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インビザライン矯正中にホワイトニングはできる?注意点も解説

更新日:2024年06月17日/ 公開日:2023年08月30日

「歯並びを整えながら、ホワイトニングで白く美しい歯を目指したい!」

そんな審美歯科に関心が高い人の間で話題となっているのが、専用のマウスピースを使用して歯並びを整えるインビザライン矯正です。

ワイヤー矯正が主流だった数年前までは「矯正装置が邪魔になるから、歯列矯正中はホワイトニングはできない」と考えられていましたが、インビザライン矯正の登場によって、歯並びの改善とホワイトニングは同時に行えるものになりました。

この記事では、インビザライン矯正の概要をご説明しながら、矯正治療とホワイトニングを同時に行う際の注意点について詳しく解説していきます。

笑顔の女性

インビザライン矯正の特徴は?

マウスピース

「インビザライン矯正中にホワイトニングはできる?」という疑問にお答えする前に、まずはインビザライン矯正とワイヤー矯正の違いについて確認しておきましょう。

インビザライン矯正の特徴は主に次の2つです。

・目立たない
・取り外しが可能

順番に詳しくご紹介していきます。

インビザラインの特徴|①目立たない

ワイヤー矯正では「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を歯に取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かしていきます。

現在は矯正装置が目立ちにくい「裏側矯正」が開発されましたが、「表側矯正」に比べて高額になりやすい点がネックです。

一方、インビザライン矯正では透明なマウスピースを使用するため、周囲から気づかれることはほとんどありません。

インビザラインの特徴|②取り外しが可能

インビザライン矯正の最大の特徴は、マウスピースの取り外しが可能であることです。

ワイヤー矯正では、ガムやキャラメルなどの粘着性の強い食べ物や装置に挟まりやすい麺類などは避けるように指示されますが、インビザライン矯正の場合はマウスピースを外すことが可能なので食事を自由に楽しむことができます

また、装着時間をしっかり守ることさえできていれば、一時的にマウスピースを外してホワイトニングを受けることも可能です。

インビザライン矯正中でもホワイトニング可能!

マウスピースを持った女性

マウスピースの取り外しが可能なインビザライン矯正は、「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「セルフホワイトニング」全てのホワイトニングを受けることができます

ここでは、ホワイトニングの種類ごとに特徴やインビザライン矯正中のやり方について詳しく見ていきましょう。

インビザライン併用が可能|①オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニング方法の1つで、歯の色素を分解する「過酸化水素」を主成分とした薬剤を使って歯を白くしていきます。

施術時間は1回あたりおよそ1時間程度で、インビザライン矯正中はマウスピースを外して施術を行います。

インビザライン併用が可能|②ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作ったマウスピースの中に「過酸化尿素」という薬剤を塗布し、自宅で歯を白くしていく方法です。

インビザライン矯正中は、矯正用に作ったマウスピースにホワイトニング用の薬剤を塗布することで、歯並びを整えながら白い歯を手に入れることができます。

2時間ほど装着した後は、マウスピースを取り外し、歯科医院から指定された方法で洗浄します。

インビザライン併用が可能|③セルフホワイトニング

セルフホワイトニングは、専門のサロンに出向きご自身で薬剤を塗布し歯にLEDライトを当てて行うホワイトニング方法です。

使用する薬剤の主成分は、食品や歯磨き粉にも使用されている安全性の高い無機化合物「酸化チタン」です。

施術時間は最短30分ほどで、インビザライン矯正中はマウスピースを外して施術を行います。

セルフホワイトニングの特徴については以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひ詳細をチェックしてみてください。

インビザライン矯正中にホワイトニングをするベストタイミング

マウスピースを持つ手

インビザライン矯正中でもホワイトニングをすることは可能ですがどのタイミングで行うのがベストなのでしょうか?

ここからは、インビザライン矯正中にホワイトニングをする場合に考慮すべきポイントをご紹介します。

ポイント|①矯正治療の進行具合

歯列矯正中は、進行具合や治療計画によってホワイトニングをすべきタイミングが異なります。

インビザラインの透明マウスピースを使用している場合、そのマウスピースをホワイトニング用にカスタマイズすることができますが、歯列の動きやマウスピースのフィット感を考慮しなければなりません。

ホワイトニングを優先して矯正治療に悪い影響が出ないようにしましょう。

ポイント|②矯正治療の終了後

基本的には、矯正治療が完了した段階でホワイトニングを行うことが一般的です。

ただ、インビザラインでの矯正は早くても4ヶ月、長ければ2〜3年ほどかかりますので、そんなに長く待てないという方もいるかもしれません。

もしインビザライン矯正中になるべく早くホワイトニングをしたいのでれば、歯列の位置が安定し、後戻りしないように固定する保定期間に入ってからホワイトニングを行うと良いでしょう。

ポイント|③歯の健康状態

ホワイトニングを行う前には、必ず歯の健康状態を確認しましょう。

矯正治療中は歯の表面にプラークが溜まりやすくなるため、歯科医院でのクリーニングや健康チェックが必要です。

歯が悪い状態の時にホワイトニングをしてしまうと思わぬトラブルに繋がり、最悪の場合矯正治療を中止する必要がありますので、十分に注意してください。

ポイント|④歯の色

矯正治療中は、ブラケットが歯の一部を覆っており、その部分はホワイトニングをしても白くなりません。

また、歯列の関係で歯が重なっている箇所に関してもホワイトニング効果が及ばない可能性が高いです。

そのため、矯正中にホワイトニングした場合には、治療が完了してから歯の色を均一に整えるために再度ホワイトニングを行いましょう。

ポイント|⑤歯科医師の指示に従う

最終的なホワイトニングのタイミングは、歯科医師との相談が重要です。

歯の状態や矯正治療の進行具合を考慮して、最適なタイミングを歯科医師と相談しながら決めましょう。

一般的には、インビザライン矯正が完了してから、または保定期間に入ってからホワイトニングを行うのが理想ですが、個々の状態に応じて歯科医師からのアドバイスを受けながら計画を立てることをおすすめします。

インビザライン矯正中にホワイトニングをする場合の注意点

マウスピースを持って笑う女性

ホワイトニングとの併用が可能なインビザライン矯正ですが、注意しないと色ムラや知覚過敏のような症状が現れることがあります。

ここではインビザライン矯正中にホワイトニングをする場合の注意点についてご説明します。

インビザライン併用の注意点|①アタッチメントがあるとムラになる

インビザライン矯正では、マウスピースがズレてしまわないように「アタッチメント」と呼ばれる白い突起物をつけることがあります。

このアタッチメントは取り外しができないため、マウスピースにアタッチメントが付いた状態でホームホワイトニングの薬剤を塗布すると、アタッチメントが付いた部分だけ薬剤が行き渡らずにムラができてしまうのです。

アタッチメントは歯を動かす必要がなくなる「保定期間」に入ると外すことができるので、ムラのない仕上がりを目指したい方は、ホワイトニングはアタッチメントが外れてから行うことをおすすめします。

インビザライン併用の注意点|②知覚過敏のような症状が出ることがある

インビザライン矯正に限ったことではありませんが、歯列矯正中は歯に圧力がかかるため、ちょっとした刺激でも痛みや違和感を感じることがあります。

個人差はありますが、人によってはホワイトニング後に知覚過敏のような痛みを伴う事例も珍しくありません。

インビザライン矯正中でも歯の白さを保つ方法

虫眼鏡と歯の模型

インビザライン矯正では、1日に20〜22時間のマウスピース装着が推奨されています。

1日の大半をマウスピースでカバーした状態で過ごしているにも関わらず、なぜ歯が黄ばんでしまうのでしょうか?

ここからは、インビザライン矯正中に歯の白さを保つために、歯が黄ばむ原因と対策をご紹介します。

インビザライン矯正中の黄ばみ対策|①マウスピース装着中は飲食厳禁

まず大前提として、インビザライン矯正用のマウスピースを装着している状態では食事をしてはいけません。

インビザラインのマウスピースは薄くて透明なポリウレタン製なので非常に目立ちにくいですが、その反面破損しやすいという性質を持ちます。

また、歯にピッタリとハマるように作られているものの、どうしても歯とマウスピースの間には隙間が生じてしまいます。

食べ物や飲み物がその隙間に入り込むと歯の着色汚れのみならず、虫歯の原因にもなりますので、必ずマウスピースを外してから飲食するように心がけましょう。

インビザライン矯正中の黄ばみ対策|②色の濃い飲食物や喫煙を避ける

唾液には、歯や歯の間に付着した食べかす・プラークを洗い流す自浄作用と、口の中の細菌の増殖を抑える殺菌作用があります。

ですが、マウスピース装着中には唾液が十分に行き渡らず、この効果が最大限には発揮されません。

そのため、インビザライン矯正中に歯を白く保つためには、色の濃い食べ物や飲み物は極力避けるようにしましょう。

タバコに含まれるタール(ヤニ)も着色汚れを引き起こしやすいので、喫煙も控えることをおすすめします。

インビザライン矯正中の黄ばみ対策|③こまめに歯磨き・うがいをする

歯の黄ばみにつながるような色の濃い飲食物はもちろん、普段の食事をした後もできるだけ早めにうがいや歯磨きをするようにしましょう。

特に、マウスピースを装着する前には必ず歯磨きをするよう心掛けてください。

汚れが付着したままマウスピースを装着すると着色汚れが進行し、虫歯や歯周病を招くリスクも高まります。

ちなみに、歯は乾燥している状態の方が着色しやすいので、食事前に一杯の水を飲むだけでも飲食物による着色汚れを軽減することが可能です。

インビザライン矯正中の黄ばみ対策|④マウスピースを清潔に保つ

飲食の際は必ずマウスピースを外し、こまめに歯磨き・うがいで口腔ケアを行なっていたとしても、口の中にある汚れを完全に取り除くことはできません。

歯・歯茎・舌・粘膜には取りきれなかった汚れや細菌が存在するため、マウスピースにも少しづつ汚れは蓄積していきます。

インビザライン矯正中に歯を白く保つためにはマウスピースを白く清潔に保つ必要があるので、マウスピース用の洗浄剤などを用いて定期的に汚れを落としましょう

その際、熱いお湯を用いると寝るでマウスピースが変形する恐れがありますので、必ずまたはぬるま湯で洗ってください。

インビザライン矯正中にホワイトニングはできる?|まとめ

インビザライン矯正の登場によって、従来は難しいとされていた歯列矯正中のホワイトニングが可能になりました

しかし、インビザライン中のホワイトニングにはいくつか注意点があります。

・ホワイトニングの薬剤による知覚過敏症状
・アタッチメントによる色ムラ

セルフホワイトニング専門店「ホワイトニングカフェ」では、これらの悩みを解決する「セルフホワイトニング」を1回4,980円とリーズナブルな価格でご提供しています。

食品や歯磨き粉にも使用されている安全性の高い酸化チタンを使用したセルフホワイトニングは、歯や歯茎への負担が少なく施術後に痛みを伴うことはほとんどありません。

また、マウスピースを外して施術を行うためアタッチメントによる色ムラが生じる心配がない点もセルフホワイトニングのメリットです。

インビザライン矯正中の方はもちろんのこと、裏側矯正であればワイヤー矯正中でも施術が可能なので、気になる方はぜひお近くの店舗までお気軽にお問い合わせください♪

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。

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