歯医者さんのホワイトニングは保険適用外!費用を安く抑える方法は?
更新日:2024年08月16日/ 公開日:2021年09月17日
ホワイトニングによって黄ばんだ歯を白くすれば、清潔感や若々しい印象を与えることができ、笑顔もより一層素敵になるでしょう。
しかし、歯医者さんで受けられるホワイトニングは保険適用外となるため、想像するよりもお金がかかってしまいそう……と、施術を受けるのを迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ホワイトニングの保険に関するお話を中心に、料金相場や費用を安く抑える方法についてご紹介します。
歯医者さんのホワイトニングは保険が適用される?
「歯医者さんで受けられるなら保険が適用されるんじゃないの?」と考えている方もいるかと思いますが、歯医者さんで行われるホワイトニングは保険適用外です。
そのためホワイトニングにかかる費用は、すべて自己負担となりますので、利用する際は気をつけなければなりません。
まずは、ホワイトニングと保険の関係性について知っていきましょう。
ホワイトニングは自費診療扱いで保険適用外
ホワイトニングというのは、虫歯の治療や歯周病の予防につながるものではなく、基本的に見た目を美しく見せることが目的となるため、自費診療扱いで保険適用外になります。
歯医者さんが提供するホワイトニングには、歯医者さんに足を運んで行うオフィスホワイトニングや患者さんが自宅で行うホームホワイトニングなどさまざまな種類がありますが、そのどれもが保険適用外です。
歯医者さんで保険が適用されるケースは主に以下の通りです。
・歯周病治療
・根管治療(歯の神経治療)
・抜歯(親知らずを含む)
・義歯(入れ歯)
・小児歯科治療
・定期検診
・クリーニング
・矯正治療(手術が必要な重度の場合)
このように、見た目を美しく見せること、つまり審美目的の治療はいずれも保険適用になりませんのでご注意ください。
これらは厚生労働省が定めたルールなので、全国どこの歯医者さんでも違いはありません。
ホワイトニング以外で保険が適用されないケース
歯を白くする方法としては、ホワイトニング以外にも歯のマニキュアや、削った歯にセラミックなどの被せものをして歯を白く見せる方法がありますが、いずれも保険適用外となります。
歯のマニキュアは、歯の表面に白い塗料を塗布して白くする方法で、1歯あたり2,000円前後のところや6本で1万円のセット料金のところがあります。
削った歯にセラミックなどの被せものをする場合は、1本あたり十数万円かかるところが一般的で、歯を白くする方法の中では最も高額です。
クリーニングなら保険が適用されるケースもある
歯医者さんで受けられる歯のクリーニングは、歯に付着した着色汚れなどを落としたり虫歯や歯周病の予防になったりします。
クリーニングは、歯をきれいにしたいという目的であれば保険は適用になりませんが、虫歯や歯周病などの予防や治療目的なら保険適用となるため覚えておきましょう。
保険適用でクリーニングを受ける場合3,000〜4,000円前後で受けることができ、自由診療となると5,000〜1万円前後と患者さんの要望や施術内容によって金額に差が生じます。
保険適用で白い歯を手に入れる唯一の方法
審美目的の行為は保険適用になりませんが、治療に関わる行為であれば保険適用になるケースが多いです。
虫歯などの治療で詰め物や被せ物が必要な場合、以前は銀歯しか選択肢はありませんでしたが、現在では複数の素材が用いられています。
その中でも、CAD/CAM冠(被せ物)・CAD/CAMインレー(詰め物)はとても色が白く、ハイブリットレジンを使用しているため金属アレルギーの心配もありません。
そして、保険適用外のセラミックとは違い、CAD/CAMはほとんどの歯で保険適用になります。
もしも虫歯などの治療で被せ物や詰め物が必要になった場合には、CAD/CAM冠・CAD/CAMインレーが使用可能かどうか確認してみましょう。
ホワイトニングに保険証は必要?
歯のホワイトニングは保険適用外なので、ホワイトニングを受けるにあたって保険証は必要ありません。
ですが、ホワイトニングを受ける前の検診やクリーニングは保険適用となる可能性があります。
また、検診で虫歯が見つかった場合には虫歯治療を優先しなければなりません。
さらに、ホワイトニングの過程で予期せぬ問題が発生し、保険適用となる治療が必要になることも考えられます。
そのため、保険適用外のホワイトニングではありますが、念のため保険証は持参していきましょう。
ホワイトニングにかかる費用はどれくらい?
歯医者さんのホワイトニングは保険適用外なので、全額自己負担となってしまうわけですが、実際にかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
ここでは、歯医者さんのホワイトニングと専門サロンのホワイトニングの料金相場についてご紹介していきます。
歯医者さんでのホワイトニングの料金相場
歯医者さんのホワイトニングは、大きく分けて「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の3種類があり、種類によって料金が異なります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯医者さんで受けられるホワイトニングのことです。
歯医者さんしか使えない、漂白効果の高い強力な薬剤を使用するため、どうしても費用は高くなってしまいます。
また、歯医者さんによってさまざまな方法が取り入れられており料金設定も異なるため、利用する歯医者さんやメニューによって費用に差があります。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、歯医者さんで作った専用のマウスピースを使って自宅で行うホワイトニングのことです。
自分専用のマウスピースを作るのに必要な費用相場が、約15,000〜40,000円で、ホワイトニング薬剤にかかる費用相場が1週間で約5,000円となっています。
自分の好きなタイミングでケアすることができますが、1人ひとりの歯に合わせてオーダーメイドのマウスピースを作る必要があり、それなりの費用がかかってきます。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて行うホワイトニングのことです。
歯医者さんで薬剤による施術を受けた上で、自宅ではマウスピースを使ってケアしていきます。
即効性や持続性が高い代わりに、費用はかなり高額になり、場合によっては10万円を超えることもあります。
専門サロンでのホワイトニングの料金相場
ホワイトニングの中には、セルフホワイトニングといってエステサロンやホワイトニング専門サロンで利用できるものもあります。
セルフホワイトニングは歯医者さんと違い、サロンスタッフから説明を受けて、自分でホワイトニングを行なっていく方法です。
歯医者さんのホワイトニングと比べて、リーズナブルな料金設定になっているところが多く、「気軽に試してみたい」という方々を中心に人気を集めています。
サロンによって料金に違いがありますが、一般的には1回あたり5,000円前後のところが多いようです。
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「歯を白くしたいけど料金が高く迷っていた」「セルフホワイトニングを受けてみたい」という方は、ぜひこのご機会にホワイトニングカフェで白い歯を手に入れませんか?
ホワイトニングの費用はどうやって決まる?
歯のホワイトニングにかかる費用には差がありますが、どのようにして費用は決まるのでしょうか?
ここからは、ホワイトニングの費用を決める主な要素を6つご紹介していきたいと思います。
ホワイトニング方法
歯医者さんで行うオフィスホワイトニングは、専門の機器と高濃度のホワイトニング剤を使用するため即効性は高いですが、費用も比較的高めです。
自宅で行うホームホワイトニングは、はじめに専用のマウスピースを作成するための費用がかかりますが、それ以降は基本的にホワイトニング剤の費用のみとなるので、オフィスホワイトニングよりは費用がかかりません。
ホワイトニングサロンで行うセルフホワイトニングは、低濃度の薬剤で歯の着色汚れを除去していく方法で、費用は最も低いです
ホワイトニング剤の種類と濃度
同じホワイトニング方法でも、使用するホワイトニング剤の種類や濃度によって費用が異なります。
一般的に、高濃度のホワイトニング剤は効果が高いですが、その分費用も高くなります。
ご自身がホワイトニングを受けようと思っている歯医者さん・サロンがどのような薬剤を使用しているのか、事前に確認しておきましょう。
施術の回数
ホワイトニングの効果を実感するために必要な回数が多い場合、たとえ一回の料金が安くても、結果的に費用は高くなってしまいます。
中には、ホワイトニング4回分チケットや定額1ヶ月通い放題などのお得なプランを用意しているところもあります。
立地と設備
都市部にある歯医者さんやサロンは、地方に比べて費用が高いことが多いです。
また、最新設備や最新技術を導入しているところも、費用が高くなる傾向にあります。
定期メンテナンス
どのホワイトニング方法でも、定期メンテナンスを怠ってはいけません。
白い歯をキープするために、歯医者さんでクリーニングしてもらったり定期検診をする必要がありますが、その費用は場所によってバラバラです。
保証やアフターケア
ホワイトニング後の保証やアフターケアがどれだけ充実しているかも費用に影響します。
例えば、色戻りした際に再度ホワイトニングを行うサービスが含まれているような場合、初期費用が高めに設定されることが多いです。
安く歯を白くする方法はある?
歯医者さんでホワイトニングを受けようか迷っている方の中には、料金の高さが迷う理由になっている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、費用を安く抑えて歯を白くする方法についてご紹介していきます。
市販のホワイトニンググッズを使う
ホワイトニング歯磨き粉や歯の消しゴムなどは、ドラッグストアなどで手に入れやすく安価なので、手軽に歯の着色汚れを落として歯を白くできるのが魅力です。
しかし歯の消しゴムは、歯の表面を傷つけて白くするため、やりすぎてしまうとかえって着色しやすくなるので注意しなければなりません。
「安くて手軽に試せる」という点はメリットですが、歯を傷つけ着色しやすくなるリスクを考えると、やはりホワイトニングを利用するのがおすすめです。
ホワイトニングの専門サロンを利用する
きれいな歯を保つためには日々の歯磨きが大切になりますが、セルフケアだけでは限界を感じてしまうこともあると思います。
しかし、歯医者さんのホワイトニングは保険適用外だから金銭的に厳しいという方は、歯医者さんよりもリーズナブルなホワイトニング専門サロンがおすすめです。
歯医者さんのホワイトニングは、安いところでも数万円はかかるケースがほとんどですが、サロンを利用すれば1回5,000円前後で利用できるところもあります。
ホワイトニングカフェが提供するセルフホワイトニングは、安全性の高い薬剤を使用しており、1回あたりの料金もリーズナブルなので、理想的な歯の白さを手に入れるまで何度も受けることができます。
セルフホワイトニングといっても、スタッフが丁寧に指導しながらサポートするため、初めての利用で不安な方も安心してください。
ホワイトニングカフェが運営する公式YouTubeチャンネルホワイトニングちゃんねるでは、セルフホワイトニングの実際の流れやホワイトニング効果を詳しく紹介しておりますので、そちらもぜひチェックしてみてください♪
オリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」でWケア
ホワイトニング専門サロンでホワイトニングを行った後は、必ず自宅でのケアも実施しましょう。
せっかくホワイトニングして白くなった歯も、日々のケアを怠ればすぐに黄ばんでしまいます。
そうなると、短期間で何度もホワイトニングする必要があるため、リーズナブルに利用できるセルフホワイトニングでも結果的に費用がかさんでしまう、ということに繋がります。
そこで、歯の白さをできる限り長く維持するために、ホワイトニングカフェ監修のオリジナルホームケア商品「WHITENING CAFE home」の歯磨き粉やトリートメントを使って、ホームケアを行いましょう。
ホワイトニング効果だけでなく、歯肉炎や歯周病などの歯のトラブルを予防する効果も期待できるため、ぜひお試しください♪
保険適用外のホワイトニングを安く受ける方法|まとめ
今回は、歯医者さんのホワイトニングが保険適用になるのかどうか、ホワイトニングの料金相場はどれくらいか、安くホワイトニングする方法はあるのかについてお話しました。
歯医者さんで受けられるホワイトニングは、保険適用外になるため費用は全額自己負担になります。
料金相場としては、利用する歯医者さんや施術メニューによって異なりますが、数万円から十数万円と幅広いです。
ホワイトニング専門サロンであれば、1回あたり5,000円前後で利用できるところもありますので、費用をできる限り安く抑えて歯を白くしたいという方はサロンの利用をおすすめします。
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歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。