ホワイトニングはしない方がいい?歯がもろくなるって本当?
更新日:2025年03月31日/ 公開日:2023年08月30日
「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいい」
ホワイトニングに興味を持っている方の中には、こんな噂を聞いて不安になっている方も多いのではないでしょうか?
ホワイトニングは安全性の高い施術ですが、中には施術を控えた方が良い人もいます。
この記事では「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいいの?」という疑問にお答えしながら、ホワイトニングで後悔した人の事例や始める前に知っておきたい注意点をご紹介していきます。
ホワイトニングで歯がもろくなると誤解されている理由
ホワイトニングで歯がもろくなると言われることがありますが、結論から言うと、ホワイトニングで歯がもろくなることはありません。
ここでは、ホワイトニングで歯がもろくなると言われる原因について紹介していきます。
理由①:知覚過敏の症状が出ることがあるため
ホワイトニングの施術後、一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。
これは、ホワイトニング剤が歯の表面(エナメル質)を透過し、内側の象牙質に影響を与えることで、一時的に神経が刺激されるためです。
しかし、この症状は通常24時間以内には収まる場合が多く、適切なケアを行えば長期的な影響が出ることはほとんどありません。
また、知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、症状を軽減することもできます。
理由②:歯茎に痛みがでることがあるため
ホワイトニング剤が歯茎に付着すると、刺激を受けて痛みや炎症を感じる場合があります。
これにより、「ホワイトニング=歯にダメージを与える」という印象を持つ人がいるかもしれません。
しかし、適切な施術を受ければ歯茎への影響は最小限に抑えられ、それらの痛みや炎症は歯がもろくなっているわけではありません。
また、最近の歯科医院でのホワイトニングでは、歯茎を保護する処置が行われるため、過度に心配する必要はありません。
理由③:歯の表面がザラザラになるため
ホワイトニング剤に含まれる「過酸化水素」は、歯の表面の汚れを分解し、歯を白くする作用があります。
その過程で、エナメル質の微細な構造が一時的に変化し、歯の表面がザラザラしたように感じることがあります。
このザラザラ感は、一見「歯がもろくなった」と感じるかもしれませんが、時間が経つと再び滑らかなものになります。
理由④:強い薬剤の使用=歯がもろくなるというイメージがある
ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤が使用されます。
これらの強い薬剤が、「薬剤=歯に悪い」というイメージを生んでしまい、「ホワイトニングは歯をもろくする」と誤解されることがあります。
しかし、これらの薬剤は適切に使用すれば安全性が高いもので、歯の健康に悪影響を及ぼすことはなく、歯をもろくすることはありません。
実際に、過酸化水素は歯周病治療にも使用される成分であり、医療現場でもその安全性が認められています。
ホワイトニング後に起きやすいトラブル
安全性が高く、歯の黄ばみを改善できるホワイトニングですが、中には「施術を受けてトラブルがあった」「やっぱりホワイトニングはしない方がいい」と考える方も少なくありません。
ここでは、ホワイトニング後の良くあるトラブルについて見ていきましょう。
ホワイトニング後に起こるトラブル①知覚過敏
歯や歯茎のコンディションによっては、ホワイトニング後に知覚過敏のような痛みを伴うことがあります。
症状は一時的で、通常24時間以内にはおさまっていきますが、心配な方は施術後に知覚過敏用の歯磨き粉や痛み止めを処方してもらうと良いでしょう。
ホワイトニング後に起こるトラブル②思ったより白くならない
ホワイトニングの効果には個人差があり、1回の施術で白さを実感できる人も入れば、白さを実感する前に通院をやめてしまう人もいます。
ホワイトニングの種類によっても目指せる白さは変わってきますので、各施術の特徴を知って自分にピッタリな施術を選びましょう。
ホワイトニングで後悔しないためのポイント
ホワイトニングで歯がもろくなることはありませんが、強い薬剤を使用することで歯がしみる・痛みが出ることから「歯がもろくなる」というイメージが着いているようです。
ここではホワイトニングを行う際に後悔しないために、注意することについて紹介していきます。
カウンセリングで不安なことは確認しておく
ホワイトニングは自分の歯の状態によって、薬剤の使用感や強さが異なります。
まずは、自分の歯の状態をしっかりと把握して事前のカウンセリングで心配なことを確認するようにしましょう。
確認する内容としては、どのくらい白くできるのか、効果はどのくらい続くのか、白くなるまでにかかる期間などは最初に確認して、できるだけ不安要素を減らすことをおすすめします。
ホワイトニング後の注意事項を確認する
ホワイトニングは歯がもろくなることはなく、安心して施術を受けることができますが、ホワイトニング後にはいくつかの注意点があります。
施術後は歯が敏感で、すぐに飲食や喫煙をしてしまうと着色しやすくなったり、歯が染みやすいなどの注意事項があります。
それらの注意事項をしっかり確認して、避けるべき行為についてもしっかりと遵守すれば、安全にホワイトニングを行うことができます。
ホワイトニングカフェでは、施術後も飲食や喫煙が可能なのでホワイトニング後に何も気にしたくない方はホワイトニングカフェがおすすめです。
ホワイトニングはしない方がいい人の特徴は?
ホワイトニングは安全性の高い施術ですが、体調や条件によってはホワイトニングを受けられない場合があります。
ここでは、ホワイトニングをしない方がいい人の特徴をご紹介します。
ホワイトニングをしない方がいい人|①妊娠中・授乳中の方
ホワイトニングで使用する「過酸化水素」は、胎児や乳児に影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中・授乳中の方はホワイトニングを控えた方が良いでしょう。
しかしながら、産前産後はホルモンバランスの変化によって、虫歯や歯周病など口内トラブルのリスクが高まると言われています。
これまで以上にホームケアに力を入れながら、歯科医院の定期検診やクリーニングを活用して、お口の中を健やかに保ちましょう。
ホワイトニングをしない方がいい人|②無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症は「カタラーゼ」と呼ばれる酵素が不足しているために、過酸化水素が分解されずに蓄積されてしまう病気です。
無カタラーゼ症の方がホワイトニングを行うと「過酸化水素」の刺激によって、口内や歯にダメージを与えてしまうため、原則ホワイトニングを行ってはいけないことになっています。
ホワイトニングをしない方がいい人|③虫歯がある方
虫歯によって歯に穴が空いていたり、歯茎が敏感になっている状態でホワイトニングを行うと、施術後に知覚過敏症状を引き起こすリスクが高まります。
虫歯の進行具合にもよりますが、ホワイトニングは治療が終わってから行うことをおすすめします。
自己流のホワイトニングはもろくなる可能性がある
ホワイトニングは歯科医院の元で個人の歯の状態に合わせて安全に施術を行うことができます。
しかし、ネットで重曹やレモンを用いたホワイトニングなどの不正確な情報が出回っていることがあり、一時的に歯が白くはなっても歯がもろくなる・痛めてしまう可能性があります。
専門家の意見が無い情報は鵜呑みにせず、信頼できる方法を選ぶことが大切で、白い歯のために正しい知識とケアを心がけるようにしましょう。
ホワイトニングはしない方がいい?歯がもろくなるって本当?|まとめ
この記事では「ホワイトニングは歯がもろくなるからしない方がいいの?」という疑問にお答えしながら、ホワイトニング後に起こるトラブルの事例や始める前に知っておきたい注意点についてご紹介してきました。
結論から言うと、ホワイトニングをしたことによって歯がもろくなるということはありません。
適切に施術・処方されていれば、ホワイトニングは極めて安全性の高い施術ですが、
などホワイトニングの施術ができないケースもあります。
「ホワイトニングをしない方がいいの?」と迷ったら、まずはかかりつけの歯科医師に相談しましょう。
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ホワイトニング溶液の主成分は、食品や歯磨き粉にも使用されている安全性の高い無機化合物「酸化チタン」を使用しているため、施術後に知覚過敏のような症状が起こる心配もありません。
ただし、現在医師の治療を受けている方は、ご来店の前に担当医師にご相談いただくことをおすすめしています。
また、該当する方は、施術をご遠慮いただいておりますのであらかじめご了承ください。
・重度のアレルギーをお持ちの方
・重度の歯周病患者様
・顎関節症の方
・皮膚疾患のある方
・心臓疾患のある方
・体調の優れない方
・飲酒をされている方
※未成年の方は保護者の方の同意を得てからご来店ください。詳しくはこちらをお読みください。
※妊娠中もしくは妊娠と思われる方や授乳中の方はこちらをお読みください。
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