ホワイトニングはしない方がいい?歯がもろくなるって本当?
更新日:2023年08月31日/ 公開日:2023年08月30日
「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいい」
ホワイトニングに興味を持っている方の中には、こんな噂を聞いて不安になっている方も多いのではないでしょうか?
ホワイトニングは安全性の高い施術ですが、中には施術を控えた方が良い人もいます。
この記事では「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいいの?」という疑問にお答えしながら、ホワイトニングで後悔した人の事例や始める前に知っておきたい注意点をご紹介していきます。
歯がもろくなるからホワイトニングはしない方がいい?
まずは「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいいの?」という疑問にお答えします。
結論から述べると適切に施術・処方された場合は、ホワイトニングで歯がもろくなることはありません。
ここでは歯科医院で行われている「オフィスホワイトニング」を例に、「ホワイトニングはしないほうがいい」と言われる理由について考えていきましょう。
「ホワイトニングはしない方がいい」と言われる理由
ホワイトニングとは、生活習慣や加齢など何らかの原因によって黄ばんでしまった歯に専用の薬剤を塗布し、歯の色を決めている色素を分解して白くする施術のことです。
例えば、歯科医院で行われるオフィスホワイトニングでは「過酸化水素」と呼ばれる薬剤を使用します。
過酸化水素には「歯の表面についた着色汚れを分解し白く漂白する作用」の他に「歯の表面にあるエナメル質をザラザラにする作用」があります。
歯の表面にある「エナメル質」が曇りガラスのように白っぽくなることで、その内側にある「象牙質」の黄ばみを目立ちにくくするというのが、ホワイトニングの仕組みです。
この「歯の表面をザラザラにする」という作用が「ホワイトニングは歯に悪い」というイメージに繋がっているのかもしれません。
ただ、これはあまり知られていないことですが、過酸化水素は実は歯周病の治療にも使用されているほど安全性の高い薬剤でもあります。
ホワイトニングの薬剤は、原則「安全性に配慮されている」という点を念頭に置きながら、この先を読み進めてください。
ホワイトニングはしない方がいい?後悔したケース
安全性が高く、歯の黄ばみを改善できるホワイトニングですが、中には「施術を受けて後悔した」「やっぱりホワイトニングはしない方がいい」と考える方も少なくありません。
ここでは、ホワイトニング後の良くある後悔について見ていきましょう。
ホワイトニングで後悔したケース|①知覚過敏
歯や歯茎のコンディションによっては、ホワイトニング後に知覚過敏のような痛みを伴うことがあります。
症状はあくまでも一時的で、通常24時間以内にはおさまっていきますが、心配な方は施術後に知覚過敏用の歯磨き粉や痛み止めを処方してもらうと良いでしょう。
ホワイトニングで後悔したケース|②思ったより白くならない
ホワイトニングの効果には個人差があり、1回の施術で白さを実感できる人も入れば、白さを実感する前に通院をやめてしまう人もいます。
ホワイトニングの種類によっても目指せる白さは変わってきますので、各施術の特徴を知って自分にピッタリな施術を選びましょう。
ホワイトニングはしない方がいい人の特徴は?
ホワイトニングは安全性の高い施術ですが、体調や条件によってはホワイトニングを受けられない場合があります。
ここでは、ホワイトニングをしない方がいい人の特徴をご紹介します。
ホワイトニングをしない方がいい人|①妊娠中・授乳中の方
ホワイトニングで使用する「過酸化水素」は、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中・授乳中の方はホワイトニングを控えた方が良いでしょう。
しかしながら、産前産後はホルモンバランスの変化によって、虫歯や歯周病など口内トラブルのリスクが高まると言われています。
これまで以上にホームケアに力を入れながら、歯科医院の定期検診やクリーニングを活用して、お口の中を健やかに保ちましょう。
ホワイトニングをしない方がいい人|②無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症は「カタラーゼ」と呼ばれる酵素が不足しているために、過酸化水素が分解されずに蓄積されてしまう病気です。
無カタラーゼ症の方がホワイトニングを行うと「過酸化水素」の刺激によって、口内や歯にダメージを与えてしまうため、原則ホワイトニングを行ってはいけないことになっています。
ホワイトニングをしない方がいい人|③虫歯がある方
虫歯によって歯に穴が空いていたり、歯茎が敏感になっている状態でホワイトニングを行うと、施術後に知覚過敏症状を引き起こすリスクが高まります。
虫歯の進行具合にもよりますが、ホワイトニングは治療が終わってから行うことをおすすめします。
ホワイトニングはしない方がいい?歯がもろくなるって本当?|まとめ
この記事では「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいいの?」という疑問にお答えしながら、ホワイトニング後に後悔した人の事例や始める前に知っておきたい注意点についてご紹介してきました。
適切に施術・処方されていれば、ホワイトニングは極めて安全性の高い施術ですが、
・無カタラーゼ症の方
・虫歯がある方
などホワイトニングの施術ができないケースもあります。
「ホワイトニングをしない方がいいの?」と迷ったら、まずはかかりつけの歯科医師に相談しましょう。
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ホワイトニング溶液の主成分は、食品や歯磨き粉にも使用されている安全性の高い無機化合物「酸化チタン」を使用しているため、施術後に知覚過敏のような症状が起こる心配もありません。
ただし、現在医師の治療を受けている方は、ご来店の前に担当医師にご相談いただくことをおすすめしています。
また、該当する方は、施術をご遠慮いただいておりますのであらかじめご了承ください。
・重度のアレルギーをお持ちの方
・重度の歯周病患者様
・顎関節症の方
・皮膚疾患のある方
・心臓疾患のある方
・体調の優れない方
・飲酒をされている方
※未成年の方は保護者の方の同意を得てからご来店ください。詳しくはこちらをお読みください。
※妊娠中もしくは妊娠と思われる方や授乳中の方はこちらをお読みください。
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歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2020年7月〜ホワイトニングカフェ札幌駅前店に勤務。