汚れによる歯の黄ばみを何とかしたいのであればまずはセルフホワイトニングをおすすめします。
白く美しい歯を手に入れることによって普段の歯磨きに対する意識も向上するため、セルフケアの質を高めれば結果として虫歯や歯周病の予防にもつながるでしょう。
セルフホワイトニングをしたあとでも食事制限は不要
ホワイトニングカフェのホワイトニングのメリットとしては、施術を行なったあとでも食事制限をする必要がないという点です。
コーヒーやお茶など着色しやすいものをよく飲む方でも、自宅でのホームケアと併用することによってサロンケアで白くなった歯を長持ちさせられます。
またホワイトニング後はしばらく経てば徐々に色戻りするため、定期的にサロンに通ってケアを行なうこともおすすめです。
ホームケアにはホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」をご用意しているため、気になる方はぜひサロンスタッフにお声がけください。
WHITENING CAFE home
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安全性の高いホワイトニング溶液を使うから痛くない
ホワイトニングカフェのホワイトニングに使用する溶液には、化粧品や食品にも使用されている安全性の高い成分を用いたものを採用しているため、施術中や施術後に痛みを感じません。
ホワイトニングに対して「痛そう・しみそう」といったイメージがある方でも安心してご利用いただける点は、ホワイトニングカフェの大きなメリットの1つです。
歯のクリーニングの内容と施術後の注意点|まとめ
歯医者さんで受けられる歯のクリーニングの内容としては、おもに以下のようなものが挙げられます。
・ポリッシング
・スケーリング
・エアフロー
普段の歯磨きでは取り除ききれない箇所の歯垢や歯石、着色汚れなどを除去することができるため、虫歯・歯周病のほか歯の黄ばみの予防にもつながります。
ただし歯のクリーニング後は歯の表面にあるペリクルという膜が一時的になくなって、着色しやすく外的刺激にも敏感な状態になっており施術後のケアや過ごし方に注意が必要です。
クリーニング後の注意点としては、食事する場合は最低でも1時間程度は空けるようにして、色の濃い飲食物に関しては24時間は口にしないことが挙げられます。
また「定期的にクリーニングをしているから」と安心せず普段のセルフケアにも力を入れれば、白い歯を保ちながら虫歯・歯周病のリスクを軽減することが可能です。
着色汚れを落とすことを目的に歯のクリーニングを検討している方は、ぜひホワイトニングカフェのホワイトニングも選択肢に入れてはいかがでしょうか?

コラム監修:菊地ありさ
歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。