矯正中でもホワイトニングはできる?理想的なタイミングや注意点
更新日:2023年03月09日/ 公開日:2023年03月09日
みなさんの中には矯正中の方や、矯正を検討しているけどホワイトニングもしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、矯正の治療方法によってはホワイトニングができないケースもあるため、事前に可不可を確認しておきたいところです。
そこでこの記事では、矯正の治療法別にホワイトニングが可能かどうか確認しながら、矯正中にホワイトニングをする理想的なタイミングや注意点などについて解説していきます。
矯正中でもホワイトニングは可能?治療法別にチェック
矯正中でもホワイトニングを行なうことは可能なのかという点に関してですが、実は矯正治療の方法によって可不可が分かれるため注意が必要です。
矯正治療には主に「ワイヤー矯正」と呼ばれるものと、「マウスピース矯正」と呼ばれるものがあります。
まずは矯正法別に矯正中のホワイトニングが可能なのかどうか確認していきましょう。
ワイヤー矯正中のホワイトニング可不可
まずワイヤー矯正をしている場合、ホワイトニング方法によってできる場合とできない場合があるのですが、ホワイトニング方法としては大きく分けてオフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・セルフホワイトニングの3パターンがあります。
それぞれのパターンで、ワイヤー矯正中のホワイトニングが可能かどうか見ていきましょう。
オフィスホワイトニングに関しては、歯の裏側に矯正器具を付ける「舌側矯正」という方法なら矯正中でも施術を行なうことが可能です。
反対に歯の表側に矯正器具を付ける「表側矯正」の場合は、ホワイトニングを行なっていない歯医者さんが多い傾向にあります。
表側矯正中にホワイトニングできない理由としては、矯正器具が付いている箇所とそうでない箇所に色の差が生じるからです。
ホームホワイトニングは専用の薬剤を流し込んだマウスピースを歯に装着して白くする方法となっており、矯正器具が付いているとマウスピースを装着できないことからワイヤー治療中はホワイトニングできません。
そのためホームホワイトニングを行ないたい場合は、矯正治療を始める前か治療が完了してから行なう必要があります。
セルフホワイトニングの場合は、舌側矯正や矯正治療が完了して歯の裏側に固定装置をつけているだけの状態であれば可能です。
表側矯正の場合はホワイトニング溶液が塗布しにくいため効果が半減してしまう可能性がありますが、見えている箇所のみのホワイトニングで問題なければ不可能ではありません。
マウスピース矯正中のホワイトニング可不可
マウスピース矯正の場合はマウスピースの取り外しが可能なため、基本的には上記のどのホワイトニング方法でも行なうことができます。
しかし、マウスピースを固定する「アタッチメント」と呼ばれる突起を歯につけますが、その部分はホワイトニングされません。
またホームホワイトニング用のマウスピースの代わりに矯正用のマウスピースを使用すれば、矯正とホワイトニングを同時に行なうことも可能です。
そのため歯並びの悪さと歯の黄ばみを同時進行で、できるだけ早く解決したいという方にはおすすめの方法といえます。
矯正中にホワイトニングをするなら理想的なタイミングはいつ?
矯正中にホワイトニングをしたい場合の理想的なタイミングとしては、矯正治療の方法にもよりますが基本的には矯正治療完了後が良いでしょう。
矯正前に関しては歯並びの状態によってはホワイトニング薬剤(または溶液)が塗布しづらく白さにムラが出る可能性があり、さらに歯並びが原因で口呼吸になっているとホワイトニングをしても再度着色しやすいです。
歯並びが整った矯正治療完了後であれば、ホワイトニング薬剤(または溶液)をまんべんなく塗布できるため綺麗な仕上がりが期待できます。
矯正中にホワイトニングを行なう場合の注意点
矯正治療の方法によってはホワイトニングできない場合があることのほかに、矯正中にホワイトニングを行なう際は気をつけなければならない点がいくつかあります。
そこでここからは、矯正中にホワイトニングを行なう場合の注意点について確認していきましょう。
矯正中で歯に痛みがある場合は無理をしない
矯正中は歯に痛みを感じることがあるため、そこにホワイトニングを行なってしまうと薬剤の刺激によってより強い痛みが生じるケースがあります。
特に矯正治療を始めたてのころは痛みが出やすいため、矯正による痛みがある程度ましになってきたタイミングでホワイトニングを検討すると良いでしょう。
未成年の場合はホワイトニングを受けられないケースがある
子どものころから矯正をしている場合は次第に歯の黄ばみが気になるようになることがありますが、未成年者には歯医者さんのホワイトニングは刺激が強すぎることに加え、場合によっては歯や歯根の成長を阻害する恐れもあります。
そのため歯医者さんのほとんどは未成年に対してホワイトニングを行なっていませんが、セルフホワイトニングに関しては親の同伴もしくは親権同意書を持参すれば可能なところが多いです。
マウスピース矯正中の注意点
マウスピース矯正中でアタッチメントが付いている場合はアタッチメントの周りから薬剤や溶液が浸透していくため、アタッチメントを外した際に色ムラが生じる可能性があります。
また矯正で使用するマウスピースはホームホワイトニングのマウスピースと比べて硬度があり歯に密着するように作られているため、ホワイトニング薬剤を流し込んだ矯正用マウスピースを装着する際に薬剤がはみ出てムラができる可能性もあるため注意が必要です。
矯正治療とホームホワイトニングを同時に行ないたい場合は、その旨を前もって歯医者さんに相談しておくことをおすすめします。
矯正中に歯を白くしたいならホワイトニングカフェ♪
すでに矯正中の方やこれから矯正しながらホワイトニングをしたいと考えている方は、ぜひセルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」をご利用ください!
ここからは、ホワイトニングカフェをおすすめする理由についてお話ししていきます。
矯正中でもホワイトニング可能
ホワイトニングカフェのホワイトニングは、マウスピース矯正や舌側矯正を行なっている場合、矯正治療完了後に歯の裏側に固定装置をつけている場合は利用可能です。
表側矯正をしている場合は矯正器具の周りにホワイトニング溶液を塗布しづらく期待する効果が出ない場合がありますが、見えている箇所のみのホワイトニングでも問題なければ施術自体は不可能ではありません。
またホワイトニングカフェでは歯並びによってサービスを受けられないということはないため、矯正前でも施術を行なっていただくことは可能です。
ただし、歯が完全に重なっていてホワイトニング溶液を塗布できない場合や、ライトを当てられない場合に関してはホワイトニング効果を期待することはできません。
痛みやしみることがない
ホワイトニングカフェで使用しているホワイトニング溶液は、食品などにも使われているものを原料としています。
さらに歯の表面に付着した着色汚れを落として歯を白くするケアとなっているため、歯にダメージを与える心配がなく痛みを伴うこともありません。
しかし歯の矯正中で痛みを感じる場合は、ある程度痛みが落ち着いたタイミングでご利用いただくことをおすすめします。
未成年でも利用できる
ホワイトニングカフェのホワイトニングは、未成年でもご利用いただくことが可能ですが、特定の条件を満たす必要があるためご注意ください。
未成年の方がホワイトニングを行なうためには、保護者様にご同伴いただくか親権同意書のご持参で可能となります。
矯正中のホワイトニング可不可や理想的なタイミング・注意点まとめ
矯正中のホワイトニングの可不可について、以下の表にまとめました。
矯正治療の方法 | ホワイトニングの方法 | 可不可 |
---|---|---|
ワイヤー治療 | オフィスホワイトニング | 舌側矯正の場合は可 |
ホームホワイトニング | 不可 | |
セルフホワイトニング | 舌側矯正の場合は可 | |
マウスピース治療 | いずれのホワイトニング方法でも可 |
矯正の方法次第では治療中でもホワイトニングを行なえますが、歯並びが原因で色ムラが生じる可能性があるため基本的には治療完了後に行なうのがおすすめのタイミングです。
また矯正中で痛みがあるときに歯医者さんのホワイトニングを受けると痛みが倍増することや、そもそも未成年者はホワイトニングを受けられないケースもあるため注意しましょう。
マウスピース矯正に関しては基本的にはどの方法でもホワイトニングを行なえますが、アタッチメントが付いている場合は色ムラが生じる可能性があります。
セルフホワイトニングを行なっているホワイトニングカフェでは、舌側矯正や矯正治療完了後に歯の裏側に固定装置を付けている状態であれば利用可能です。
さらに未成年の方でも保護者様にご同伴いただくか、親権同意書のご持参でホワイトニングを行なうことができます。
今なら初めての方限定でホワイトニング1回(4,980円)が初回分0円になるキャンペーンのほか、学生の方を対象としたお得な学割コースも用意しているため、矯正中の方はもちろん学生の方もお気軽にご来店ください!

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。