ホワイトニング歯磨き粉は白くならない?歯磨き粉の上手な選び方
更新日:2022年12月06日/ 公開日:2022年12月06日
歯の黄ばみや着色汚れが気になっている方の中には、ホワイトニング歯磨き粉を使って毎日歯磨きをしているものの、なかなか白くならないとお悩みの方もいるのではないでしょうか?
歯の黄ばみの原因によってはホワイトニング歯磨き粉を使っても白くならないこともあるため、効果がない場合は別の対処を取らなくてはなりません。
そこでこの記事ではホワイトニング歯磨き粉で歯が白くならない理由や、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際のポイントなどについてご紹介していきます。
ホワイトニング歯磨き粉を使っても白くならない理由とは?
歯の黄ばみや着色汚れを落とすためにホワイトニング歯磨き粉を使っているにも関わらず、なかなか思うように白くならないのはどういったことが理由なのでしょうか?
主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。
・虫歯が原因で歯が変色している
・被せ物や詰め物の劣化によって変色している
・テトラサイクリン系抗生物質によって変色している
上記のようなことが理由で歯が変色している場合は、ホワイトニング歯磨き粉を使っても白くなりません。
では、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
白くならない理由①歯の象牙質によって黄ばんで見えている
歯の表面を覆っているエナメル質は無色透明をしているのですが、ゴシゴシと強く歯磨きをするなどが原因でエナメル質が徐々にすり減っていき、エナメル質の下にある象牙質が透けて見えるようになります。
この象牙質は元々黄色っぽい色をしているため、無色透明のエナメル質が薄くなると象牙質の色が透けて歯が黄ばんで見えることにつながりかねません。
着色汚れで黄ばんでいるわけではないため、いくらホワイトニング歯磨き粉を使って歯磨きをしても白くならないというわけです。
白くならない理由②虫歯が原因で歯が変色している
虫歯になると歯に黄ばみや黒ずみが生じることがあり、さらに虫歯が悪化すると歯に穴が空いてその箇所が黒く見えるようになります。
虫歯は磨き残しによる歯の汚れや歯垢が付着したままになっていると発生するリスクが高まりますが、この磨き残しも歯が黄ばんで見える原因の1つです。
まだ着色汚れや歯垢が原因で黄ばんで見える段階であれば、ホワイトニング歯磨き粉を使用して白くすることができる可能性がありますが、虫歯になって変色してしまった歯には効果がありません。
白くならない理由③被せ物や詰め物の劣化によって変色している
虫歯になった歯を治療する際に被せ物や詰め物をすることが多いですが、この被せ物や詰め物が劣化すると変色を起こして歯も一緒に変色してしまうことがあります。
また単純に被せ物や詰め物の劣化に限らず、詰め物内部の虫歯菌が原因で歯が変色を起こすケースもあるため、この場合は歯医者さんで詰め物の交換や虫歯治療をやり直さなくてはなりません。
白くならない理由④テトラサイクリン系抗生物質によって変色している
テトラサイクリン系抗生物質はマイコプラズマ肺炎などを発症した際に服用する抗生物質のことで、幼少期に服用してしまうと歯が黄ばむ場合があります。
ホワイトニング歯磨き粉は歯の表面に付着した着色汚れを落とすことに対しては効果が期待できますが、このテトラサイクリン系抗生物質の影響によって変色している歯に使用しても白くならないです。
テトラサイクリン系抗生物質が原因で歯が変色している場合は、歯医者さんでラミネートベニアやセラミック治療などを受ける必要があります。
ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際のポイント
ホワイトニング歯磨き粉は上記で紹介したような場合には白くならないですが、食事や喫煙などが原因で付着した着色汚れの除去には効果的です。
しかしホワイトニング歯磨き粉と一口に言っても豊富な製品が販売されているため、どの製品を選ぶべきなのかわからないという方もいることでしょう。
そこでここからは、ホワイトニング歯磨き粉の上手な選び方について解説していきます。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方①配合成分を確認する
ホワイトニング歯磨き粉によってさまざまな成分が配合されていますが、着色汚れを落とすのに効果が期待できる成分としては以下です。
・ポリエチレングリコール
・ヒドロキシアパタイト
・ポリビニルピロリドン
購入前にパッケージに記載されている含有成分を見て、上記のような成分が配合されているか確認しましょう。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方②低発泡タイプを選ぶ
ホワイトニング歯磨き粉の中にはよく泡立つタイプから低発泡タイプのものまでさまざまなものがあり、基本的には低発泡タイプのものが好ましいです。
よく泡立つタイプのものだとよく磨けた気になってしまい、実際には磨き残しがあるといったことにもなりかねません。
低発泡タイプのものであれば歯の隅々までしっかりと磨くことを意識できるため、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶなら適度に泡立つタイプのものを選びましょう。
ホワイトニング歯磨き粉の選び方③良質な研磨剤配合のものが良い
ホワイトニング歯磨き粉には研磨剤が含まれている製品が多く、この研磨剤によって効率良く着色汚れを落とすことが可能です。
しかし質の悪い研磨剤が含まれているものだと歯表面を傷つけてしまい、結果としてその傷に汚れが入り込み黄ばみなどが目立ちやすくなる可能性もあります。
最近では研磨剤不使用で汚れを浮かせて落とす歯磨きもありますが、歯を傷つけない「ヒドロキシアパタイト」など良質な研磨剤配合のものを使用するのも1つの選択肢です。
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉がおすすめ!
ホワイトニング歯磨き粉の上手な選び方についてご紹介しましたが、それでも数多く存在する製品の中から自分に合ったものを選ぶのは難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのがセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」が監修・販売している、オリジナルのホームケア商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉です。
ここからは、WHITENING CAFE homeの歯磨き粉の特徴についてご紹介していきます。
低発泡タイプで丁寧に磨ける
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉には、天然成分由来の「ラウロイルグルタミン酸ナトリウム」という発泡剤を採用しており、低発泡タイプになっているのが特徴の1つです。
程よい泡立ちのため丁寧にブラッシングすることができ、さらにレモングラスやローズマリーといった天然精油を配合しているため低発泡ながら爽やかな磨き上がりを実現しています。
ポリリン酸ナトリウムが着色汚れを落としてくれる
WHITENING CAFE homeの歯磨き粉に含まれている成分の1つに「ポリリン酸ナトリウム」があるのですが、このポリリン酸ナトリウムは歯の表面に付着した着色汚れをしっかりと落としてくれる成分です。
さらに歯の表面をコーティングしてくれるため、歯に汚れやステインが付着するのを防いでくれる役割も持っています。
良質な研磨剤配合で歯を傷つけない
着色汚れを効率良く落とすためには研磨剤配合の歯磨き粉が望ましいですが、質の悪い研磨剤が配合されていると歯の表面を傷つけてしまいかねません。
その点WHITENING CAFE homeの歯磨き粉には、ホタテ貝殻100%の「ヒドロキシアパタイト」を研磨剤(清掃剤)として採用しています。
ヒドロキシアパタイトは生体親和性に優れているため歯を傷付ける心配がないのがメリットで、歯の表面を滑らかにしてツヤのある歯へと導くことが可能です。
WHITENING CAFE homeの具体的な効果や使用方法・注意事項については商品ページで確認できるため、気になる方はぜひ以下のページをチェックしてください。
ホワイトニング歯磨き粉で歯が白くならない理由|まとめ
ホワイトニング歯磨き粉を使っても歯が白くならない理由としては、主に以下のようなものが挙げられます。
・虫歯が原因で歯が変色している
・被せ物や詰め物の劣化によって変色している
・テトラサイクリン系抗生物質によって変色している
ホワイトニング歯磨き粉は食事や喫煙などによる着色汚れに対して効果を発揮するため、上記のような変色・黄ばみに対して使っても白くなりません。
ホワイトニング歯磨き粉を購入したいけど何を選んだらいいのかわからないという方は、ぜひホワイトニングカフェのオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉をご利用ください。
またホワイトニングカフェではホームケア商品の取り扱いの他にセルフホワイトニングもご利用いただけるため、ホームケアと併せてぜひサロンケアも行なってみませんか?

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。