ホワイトニングの危険性とは?薬剤の成分・リスク・注意点を徹底解説
更新日:2025年04月10日/ 公開日:2022年03月11日
「ホワイトニングをやってみたいけれど安全性は大丈夫なの?」
「ホワイトニングは歯に悪いの?」
などと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
最近ではドラッグストアやオンラインストアにも沢山のホワイトニングケアグッズが並んでおり、一体どれが安全なのか疑問に思ってしまいますよね。
そこで今回は、ホワイトニングの危険性やリスク、ホワイトニングの薬剤に使われている成分について解説しながら、海外製品やドラッグストアで販売されているホワイトニングケアグッズの危険性・安全性についてもまとめました。
「ホワイトニングで失敗したくない」「安全に歯を綺麗にしたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホワイトニングの危険性とリスク
ホワイトニングは、歯を白くすることで明るく健康的な印象を与える効果が期待できます。しかし、正しい方法で行わないと、歯や口内に悪影響を及ぼす危険性があるため、注意が必要です。
ホワイトニングを検討する際は、歯が白くなるメリットだけでなく、リスクや危険性についてもしっかり理解しておくことが大切です。
安全に理想の白さを目指すために、事前にリスクを把握し、適切な方法を選びましょう。
ここからは、ホワイトニングに伴う危険性やリスクについて詳しく解説していきます。
炎症などの危険性
ホワイトニング剤には、過酸化水素や過酸化尿素といった漂白成分が含まれており、歯茎や口内の粘膜に付着すると刺激を与える危険性があります。
特に、高濃度の薬剤を使用したり、指定された時間以上に放置したりすると、歯茎の赤みや腫れ、痛みなどの炎症を引き起こすリスクが高まります。
歯科医で行うオフィスホワイトニングでは、強力な薬剤を使用するため、炎症のリスクが高まります。
歯茎を保護しながら施術を行いますが、不安を感じる方はまず薬剤濃度の低い、セルフホワイトニングから試してみるのもよいでしょう。
一時的な知覚過敏になることも
ホワイトニングを行うと、歯の表面のエナメル質を通じて薬剤が内部に浸透し、一時的に知覚過敏の症状が出る危険性があります。
冷たい飲み物や熱い食べ物を摂取した際にしみるような感覚があり、不快に感じることがあります。
通常、この症状は数時間から数日で自然に落ち着きますが、痛みが強い場合や長期間続く場合は、無理にホワイトニングを続けず歯科医に相談しましょう。
知覚過敏を防ぐために、ホワイトニング後はフッ素配合の歯磨き粉を使用したり、刺激の少ない食べ物・飲み物を選ぶことが大切です。
ホームホワイトニングは用法・用量に注意が必要
自宅で行うホームホワイトニングは、歯科医の指導のもと正しく使用することが大切です。
使用方法や薬剤の量を誤ると、効果が得られにくいだけでなく、歯や歯茎にダメージを与える危険性もあります。
要因 | 危険性・リスク |
---|---|
ホームホワイトニングの過剰な使用 | ホワイトニング剤を頻繁に使いすぎると、歯の表面のエナメル質が傷つき、逆に黄ばみが目立つことがある。 |
薬剤の誤った使用 | 適切な濃度や使用時間を守らないと、知覚過敏や歯茎の炎症を引き起こす可能性がある。 |
不適切なマウスピースの使用 | 市販のマウスピースでは薬剤が均等に行き渡らず、ムラになったり、歯茎に漏れて刺激を与えたりすることがある。 |
安全にホワイトニングを行うためには、歯科医の指導を守りながら、危険性を理解し、適切な方法で進めることが大切です。歯の健康を維持しながら、無理なく理想的な白さを目指しましょう。
ホワイトニングに使われている薬剤の成分と危険性
日本の歯科医院やホワイトニングサロンで使用されている薬剤は、原則安全に配慮して作られているものがほとんどですので、基本的には「使用方法を間違えなければ身体に害はない」と考えてよいでしょう。
とはいえ薬剤である以上、全くリスクがないわけではありません。
ここでは、ホワイトニングの薬剤の成分と想定される危険性について解説していきます。
「過酸化水素」の危険性は?
過酸化水素は主に歯科医院で行われる「オフィスホワイトニング」に使用される薬剤で、その高い漂白効果は学術的にも認められています。
オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素の濃度は、原則「人体への危険性はない」と言われる35%以下に定められていますが、体質によっては歯がしみるような痛みを感じることもあるようです。
後ほどご紹介する薬剤に比べると、過酸化水素は高濃度で取り扱いも複雑であるため、日本では薬事法により歯科医師と歯科衛生士しか取り扱いが認められていません。
「過酸化尿素」の危険性は?
過酸化尿素は皮膚や眼に刺激を与える危険性があるため、付着した時には大量の水で洗うようにする必要があります。
過酸化尿素は、主に歯科医院で専用のキットを購入して自宅で行うホームホワイトニングで使用される薬剤です。
分解の過程で徐々に過酸化水素に変化していくため、有効成分はオフィスホワイトニングとほとんど変わりません。
ホームホワイトニングでは、過酸化水素よりも濃度の低い過酸化尿素が付いたマウスピースを1日平均30分〜2時間ほど装着し、じっくりと薬剤を作用させていきます。
長時間かけて薬剤を作用させる分、オフィスホワイトニングよりも自然な白さを長期間キープできると言われています。
「酸化チタン」の危険性は?
参加チタンは安全性の高い成分です。
酸化チタンは、主に専門ホワイトニングサロンにて自分で施術を行うセルフホワイトニングで使用されている比較的安全性の高い薬剤でオフィスホワイトニングのように真っ白な仕上がりにはなりませんが、歯へのダメージが少なく、自然な白さを目指すことができます。
酸化チタンが過酸化水素や過酸化尿素と大きく異なる点は、以下の3つです。
- ・薬剤に歯そのものを漂白する作用がない
- ・歯の汚れを落とし本来の白さに戻すことを目的としている
- ・歯磨き粉や食品にも配合されている優しい成分
ただし、過剰な使用によって研磨作用が強すぎる場合もあるため、適切に使用する必要があることにご留意ください。
海外製の歯磨き粉やホワイトストリップスの危険性とは?
ホワイトニングの危険性が懸念される理由のひとつに、海外製の歯磨き粉やホワイトストリップスの流行があげられます。
歯科美容の先進国として知られるアメリカでは、街のドラッグストアに沢山のホームケア用品が並んでいます。
「手頃な価格で気軽に白い葉が手に入るなら」と思ってしまいますが、使用上のリスクや危険性について知っておかないと危ないかもしれません
海外製の歯磨き粉の危険性は?
それでは、海外製の歯磨き粉の危険性について解説します。
まず、海外と日本では歯磨き粉に含まれる「フッ素」の配合量が大きく異なります。
日本製の歯磨き粉に含まれるフッ素は平均1000ppmほどであるのに対し、アメリカ製の歯磨き粉に含まれるフッ素は平均1000ppmから1500ppmほどです。
フッ素を多く含む歯磨き粉を過剰に使用すると、「斑状歯」と呼ばれる白濁や白斑が歯の表面に現れることがあります。
斑状歯はフッ素の過剰摂取によるもので、見た目に影響を与えるだけでなく、重度の場合は歯の質が弱くなる危険性があります。
また海外製の歯磨き粉の多くには、強いホワイトニング成分である「酸化水素」や「過酸化尿素」が配合されているため、知覚過敏の症状がある方は使用を控えた方が良いでしょう。
海外製のホワイトストリップスの危険性は?
海外製のホームケア用品として注目を集めているのが、漂白効果のあるテープを歯に貼り付けて使用するホワイトニングテープです。
アメリカではホワイトニングテープはメジャーなアイテムで、中でもP&Gから発売されている「クレスト 3Dホワイト ホワイトストリップス」という商品が人気を集めているようですが、海外製のホワイトストリップスには、以下のような危険性が報告されています。
- ・知覚過敏のような強い痛みが出る
- ・ムラがあり、まだらな仕上がりになる
- ・歯茎の炎症
こうしたトラブルの原因として考えられているのが、ホワイトストリップスに配合されている「過酸化水素」です。
先ほどもお伝えしたように、日本では薬事法で過酸化水素の濃度が定められており、扱えるのは歯科医師または歯科衛生士に限定されています。歯のプロしか取り扱えないような高濃度の薬剤を素人が扱うのは、やはり様々なリスクがあるようです。
ホワイトニングチャンネルではホワイトニングや歯に関する様々なコンテンツを発信しています。以下の動画では、ホワイトニングテープが歯に与える影響について説明しているので、是非ご覧ください。
市販のアイテムを使用したホワイトニングの危険性とは?
ここまで読むと「日本製のホームケア用品なら安全なのでは?」と思った方も多いのではないでしょうか?
結論から述べると、国内で販売されているホームケア用品であれば大きな危険性はありません。
ここからは日本でも人気を集めている「歯のマニキュア」や「ホワイトニング用のメラミンスポンジ」を例に、リスクの有無を解説していきます。
歯のマニキュアの危険性は?
歯のマニキュアとは、商品名の通り歯の表面にホワイトニング効果のあるマニキュアのような塗料を塗ることで、歯を白く見せてくれるアイテムです。
大きな危険性はないとされていますが、歯のマニキュアに含まれる化学成分が敏感な歯茎や歯に悪影響を与える危険性もあるため、事前に歯科医師に相談するようにしましょう。
歯のマニキュアには、下記のようなメリットがあります。
- ・施術時間が短い
- ・銀歯や差し歯も白くできる
メリットがある一方で、その効果は一時的なものです。
白い歯を長くキープしたいのであれば、歯のマニキュアよりもホワイトニングが適しているでしょう。
以下の記事では、歯のマニキュアとホワイトニングの違いについて解説していますのであわせてご覧下さい。
ホワイトニング用のメラミンスポンジの危険性は?
ホワイトニング用のメラミンスポンジの危険性はどうなのでしょうか?
ホワイトニング用のメラミンスポンジとは、歯の表面を軽くこすることで汚れを落としてくれるホームケア用品です。
使用する際にはいくつかの注意点があり、正しい使い方とともに、その危険性についても理解しておくことが重要です。
・歯茎にあたらないように注意する
・差し歯や人工の歯には使用しない
ホワイトニング用のメラミンスポンジは、上記のように適切な方法で使用すれば効果を高めてくれる便利なアイテムです。
しかし、100円ショップなどで売られているお掃除用のスポンジには、人体に有害なホルムアルデヒドが含まれている危険性があります。
そのため、有害無物質が含まれていない「医療用」または「ホワイトニング用」の表示があるスポンジを購入しましょう。
以下の記事でも、歯のメラミンスポンジについて詳しく解説しています。
ホワイトニング用LEDライトの危険性とは?
歯医者で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、サロンで行うセルフホワイトニング、いずれの場合でもLEDライトを使用することが多いです。
ではなぜ歯のホワイトニングにLEDが必要なのでしょうか?
ここでは、ホワイトニングにおけるLEDライトの効果やLEDライトの危険性についてご紹介します。
ホワイトニングでLEDが使われる理由
ホワイトニングでLEDライトが使われるのには「ホワイトニング効果を最大限発揮するため」という理由があります。
ホワイトニングは薬剤に含まれる過酸化水素・過酸化尿素・酸化チタンといった成分が、歯の汚れや着色物質を分解するため歯が白くなるというのが基本的な仕組みです。
LEDライトには、その分解を促進して薬剤を歯に万遍なく浸透させる効果があり、短時間でより高いホワイトニング効果を実感できるようになります。
つまり、LEDライト自体に歯を白くする効果があるわけではないので、クリニック・サロンによってはライトを照射しないところもあります。
ホワイトニングの仕組みやLEDライトを使う理由については以下の記事で詳しく紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
LEDライトの危険性は?
薬剤の成分分解を促進させ、より高いホワイトニング効果が期待できるLEDライトですが、人体に悪影響はあるのでしょうか?
結論から申しますと、ホワイトニングで使用するLEDライトに大きな危険性はありません。
ただし、使用するマシーンによっては紫外線に近い波長が含まれていることもあるので、唇・歯茎・顎などに直接光が当たると日焼けを起こすことがあります。
また、ホワイトニングで使われるような青色のLEDライトを長時間見続けると、視細胞が損傷して眼精疲労やドライアイの原因になるというデータがあるため、必ず専用のサングラスを使用しましょう。
LEDライト以外にも、「ハロゲン」「紫外線」「レーザー」などがホワイトニングで使われていますが、高出力でホワイトニング効果の向上が期待できる反面、熱を発して痛みが出やすいという危険性があるため、異常を感じたらすぐに医師やスタッフに伝えるようにしましょう。
ホワイトニングを避けた方がいい人・注意すべき人は?
基本的には大きな危険性を伴わない歯のホワイトニングですが、残念ながらすべての人におすすめできるわけではありません。
中には、ホワイトニングを避けた方がいい人や、注意が必要な人もいます。
以下に該当するような人はホワイトニングを受けられない可能性があるので、必ず利用予定のクリニック・サロンに確認しておきましょう。
妊娠中または妊娠と思われる人
前述しているとおり、ホワイトニング薬剤は人体に害のある成分を使用していませんが、妊娠中または妊娠と思われる人は避けた方がいいでしょう。
薬剤によるお腹の中の赤ちゃんや母体への具体的な悪影響は報告されていませんが、安全性が保障されているわけでもないので極力避けるべきだと言えます。
重度の虫歯・歯周病の人
虫歯で歯に穴が空いていたり歯周病で歯茎が腫れていたりすると、ホワイトニング薬剤の刺激を受けやすくなってしまうため危険です。
また治療中の場合は、治療で使われている薬剤をホワイトニング薬剤が落としてしまうため、基本的に治療とホワイトニングを同時進行することはできません。
「近々結婚式があるので早く歯を白くしたい」など、どうしてもホワイトニングを優先したい場合は、かかりつけの歯科医師に相談しましょう。
顎関節症の人
ホワイトニングをする際は長時間にわたって口を大きく開き続ける必要があります。
専用のマウスオープナーを使って口を開けた状態を保つため、大きな負担は有りませんが、顎関節症の方や、口が小さい方にはおすすめできません。
マウスオープナーをはめて関節に痛みが生じる場合には速やかに中止しましょう。
皮膚疾患がある人
ホワイトニングする際には歯にホワイトニング薬剤を塗布する以外にも、唇を保護するためのクリームを塗るケースが多いです。
口周りに何らかの皮膚疾患がある人は、そのクリームによって炎症やアレルギーを起こしてしまう可能性があるので、歯のホワイトニングは避けておきましょう。
無カタラーゼ症の人
無カタラーゼ症とはその名の通り、過酸化水素を分解する酵素・カタラーゼを持たない、もしくは不足してしまう病気です。
過酸化水素はホワイトニング薬剤に含まれる成分で、もし分解できなければ体内に過酸化水素が残ってしまい、口腔壊死を引き起こす恐れがあるため、ホワイトニングすることはできません。
光過敏症・肌が弱い人
ホワイトニングで使用するLEDライトは人体に悪影響を与えませんが、光過敏症の人にとっては皮膚のかゆみや赤みなどの原因になってしまいます。
また、肌が弱い方も同様に、照射によって刺激を感じることがあります。施術前にパッチテストを行うか、事前に医師へ相談することをおすすめします。
万が一、施術後に違和感や肌トラブルが生じた場合は、すぐに使用を中止し、専門家の指示を仰ぎましょう。
レーシック・ICL直後の人
レーシック・ICL手術を受けた直後は目が光に過敏な状態になっているため、少なくとも術後1週間程度はホワイトニングを避けるようにしましょう。
光の刺激による違和感や目の乾燥が強い場合は、さらに期間を空けてからホワイトニングを検討するのが安心です。気になる場合は、事前に眼科医へ相談することをおすすめします。
安全にホワイトニングを受けるには?
ホワイトニングには、歯を美しく白くするメリットがある一方で、知覚過敏や歯への負担といったリスクも伴います。
ここからは、安全にホワイトニングを受けるための具体的な対策について詳しく解説していきます。
虫歯や歯周病の治療を事前に行う
虫歯や歯周病がある場合には、ホワイトニングを受ける前に治療を優先しましょう。
虫歯や歯周病があると、ホワイトニングの薬剤が刺激となり、悪化や、歯や歯茎に痛みを引き起こす原因になる可能性があります。
また、虫歯が進行して歯に穴が開いている場合や、歯周病で歯茎が炎症を起こしている場合、ホワイトニング薬剤が直接影響を与え、症状が悪化することも考えられます。そのため、施術前に歯科検診を受け、適切な治療を行うことが大切です。
軽度の虫歯や歯周病であっても、ホワイトニング中にしみる症状が出ることがあるため、医師と相談しながら最適なタイミングで施術を進めるようにしましょう。
治療後、口腔内の状態が落ち着いてからホワイトニングを行うことで、安全かつ効果的に白い歯を目指すことができます。
適切な濃度の薬剤を使用する
ホワイトニングには、過酸化水素や過酸化尿素などの薬剤が使われます。これらの薬剤は、濃度が高いほど歯を白くする効果が強くなりますが、その分、歯や歯茎への負担も大きくなります。
ホワイトニングを行う際は、自分の歯の状態や希望する白さに合わせて、適切な濃度の薬剤を選ぶことが大切です。特に、知覚過敏がある方や歯が薄い方は、低濃度の薬剤を使用することで刺激を抑えられます。
信頼できる歯科医院・ホワイトニングサロンのもとで施術を受ける
ホワイトニングの効果を最大限に引き出し、安全に施術を受けるためには、実績のある歯科医師・ホワイトニングサロンを選ぶようにすると安心です。
カウンセリングをしっかり行い、施術の方法やリスクについて丁寧に説明してくれる歯科医院・ホワイトニングサロンを選びましょう。
適切な準備と正しい方法でホワイトニングを行えば、リスクを抑えながら理想的な白い歯を手に入れることができます。焦らず、自分に合った方法で進めていきましょう。
ホワイトニングは歯科医院?ホワイトニングサロン?
歯を白く美しくしたいと考えたとき、ホワイトニングを受ける場所として「歯科医院」と「ホワイトニングサロン」の2つの選択肢があります。
それぞれに特徴がありますが、安全性を重視するならホワイトニングサロンが適しているかもしれません。
ここからはその理由について詳しく解説をしていきます。
ホワイトニングの危険性が少ないのはホワイトニングサロン
歯のホワイトニングには薬剤を使用しますが、歯科医院で行うものとホワイトニングサロンで行うものでは、その成分や施術方法が異なります。
歯科医院のホワイトニングは歯が白くなる即効性がありますが、人によっては知覚過敏を引き起こしたり、歯茎にダメージを与えたりすることがあります。また、強い薬剤を使用するため、施術中や施術後に痛みを感じる場合もあります。
一方、ホワイトニングサロンで提供されるセルフホワイトニングは、食品や化粧品にも使用される安全な成分を使用し、歯に優しいのが特徴です。
薬剤が強くないため、知覚過敏になりにくく、痛みを伴う心配もほとんどありません。また、施術は基本的に自分で行うため、手軽に試せるのも大きなメリットです。
ホワイトニングはどちらを選ぶべき?
歯を短期間で劇的に白くしたい場合や、専門的な診断を受けたい場合は歯科医院でのホワイトニングが適しているかもしれません。
しかし、安全性を重視し、自然な白さを目指しながら気軽にホワイトニングを続けたい方には、ホワイトニングサロンがぴったりです。
自分の目的やライフスタイルに合わせて、最適なホワイトニング方法を選びましょう!
薬剤の成分・危険性やリスクを知って安全なホワイトニングを|まとめ
今回は、ホワイトニングのリスクや危険性、ホワイトニングの薬剤に使われている成分や、市販のホワイトニングケアグッズにまつわる危険性について解説しました。
ホワイトニングに使用する主な成分は「過酸化水素」「過酸化尿素」「酸化チタン」の3つで、いずれも正しく使用すれば危険性はありません。
しかし、海外製のホワイトニングケアグッズの中には日本では市販を禁止されている成分が配合されているものもあるため、取り扱いには十分注意が必要です。
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コラム監修:菊地ありさ
北海道歯科衛生士専門学校卒業
歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。