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ホワイトニングの後の食事制限はいつまで?制限なしならセルフホワイトニング

更新日:2025年03月31日/ 公開日:2021年07月29日

白くてきれいな歯は若々しく見え、自信につながりますよね。
実際、ホワイトニングをしてから笑顔が増えたという方は多くいらっしゃいます。

しかし、「ホワイトニングをすると食事制限などの制約が厳しそう…」となかなか一歩踏み出せずに悩まれている方も多いのではないでしょうか?

今回は、ホワイトニング後の食事制限について詳しく解説いたします。
さらに、食事制限なしでホワイトニングができる方法もご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

ホワイトニングのあとの食事の制限について

ホワイトニング後の食事制限は種類で異なる

歯のホワイトニング方法の種類

まず、一般的な歯のホワイトニング方法は以下の4つに分けられます。

  • オフィスホワイトニング:歯医者で行うホワイトニング
  • ホームホワイトニング:歯医者の指導の元自宅で行うホワイトニング
  • デュアルホワイトニング:オフィスホワイトとホームホワイトを合わせたホワイトニング
  • セルフホワイトニング:サロンでスタッフ指示のもと自分で行うホワイトニング

    ホワイトニングの種類が違うと、方法や使用する薬剤も異なります。

    歯科医院では高濃度の薬剤を使用するため、ホワイトニング前後で食事制限が設けられていたりと、歯の取り扱いに注意が必要となります。

    食事制限がないのはセルフホワイトニング!

    4種類のホワイトニングの中で、食事制限が必要ないのは、セルフホワイトニングのみです。

    セルフホワイトニングは、サロンなどでスタッフの指示を受けながら自分自身で施術を行うホワイトニング法です。

    歯の表面に付着した汚れを落とし、歯本来が持つ白さを取り戻すホワイトニング方法であるため、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングとは使用する薬剤が異なります。

    セルフホワイトニングで使用する薬剤はホワイトニング後の歯に影響しないため、食事制限が必要ではないのです。

    ホワイトニング後の食事制限はいつまで必要?

    ホワイトニング後の食事制限

    セルフホワイトニング後であれば、ホワイトニング後の食事制限が必要ないということが分かりましたが、そのほかの

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング
  • デュアルホワイトニング
    にはホワイトニング後の食事制限が必要です。

    そこで以下では、オフィスホワイトニングの場合とホームホワイトニングの場合に分けて、食事制限が必要となることの理由と、いつまで食事制限が必要なのかについて解説していきます。

    オフィスホワイトニングの場合

    歯科医院で薬剤を用いてホワイトニングをした後は、歯を覆う「ペリクル」という薄い膜が剥がれてしまっているため、通常の状態よりも色素沈着しやすい状態にあります。

    これは、オフィスホワイトニングの薬剤に含まれている「過酸化水素」という強い漂白作用を持った成分による影響です。

    剥がれてしまったペリクルが再生するのには、大体24~48時間程度かかります。

    そのため、オフィスホワイトニングをした後は着色汚れや歯へのダメージを防ぐために、1〜2日の間はいくつかの食事制限が設けられてしまうのです。

    この期間ずっと絶食しなければならないというわけではありませんが、オフィスホワイトニングをした後には歯科医師より特定の飲食物を避けるように言われることが多いでしょう。

    また、タバコに含まれているタール(ヤニ)も着色汚れの原因になるため、24時間の禁煙が求められます。

    ホームホワイトニングの場合

    強い漂白作用を持つ「過酸化水素」を含んだ薬剤は、歯科医師の管理下でしか使用することができません。

    そのため、歯科医院でマウスピースを作成して自宅で行うホームホワイトニングでは、酸化反応によってゆっくりと「過酸化水素」に変化していく「過酸化尿素」という成分を含んだ薬剤を用います。

    自宅で取り扱うため過酸化水素に比べると安全性が高い成分ですが、漂白作用のある成分なので、オフィスホワイトニング同様「ペリクル」は剥がれてしまいます。

    なので、ホームホワイトニングを行っている期間中は着色しやすい食べ物・飲み物を避けるようにしましょう。

    特に、マウスピースを外してから2時間程度は色素沈着しやすい状態になっているため食事制限が必要です。

    タバコに関しても、1時間程度は喫煙を控えてください。

    ホワイトニング後に食べていいものとダメなもの

    さまざまな食事

    ホワイトニング後の食事には十分な注意が必要ですが、実際にどういった食べ物・飲み物を避けた方がいいのでしょうか?

    また、食事制限の期間中に食べてもいいものはあるのでしょうか?

    ここからは、ホワイトニング後の食事内容に関して詳しく解説いたします。

    ホワイトニング後に食べることができる食べ物・飲み物は?

    ホワイトニング後に食べてもいいものは以下のようなものが挙げられます。

    ・白米
    ・塩で味付けされたもの(塩焼そば、塩ラーメンなど)
    ・水
    ・牛乳
    ・白身魚や鶏肉
    ・クリームシチュー
    ・カルボナーラ
    ・チーズ

    ホワイトニングをした後は、白米や牛乳といった白い食べ物や水や塩で味付けされたような無色の食べ物を積極的に摂取するようにしましょう。

    白身魚や鶏肉といった食材はホワイトニング後に食べても問題ないですが、色素の濃いソースや醤油といった調味料で味付けをしてしまうとあまり良くないため、味付けや見た目の色に注意しながら食べるようにしましょう。

    また、ホワイトソースを使った料理はホワイトニング後でも食べることができるため、ホワイトニング後の食事にはシチューやグラタン、ドリアといったレシピがおすすめです。

    他にも、カルボナーラやペペロンチーノといった色が濃くないパスタもホワイトニングの後に食べることができますよ♪

    ホワイトニング後に控えた方がいい食べ物・飲み物は?

    オフィスホワイトニング後は約24時間、ホームホワイトニング後はマウスピースを外した後約1~2時間は特に注意が必要です。

    ホワイトニング後に控えるべき食べ物・飲み物は、以下のようなものが挙げられます。

    ・色の濃い食べ物(カレー、ケチャップを使った料理、キムチなど)
    ・色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)
    ・色の濃い調味料(醤油やソースなど)
    ・酸性のもの(炭酸飲料、トマト、柑橘類など)
    ・ポリフェノールを多く含む食べ物(ぶどう、チョコレート、ブルーベリーなど)
    ・イソフラボンを含む食品(豆腐、豆乳、納豆など)
    ・刺激の強いもの(わさび、からし、唐辛子など)

    このように、ホワイトニングをした後は色の濃い食べ物や飲み物、刺激や酸性度が強い食べ物を避ける必要があります。

    上記の食べ物一覧を見てみると、普段から何気なく口にしているものが多く、これらの食品を1〜2日間食べないように気を配らなくてはならないというのはかなりのストレスになるのではないでしょうか?

    しかし、歯科医院でホワイトニングを行う場合は歯の白さを維持するために、たとえ好物であっても我慢しなければなりません。

    食事制限をしたくないという方は、セルフホワイトニングを選ぶのが良いでしょう。

    食事制限が必要なホワイトニング後の食事の対処法

    コップに入った水

    ホワイトニング後に食べてはいけない食べ物はわかっているのに、付き合いなどでやむを得ず食べなくてはいけない時もありますよね。

    そんな時、どのように対処すれば良いのかをまとめてみました。

    ・食べる前に水を飲む
    ・歯に付かないようにストローを使って飲む
    ・食事を取ったらすぐに歯を磨く

    歯は表面が乾燥している状態が1番色が付きやすいため、歯を乾燥させないようにすることが大切です。そのため、食事前に水を飲んで口の中に潤いを与えることで、歯の着色を弱めることができます。

    また、食事とまではいかなくともお茶やコーヒーを飲む機会がある際は、ストローを使って飲み物が歯につかないようにすれば歯の着色を防ぐことが可能です。

    そして、飲食をした後にはなるべくすぐに歯を磨くようにしましょう。

    これはホワイトニング後に限った話ではなく、歯の白さを維持するためには常に意識しておきたいポイントです。

    しかし、このような対処法を取ることが「面倒臭い」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

    そのような方は食事制限や禁煙が不要なセルフホワイトニングがおすすめです。

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    ホワイトニングの後の食事制限はいつまで?|まとめ

    食事制限 喫煙制限
    オフィスホワイトニング 24〜48時間 24時間程度
    ホームホワイトニング 2時間程度 1時間程度
    セルフホワイトニング 制限なし 制限なし

    ホワイトニングを歯科医院で行う場合は、歯を着色汚れから守るために食事制限が設けられています。

    食事やタバコに関して気をつけながら頑張った分だけ、より真っ白に近い歯を手に入れることができるでしょう。

    しかし、
    ・食事制限なしでホワイトニングをしたい
    ・禁煙してまでホワイトニングなんて無理…

    という方にはセルフホワイトニングがおすすめです。

    せっかくきれいな歯にするのなら、楽しくストレスフリーでホワイトニングケアを行いましょう!

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