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ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因と対処法・予防法をご紹介!

更新日:2024年06月17日/ 公開日:2023年08月30日

歯の汚れを落とし白くキレイに見せてくれるホワイトニングですが、施術後しばしば知覚過敏のような症状を伴うケースがあります。

ホワイトニング後に歯に違和感を覚えた場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

この記事ではホワイトニング後に知覚過敏になってしまう原因知覚過敏への対処法・予防法についてご紹介していきます。

ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因と対処法・予防法をご紹介!

ホワイトニング後に知覚過敏が起こる原因は?

歯の構造

まず、人間の歯は表面から順番に「エナメル質」「象牙質」「歯の神経」によって成り立っています。

この歯の構造を理解した上で、ホワイトニングによって知覚過敏が起こる原因について詳しく見ていきましょう。

原因①薬剤の刺激

ホワイトニングで使用する薬剤は、口の中から少なからず体内に吸収されてしまうため、人体に害のある成分は含まれていません。

そのため、病気や健康被害のリスクは低いものの、薬剤の濃度が高すぎるとエナメル質の下の象牙質にまで作用してしまう恐れがあります。

また、「過酸化水素「過酸化尿素」を含む薬剤は、エナメル質を保護している「ペリクル」という薄い膜を一時的に剥がしてしまうのです。

剥き出しになったエナメル質は刺激に弱く、知覚過敏を引き起こす危険性があります。

原因②虫歯

虫歯になると、歯の表面のエナメル質を溶かしたり、小さな穴が空いてしまったりします。

虫歯がある状態でホワイトニングをすると、ホワイトニング薬剤が象牙質にまで到達することがあるため、知覚過敏を発症してしまう可能性が高いです。

原因③歯周病

歯周病は、最近の感染によって歯ぐきが炎症を起こし、症状が進行すると歯の根が露出し、いずれは歯が抜け落ちてしまったりする病気です。

歯の根にはエナメル質が覆い被さっていないので、歯周病によって歯ぐきが炎症し下がってしまうと、知覚過敏のリスクが高まります。

原因④歯がすり減っている

ブラッシングの力が強すぎたり、歯ぎしりの癖があったり、普段の食事習慣などによって歯の表面が摩耗してしまっているケースがあります。

普通に暮らしていても少なからず摩耗していくのですが、上記のような生活習慣で大きくすり減ってしまっている場合、象牙質に薬剤が浸透しやすくなるため知覚過敏になりやすいです。

原因⑤歯に傷がついている

何らかの原因で歯の表面にヒビや傷が入っていると、ホワイトニング薬剤が象牙質にまで到達し、知覚過敏を起こす可能性があります。

小さなヒビや傷は目立たず自分では気付きづらいので、もしホワイトニングで知覚過敏になった時には必ず歯科医院に相談しましょう。

知覚過敏になりやすいホワイトニング方法は?

歯の模型

ホワイトニングには大きく分けて3つの方法があります。

・オフィスホワイトニング…歯科医院で行なうホワイトニング
・ホームワイトニング…自宅で行なうホワイトニング
・セルフホワイトニング…サロンで行なうホワイトニング

それぞれ使用する薬剤や特徴が異なるのですが、知覚過敏のリスクはどうでしょうか?

ここからは、ホワイトニングの方法別に知覚過敏が起こるリスクについて解説していきます。

知覚過敏のリスク〈大〉|オフィスホワイトニング

歯科医院で行なうオフィスホワイトニングでは、主に「過酸化水素」という成分が入ったホワイトニング薬剤を使用します。

これは強い漂白作用がある成分で、1回のホワイトニングだけでも高い効果が期待できますが、歯にダメージを与える可能性は否定できません。

短時間で歯を白くできるということは、それだけ刺激が強いということになるので、知覚過敏が起こるリスクは高いと言えるでしょう。

知覚過敏のリスク〈中〉|ホームホワイトニング

自宅で行なうホームホワイトニングで使用するホワイトニング薬剤には、主に「過酸化尿素」という成分が含まれます。

過酸化尿素は時間をかけてゆっくりと分解され、過酸化水素に変化していく成分です。

歯科医師監修のもとではありますが自宅で自ら行なう方法のため、過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングに比べると刺激は弱いものの、漂白作用がある成分を用いるので知覚過敏が起こるリスクはそれなりに高いです。

知覚過敏のリスク〈小〉|セルフホワイトニング

サロンで行なうセルフホワイトニングは、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングと違って歯を漂白する薬剤は使用しません。

歯磨きだけでは落とせない歯の表面に蓄積したステイン(着色汚れ)を薬剤で分解し歯を白くしていく方法なので、知覚過敏が起こるリスクは非常に低いです。

セルフホワイトニング専門店・ホワイトニングカフェでは、「酸化チタン」が主成分の薬剤を使用していますが、これは食品や歯磨き粉にも使われている成分なので、痛みを感じることなく安全に歯を白くすることができます

年齢制限はなく小学生・中学生でも利用可能で、医師からの許可があれば妊娠中・授乳中の方でも利用できるほど安心・安全なホワイトニング方法です。

ホワイトニングによる知覚過敏の症状はいつまで続くの?

頬をおさえる女性

ホワイトニング後の痛みは一過性のものが多く、通常24時間以内には治っていきます

ただし、ホワイトニング後に歯を噛み締めすぎたり、酸性や刺激の強い飲食物を摂取すると、知覚過敏の症状を加速させてしまいますので注意しましょう。

丸1日経っても痛みが治らない場合や知覚過敏症状が日に日に酷くなっている場合は、かかりつけの歯科医院に相談してください。

ホワイトニング後の知覚過敏への対処法は?

オーラルケアアイテム

ホワイトニング後の痛みは一過性のものですが、日常生活にまで支障が出るのは困りものですよね。

ここでは、ホワイトニング後の知覚過敏症状への3つの対処法をご紹介していきます。

知覚過敏への対処法|①痛み止めを服用する

知覚過敏の症状が酷い場合は歯科医院を受診し、きちんと診断・治療をしてもらうのが1番ですが、仕事や家庭の都合ですぐに受診できないこともありますよね。

そんな時には、痛み止めを服用して経過を観察するという方法もあります。

ドラックストアでは「ロキソニン」「カロナール」「バファリン」などさまざまな市販薬が販売されていますので、薬剤師と相談しながらご自身の症状にあうものを選んでみてください。

知覚過敏への対処法|②刺激の少ない歯磨き粉を使用する

ホワイトニング後は、歯の表面を保護する硝酸カリウムが配合された知覚過敏用の歯磨き粉を使用すると、痛みが緩和されるケースが多いようです。

知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムの他にも歯の表面を強化するフッ素や口内環境を改善する緑茶エキスなどが含まれています。

ホワイトニング後に痛みが出やすい方は、歯科医院で知覚過敏用の歯磨き粉を購入しておくと安心ですね。

知覚過敏への対処法|③冷たいもの・熱いものを控える

ホワイトニング後は歯が敏感な状態になっているため、冷たすぎるものや熱すぎるもの、辛いものなど刺激が強いものを口にすると知覚過敏を悪化させてしまいます。

ホワイトニング後24時間は、常温で食べられる優しい味付けの食事を心がけましょう。

ホワイトニング後の食事制限については、以下の記事でも詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。

ホワイトニング後の知覚過敏を予防する方法は?

歯を囲う手

先ほど、人間の歯は表面から順番に「エナメル質」「象牙質」があり、それぞれ層を形成しながら「歯の神経」を守っていることをお伝えしました。

知覚過敏のような痛みが生じる原因は、
・歯の表面を守る「エナメル質」が薄くなっている
・歯そのものを形成する「象牙質」に薬剤が浸透している
などが考えられます。

たとえ一過性の症状であっても、痛みを予防できるに越したことはありません。

ここでは、ホワイトニングを受ける前に知っておきたい予防法を3つご紹介します。

知覚過敏の予防法|①歯科医師に相談する

ホワイトニング後に知覚過敏症状が現れるかどうかは、個人差があります。

痛みが生じるのが心配な方は、ホワイトニング前に歯科医師に歯の状態を診てもらいましょう。

・歯のエナメル質が薄くなっている
・歯ぎしりによって象牙質が摩耗している
・歯周病によって歯ぐきが下がっている

こうしたお口のトラブルは歯科医院で診てもらわないと、なかなか気付けないものです。

知覚過敏が起こりやすいと診断された場合は、歯が健康な状態に戻るまでホワイトニングを中止するか濃度の低い薬剤を使用してもらいましょう。

知覚過敏の予防法|②虫歯の治療を終えておく

虫歯は、歯の表面にある「エナメル質」が溶け、その内側にある「象牙質」にまで菌が侵食した状態のことを言います。

さらに進行すると、最も内側にある「歯の神経」を傷つけてしまう場合もあります。

初期段階であれば、ほとんど症状は現れませんが、歯の表面にある「エナメル質」が溶けた状態で施術を行なうと、薬剤が「象牙質」や「歯の神経」を刺激し高い確率で知覚過敏症状を引き起こしてしまうのです。

そのため、基本的に虫歯がある場合は、ホワイトニングを行なう前に治療を終えおくようにしましょう。

知覚過敏の予防法|③刺激の少ないセルフホワイトニングを選ぶ

歯科医院で行なわれるオフィスホワイトニングは、漂白作用が高い分、歯の状態によっては痛みが生じてしまうことがあります。

「ホワイトニングに挑戦したいけれど知覚過敏になるのが心配」という方には、専用のホワイトニングサロンで行なう「セルフホワイトニング」がおすすめです。

セルフホワイトニングでは、食品や歯磨き粉・化粧品など日用品に多く使用されている安全性の高い無機化合物を使用しているため、通常のホワイトニングのように痛みを感じる心配はほとんどありません。

セルフホワイトニング専門店・ホワイトニングカフェが提供するセルフホワイトニングでは、歯表面の汚れを落とし、本来の歯の白さへ戻します。

1日の施術回数に上限がないため、実際に施術を受けていただいて「痛みがない!もう少し白くしたい」と思った場合は、スタッフと相談しながら理想の白さを手に入れることもできますよ。

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ホワイトニングしたら知覚過敏に!原因と対処法は?

ホワイトニング後に知覚過敏になってしまった場合の対処法・予防法についてご紹介しました。

ホワイトニングによる症状は一過性ものがほとんどですが、どうしても痛みが辛い時は次のような対処法を試してみてください。

①痛み止めを服用する
②刺激の少ない歯磨き粉を使用する
③冷たいもの・熱いものを控える

セルフホワイトニング専門店・ホワイトニングカフェでは「しみない・痛くない・30分で簡単」が魅力のセルフホワイトニングを1回4,980円〜でご提供しています。

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コラム監修:菊地ありさ

コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。

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