オフィスホワイトニングの特徴|セルフケアにはない効果とメリット
更新日:2025年03月13日/ 公開日:2023年07月26日
オフィスホワイトニングは、専門店や歯科クリニックで実施されるホワイトニングの施術です。ホームホワイトニングとは異なり、専門のスタッフや医療従事者がケアを行うため、ムラなく白い歯に仕上げることができます。
この記事では、オフィスホワイトニングに関する詳しい特徴や期待できる効果について紹介します。セルフケアだけでは白い歯にならなかった方、オフィスホワイトニングを受けてみたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングは、自宅で行うホームホワイトニングとはどのような違いがあるのでしょうか。具体的な違い、期待できる効果やメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
ホームホワイトニングとの違い
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングとの違いは、大きく以下の通りです。
【ホームホワイトニングとの違い】
- ・マウスピースの有無
- ・使用する薬剤の濃度
- ・効果を実感できる回数
- ・通院・来店の必要性
- ・ホームホワイトニングとの併用
- ・施術中の痛みなど
オフィスホワイトニングは薬剤を塗って専用のLEDライトを照射します。ホームホワイトニングはマウスピースの中に薬剤を入れて、それを一定時間歯に装着することで薬剤を浸透させます。
薬剤の濃度は、歯科クリニックで使われているものがもっとも高濃度であり、セルフケア用のホワイトニング歯磨き粉などは安全性を考慮して低濃度に抑えられています。
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤の使用に加え、LEDライトの照射で薬剤のもつ漂白効果が高まるため、オフィスホワイトニングのほうが1回だけでも効果を実感できるのです。
オフィスホワイトニングだけでも効果を実感できますが、効果を長持ちさせるためにはセルフケアとしてのホームホワイトニングとの併用がおすすめです。
オフィスとホーム2つの施術を併用しながら白い歯を持続できる点が、オフィスホワイトニングのメリットです。
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オフィスホワイトニングの効果
オフィスホワイトニングでは、数回のケアで白い歯を手に入れることができます。
セルフケアの場合は1週間以上(元の歯の色と、目指す歯の色によってかかる期間は異なります)が必要とされていますが、オフィスホワイトニングは1回から2回の施術できれいな白い歯に近づけられます。
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効果が出るのは何回目?
ホームホワイトニングは効果が出るまでに時間がかかりますが、オフィスホワイトニングでは1回目から歯の白さを実感できます。元の歯の白さにもよりますが、ほとんどの方が1回以上の施術で色の変化を自覚できるでしょう。
すでにある程度白い歯となっている場合は、オフィスホワイトニングでも白くなりにくい可能性があります。その場合は医師やスタッフと話し合い、歯の色味や見た目に関する相談をおすすめします。
オフィスホワイトニングのメリット
オフィスホワイトニングは、わずかな期間でも効果を実感できるメリットがあります。歯科医が直接診療に携わり、口内環境を改善できる点もホームホワイトニングにはない長所といえるでしょう。
1週間以上のまとまった期間ケアを続けるホームホワイトニングとは異なり、受診のたびに白い歯を手に入れられる点もメリットです。
短期間で効果を実感できる
オフィスホワイトニングは、セルフケアでは難しい細やかなケアとアドバイスが受けられます。1回の受診ですぐ歯の白さを実感できる方もいれば、2回・3回と通い続けて次第に白くなっていく方もいます。
ホームホワイトニングのように週ごとのケアで少しずつ白さを手に入れていくものではなく、短期間で効果を実感できます。
歯科医に施術してもらえる
歯科クリニックの施術は、歯科医・歯科衛生士が責任をもってケアを担当します。自分で行うセルフケアとは違い、薬剤を安全かつムラなく塗布してもらえるため、美しい仕上がりの歯が手に入ります。
歯科医による施術と同時に、口の中を見てもらったり治療した場所の経過をチェックしてもらえたりと、病気の早期発見が期待できる点も魅力です。
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口内環境改善・虫歯予防
歯科医による診療や検査、歯科衛生士との相談によって口内環境を維持、または改善できる点もメリットといえるでしょう。ホワイトニング中に歯のピリピリ感が気になる、歯茎に痛みが出るといったトラブルにもすぐに対処してもらえます。
専門的なアドバイスやチェックが受けられるため、お口の中に不安がある方は歯科クリニックでのホワイトニングがおすすめです。
拘束時間が短い
ホームホワイトニングは、30分から2時間程度マウスピースを装着する「デイタイプ」と、就寝時間を使って行う「ナイトタイプ」に分けられます。
ナイトタイプはマウスピースを装着して眠らなければなりませんが、オフィスホワイトニングは30分〜1時間前後のケアのみで終了します。拘束時間が短いため、あまり時間をかけたくないという方に向いています。
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オフィスホワイトニングのデメリット
オフィスホワイトニングは、時間がかからず効果を実感しやすい反面、費用や後戻りの問題などが考えられます。具体的にどのような点を意識すべきなのか、デメリットについてみていきましょう。
費用がかかる
オフィスホワイトニングは、1回あたりの施術効果が高いだけではなく自費診療として扱われるため、ホワイトニングにかかる費用はすべて保険適用外となります。支払いはすべて実費であり、保険診療はあくまでも虫歯や歯周病などの治療に限られます。
来院や来店の際にかかる交通費も含めると、ホームホワイトニングよりもコストがかかってしまいます。
元の色に戻るのが早い
せっかくオフィスホワイトニングで白い歯を手に入れても、セルフケアを続けて維持しなければ元の色味に戻ってしまいます。
短期間で歯の審美性を求めたい場合、オフィスホワイトニングはとても有効な方法ですが、自宅でのセルフケアもあわせて行う必要があり、医師や歯科衛生士のアドバイスを参考にケアを続けましょう。
先に歯の治療を優先される場合がある
歯科クリニックでは、保険適用外の施術よりも通常の一般歯科診療などが優先的に行われます。病気は早期発見・早期治療が大切であり、放置すると重篤化するおそれがあるためです。
ホワイトニングを目的に来院しても、検査の結果によっては優先的に治療が行われる場合がある点には注意が必要です。
施術ができない場合がある
ホワイトニングに使われる薬剤は、歯の表面を覆っている膜を取り除いてエナメル質をむき出しの状態にします。
膜が取り除かれた状態で歯に薬剤が広がっていきますが、すでに知覚過敏の症状がある方は薬剤の働きによって激しい痛みを感じるおそれがあるため、ホワイトニングに適さないと判断される可能性があります。
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オフィスホワイトニング後の注意点
オフィスホワイトニングの後は、少なくとも24時間は歯への刺激と着色汚れのおそれがある飲食は控えてください。
歯を覆っている膜が取り除かれると、知覚過敏に似た症状が起きやすくなります。膜は24時間をかけて元に戻っていくため、何も覆っていない無防備な状態で熱いものや冷たいものを食べないようにしましょう。
着色汚れを引き起こすものの飲食・喫煙にも注意が必要です。施術後は歯の表面が無防備であり、ホワイトニング剤だけではなく色素も沈着しやすい状態になっています。
天然の色素をもつ赤ワインや紙巻きタバコのヤニは非常に着色しやすいため、施術後から24時間程度は口にしないようにしてください。
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オフィスホワイトニングの費用相場と施術回数
オフィスホワイトニングの費用相場は、1回あたり15,000円前後〜50,000円程度です。自由診療のため費用はクリニックごとに異なり、使用する薬剤や照射機器によって変動しています。
施術回数の目安としては、1〜6回程度です。目指す白さによって異なりますが、3回ほど通えばほとんどの方が目指す白さに近づけられます。ただし、施術と施術の間隔が空いてしまい、ブランク中に着色汚れを起こしてしまった場合は、再度白くするために施術を重ねなければなりません。
何度も施術を受けたくない、回数を重ねたくないといった場合には、オフィスホワイトニングの直後から自宅でのセルフケアやホームホワイトニングを併用し、白い歯を維持するようにしましょう。
セルフケアよりも丁寧なケアが魅力
今回は、オフィスホワイトニングの特徴やメリット・デメリットについて詳しく紹介しました。
自由診療のため1回あたりの費用がかかりますが、セルフケアよりも丁寧なケアやアドバイスが受けられ、医師による検査や治療も並行できる点がオフィスホワイトニングのメリットです。医師が常駐していない店舗タイプのホワイトニングカフェは、「病院が苦手だけれどセルフケアにもあまり自信がない」という方におすすめです。
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