ホワイトニングで後悔!?後悔してしまった例やデメリットを解説
更新日:2024年01月29日/ 公開日:2021年08月19日
最近は芸能人やモデルだけではなく、一般の方でも歯のホワイトニングをする方が増えてきています。
しかし、ホワイトニングを行うにあたって、
「やってみたいけど実際のところどうなの?」
「ホワイトニングにデメリットはあるの?」
という不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
「せっかくホワイトニングに挑戦したのに思っていた仕上がりと違った…」と、後悔してしまってはもったいないですよね。
今回はホワイトニングで後悔しないためにも、事前に知っておくべきデメリットをいくつかご紹介します。
ホワイトニングで後悔してしまった人の例
ホワイトニングをして後悔した方はどんなことで後悔することになってしまったのでしょうか?
実際にホワイトニングをしてみて「やめておけばよかった」と後悔した例を4つご紹介していくので、ホワイトニングを検討している方は必見です。
ホワイトニングで後悔した例①歯や歯茎が痛くなった
ホワイトニング後に歯や歯茎が痛くなってしまうことがありますが、理由として考えられるのは、薬剤の作用で歯の表面が剥がれることで知覚過敏が一時的に起こっているからです。
知覚過敏のほかにも、薬剤が歯茎に付着することで歯茎から出血したり白色に変色し強い痛みを引き起こすこともあります。
歯を白く綺麗に見せようと始めたホワイトニングで、歯や歯茎などを傷つけて後悔しないように気をつけてください。
ホワイトニング後の痛みが心配な方は1度歯医者さんに相談するか、痛みのないセルフホワイトニングを行うようにしましょう。
ホワイトニングで後悔した例②想像より白くならなかった
ホワイトニングを行う前に「どれくらい白くなるのか」と期待を胸に膨らませながらホワイトニングを行う方が多いですが、ホワイトニングを数回するだけでは想像しているほどの白さにはなりません。
ホワイトニングは1回で目に見えてわかる効果が現れるわけではなく、ある程度回数を重ねる必要があるので、それを知らずにホワイトニングをした方は後悔されることが多いようです。
ホワイトニングで後悔した例③白さにムラができた
ホワイトニングを行う場合(特にホームホワイトニングなど自身で行うホワイトニング)では、全ての歯が均一に同じ白さになるとは限りません。
そうなると、他の人から見たときに歯の色がまばらに見えたり、歯先と歯の根元の色が違っていて、歯がちゃんと白く見えないことがあります。
せっかくホワイトニングをしても、思うように歯が白くならなければ後悔してしまうのも無理もないでしょう。
ホワイトニングで後悔した例④以前よりも歯が黄ばんだ
ホワイトニングを行った直後は、色の吸着率が高くなっているため、その後に飲食をする食べ物や飲み物の色に気をつけなければなりません。
もしホワイトニング直後に着色する食べ物や飲み物(チョコやコーヒー・醤油・ケチャップ・味噌・コーラなど)を摂取してしまうと、通常の摂取時よりも黄ばんでしまいます。
他にもタバコなどの歯が黄色くなる行為にも気をつけなければいけないため、ホワイトニングを行うと行動がいつもよりもかなり制限されてしまうでしょう。
歯を白くしたいと始めたホワイトニングも、正しいアフターケアができていないとホワイトニングをしなければよかったと後悔してしまいます。
後悔しないためにホワイトニングのデメリットを確認しよう
ホワイトニングにはご自身で行うセルフホワイトニングの他に、歯科医院で行うホワイトニングもあります。
また、歯科医院で行うホワイトニングは大きくオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2つに分けられます。
この2つのホワイトニングを行ってから後悔しないように、デメリットについてご紹介していきます。
セルフホワイトニングのデメリット
セルフホワイトニングとは、歯科医院以外で行うホワイトニング法のことを指します。
今はサロンや専門店で実施しているところも多く、施術はスタッフではなくお客様自らが行います。安価にホワイトニングをすることができるなど魅力がたくさんありますが、デメリットも存在します。
デメリットは、「良くも悪くも自分の手で行う必要がある」というところです。
セルフホワイトニングは自分の手でホワイトニングを行うため、それによってホワイトニングに色ムラが現れて後悔してしまうことやホワイトニングの効果を感じにくいというデメリットが生じます。
そのため、セルフホワイトニングを検討している方は、しっかりとスタッフがお客様をサポートしてくれるようなホワイトニングサロンを利用すると「自分の手で行うから」という観点で後悔しにくいでしょう。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット
ではここからは、歯科医院で行うホワイトニングのデメリットについて5つ解説します。
細かく紹介しているため、後悔しないためにも歯科医院でのホワイトニングを検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット|①歯の表面が荒れる
歯科医院で行うホワイトニングでは、医療機関でしか扱えない過酸化水素などの漂白作用のあるホワイトニング剤を使用しています。
このホワイトニング剤が歯の表面の「ペリクル」という保護膜を剥がしてしまうのです。
「ペリクル」が再生するまでの1~2日間は、歯の表面がざらざらと白く濁った状態になります。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット|②知覚過敏になりやすい
歯科医院で用いるホワイトニング剤は歯の神経も敏感にします。
薬剤が歯に浸透することで、外部からの刺激を受けやすくなってしまうからです。
冷たい物を口にしたり息を吸っただけで歯がしみるといった症状が現れ、知覚過敏になってしまった場合は治るまでに数か月ほどの時間がかかることがあります。
「ホワイトニングをして後悔した」という方は、この知覚過敏による影響が気になっている場合が多いようです。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット|③食事制限などが厳しい
こちらはオフィスホワイトニング・ホームホワイトニングともにですが、施術後は決められた時間・色の濃い食べ物や飲み物を控える必要があります。
なぜなら、ホワイトニング剤によって「ペリクル」がなくなっている状態ため、いつもより歯に色が着きやすくなっているからです。
たばこのニコチン・タールも着色汚れの原因になるため禁煙を行ったり、口紅・うがい薬の使用も制限されます。普段と同じ生活を送れないことから後悔する方も少なくないようです。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット|④保険適用外なのでコストがかかる
歯科医院で行うホワイトニングは自由診療に当たるので、公的な医療保険制度が適用されません。
つまり治療費は全額自己負担となり、料金設定は歯科医院によって大きく異なりますが数万円は確実にかかると見ていいでしょう。
メンテナンス料金やオプション料金も別途払うとなると多額の出費となり、それを予想・知らなかった方は後悔することもあるようです。
歯科医院で行うホワイトニングのデメリット|⑤人工歯はホワイトニングできない
医療ホワイトニングでは、劣化によって変色したセラミックやレジンなどの人工歯を白くすることはできません。
人工の歯にはそもそも神経が通っていないので効果がないのです。
インプラントをした状態でホワイトニングをしてしまうと天然の歯と人工の歯で色の差が出てしまい、不自然な仕上がりになります。
オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング特有のデメリット
歯科医院で受けることができるホワイトニングには、歯科医院に通うオフィスホワイトニングと自宅でできるホームホワイトニングがあります。
そこでそれぞれのデメリットについて解説していくため、興味のある方や後悔のしたくない方はぜひ読んでみてください。
オフィスホワイトニング特有のデメリット
オフィスホワイトニング特有のデメリットとして、
・色戻りが早い
・色ムラが出やすい
・虫歯などですぐに治療を行えない可能性がある
・費用が多くかかる
ということが挙げられます。
オフィスホワイトニングは、3~4回の通院ですぐに希望の白さの歯にすることができますが、その分色戻りが早いのが特徴です。
ホームホワイトニングが半年~1年間もつのに対し、オフィスホワイトニングの持続期間は3~6か月だと言われています。
また、オフィスホワイトニングを行うと歯に帯状の色ムラが出ることがあります。
歯にはもともと横に縞が入っているので、急激にホワイトニングを行うと凹凸に強く反応して白い部分と、そうではない部分で色に差が現れてしまうのです。
他にも、歯科医院で行うことでホワイトニングを始める前に歯の治療を行わなければならないこともあります。
それにより、すぐにホワイトニングを始めたい場合でもホワイトニング前の治療に時間がかかり思うように進まずに、オフィスホワイトニングを選んだ後悔をする方もいらっしゃるようです。
さらに歯科医院に通院してホワイトニングを行うことで、治療費もホームホワイトニングに比べてかかるでしょう。そうなると予想していたよりも多くの金額がかかることもあります。
ホームホワイトニング特有のデメリット
ホームホワイトニング特有のデメリットとして、
・時間がかかる
・プロによる施術が受けられない
ということが挙げられます。
ホームホワイトニングは、歯科医院で処方してもらった薬をマウスピースに入れて自宅で歯を白くするホワイトニング法です。
オフィスホワイトニングより弱い薬剤を塗るので、効果が現れるまでに最低でも2週間以上かかります。
また、ホームホワイトニングでは薬剤の塗布から装着、道具の手入れまで全て自分でケアしなければならないため、手間がかかります。
毎日数時間マウスピースを着けているとなると、その間飲食や喋ることもままならず煩わしさを感じて後悔することもあるでしょう。
また、自身で行うホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングと違って自身で薬剤の量や装着時間を管理しなければなりません。
それにより、予定よりも白くなるまでに時間がかかったり色ムラができたりと後悔してしまう方も少なくないようです。
後悔する?!ホワイトニングを行ってはいけない方とは?
健康上の理由からホワイトニング自体を行ってはいけない方もいらっしゃいます。
ホワイトニング後に後悔をしないためにも、以下の項目に該当する場合はホワイトニングを控えましょう。
ホワイトニングをしない方がいい|妊娠中・授乳中の方
妊娠・授乳中の方は薬剤が赤ちゃんの体に悪影響を及ぼす可能性があるので、ホワイトニングはおすすめできません。
また、妊娠中は女性ホルモンの乱れにより虫歯や歯周病になりやすい口内環境です。
口内トラブルがある状態でホワイトニングを行うと、知覚過敏の原因になります。
しかし、妊娠中や授乳中の方でもセルフホワイトニングなら身体を気にすることなく行うことができます。
妊娠中のホワイトニングや妊婦さんが歯を白くするケア方法については、下記の記事をご覧ください。
ホワイトニングをしない方がいい|無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症の方は、絶対に過酸化水素水入りの薬剤を用いたホワイトニングを行ってはいけません。
無カタラーゼ症とは、簡単に言うとホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解できない体質をもった疾患のことです。
万が一薬剤を飲み込んでしまったり、マウスピースから薬剤がこぼれてしまったりした際に進行性口腔壊死などの深刻な病に侵されることがあります。
歯科医院でホワイトニングをする場合はオキシドールに反応するかどうか必ず検査をしましょう。
一方で、セルフホワイトニングは過酸化水素水を使用しないため、無カタラーゼ症の方でも安心してホワイトニングを行うことができます。
後悔しないホワイトニングなら「ホワイトニングカフェ」
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ホワイトニングで使用される過酸化水素水・過酸化尿素を含んだ医薬品のホワイトニング剤は、国家資格を持った歯科医師や歯科衛生士でないと取り扱いができません。
ですが、ホワイトニングカフェでは代わりに歯にも体にもやさしい「酸化チタン」が主成分である特殊な薬剤とLEDライトを用いて施術を行い、歯の表面の着色汚れを落とします。
歯科医院のホワイトニングが元の色より白くなりすぎてしまうことがあるのに対し、セルフホワイトニングでは歯本来の白さに近づけることができます。
1回分の施術で効果を感じられる方もおり、即効性にも優れているほか、差し歯など人工歯についた着色汚れも取り除くことも可能です。
これらを歯科医院でホワイトニングをするよりはるかに低価格でできるのがセルフホワイトニングの魅力です。
ホワイトニングカフェでは、新規のお客様限定キャンペーンを実施しているので、お得にホワイトニングを行いたい方は是非チェックしてみてください!
ホワイトニングで後悔しないために|まとめ
歯科医院で行うホワイトニングは、医療行為の一種であるため効果は強く現れますが、同時にデメリットも多く伴うため後悔する方もいます。
一方セルフホワイトニングは、安心・安全にお手頃価格で歯に付いたステインを落とすことが可能です。
「ホワイトニングに興味はあるけどハードルが高そう…」
「歯を白くしたいけど痛いのは嫌!」
上記のような方には、セルフホワイトニングがおすすめです!
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歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2023年9月〜ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。