平均的な歯の白さはどれくらい?不自然な白さにならないための知識
更新日:2024年08月16日/ 公開日:2022年01月13日
白くて清潔感のある歯にしたいと考えている方の中には、「白くなりすぎて違和感のある色になるのは避けたい」と思っている方もいるのではないでしょうか?
人によって歯の色が真っ白になりすぎると不自然に感じてしまうこともあると思いますので、自分の理想の歯の白さを目指したいところですよね。
そこで今回は、日本人の平均的な歯の白さ、歯の白さで変わる印象、歯が黄ばんでしまう原因、理想の歯の白さを目指す方法についてご紹介していきます。
日本人の平均的な歯の白さはどれくらい?
みなさんは、自分の歯の白さについてどう思いますか?
日本人の平均的な歯の白さがどれくらいなのか気になっている方も多いと思います。
歯の白さは、シェードガイドという測定器を使って確認することができ、ホワイトニングを行なう際も事前にシェードガイドを使って現時点の歯の色味や、目指したい白さを確認するケースが多いです。
まずはシェードガイドがどのようなものなのかについて解説をし、日本人の平均的な歯の白さについてお話していきます。
歯の白さの世界基準「シェードガイド」
シェードガイドとは、さまざまな色をした歯のサンプルを使ってご自身の歯の色を測定することができる器具であり、歯の白さを「S2〜S40」の数値で表すことが可能です。
シェードガイドは、数値が小さければ小さいほど白く、大きい数値になるほど黄色みを帯びていき、ホワイトニングで白い歯を目指す場合は「S12〜S14」が目安になるといわれています。
日本人の平均的な歯の白さは「S30〜S32」程度
日本人の歯は、白というよりも若干黄色みを帯びており、先ほどのシェードガイドでいうとS30前後がホワイトニングをしていない日本人の平均色で、人から見て歯が黄色いと思われてしまう色味になっています。
そのため、誰が見ても違和感のない白さの歯を目指したいという方や、黄色みが気になるという場合はS12〜S30の間で理想の白さを見つけると良いでしょう。
ちなみに、日本人よりも黒人や白人の方が歯が白いと言われていますが、これは歯の構造の違いが大きく関係しています。
日本人は黒人や白人に比べると歯のエナメル質が薄い傾向にあるため、歯の内部にある象牙質の黄色味が透けて見えやすいのです。
ほかにも、歯に対する美意識の違いなどが原因として挙げられるのですが、詳しい内容は以下の記事でご紹介しておりますので、気になる方はぜひ合わせてご覧ください。
ホワイトニング前に理想の歯の白さを確認しておこう
目指したい歯の白さは人によって異なると思いますが、シェードガイドを活用することによって自分の現状の歯の色味やこれから目指したい歯の白さを確認できます。
一般的にS32以上だと黄ばんでいるような印象を与えますので、ホワイトニングをするのであれば最低でもS32以下を目指したいところです。
ホワイトニングをする際は、事前にシェードガイドを使って歯の白さを確認できますので、サロンスタッフに「違和感のない歯の白さ」や「平均的な歯の白さ」がどれくらいか相談しながら理想の歯の白さを見つけていきましょう。
歯の白さで相手に与える印象が変わる!
歯は笑ったときや話すときに見える部分であり、その色味によって印象が左右されることも珍しくありません。
では、色味によってどのように印象が変わるのか、シェードガイドの数値を参考にしながら確認していきましょう。
以下のページでは、歯が白い人の魅力や歯が黄ばんでいる人との違いについて詳しくご紹介していますので、理想の歯の白さを目指す際の参考にしてみてください。
S32以上は黄ばんだ印象を与えるため清潔感が損なわれてみえる
先ほどもお話しましたが、歯の色味がS32以上になると黄ばんだ印象を与えてしまうため、清潔感が損なわれてみえる可能性があります。
歯の黄ばみは、虫歯や歯磨きなどのケアが不十分で着色汚れが溜まっていることが原因になり得るため、不潔な印象や口臭がきつそうといったマイナスイメージにつながりかねません。
S12以下は真っ白で清潔感があるけど不自然な白さにみられるかも
>S12以下になると白くて清潔感のある印象を与えることができるだけでなく、人から歯が白いと気づいてもらえるレベルです。
S12以下にもなると芸能人のような真っ白な歯を手に入れられますが、あまりの白さ加減に人によっては違和感のある白だと感じてしまうかもしれません。
S12〜S14程度が不自然ではなく清潔な歯の白さになる平均値
ホワイトニングをしたときの自然な歯の白さはS12〜S14ですので、違和感がなく白くて清潔感のある歯にしたい場合はS12〜S14を目安に考えるとよいでしょう。
S12〜S14であれば真っ白すぎて違和感を覚えることもなく、かといって黄ばんで見えることもないので、自然な白さにしたい方にはちょうどいい数値といえます。
歯の黄ばみの原因は?
歯の白さによって、相手に与える印象は大きく異なってくるため、なるべく清潔感のある白い歯を目指したいところです。
では、そもそもなぜ歯は黄ばんでしまうのでしょうか?
実は、生えかわる前の乳歯は永久歯に比べるとエナメル質が分厚く、歯の白さが目立っておりサイズも小ぶりです。
なので、「小さい頃よりも歯が黄色くなった」と感じるのは当然のことと言えるでしょう。
それでも、
「学生の時の方が歯が白かった」
「周りと比べると自分の歯が黄色く感じる」
「毎日歯を磨いているのに歯の白さを取り戻せない」
といった悩みを持つ方は多いと思いますので、ここからは歯が黄ばんでしまう原因をご紹介していきたいと思います。
黄ばみの原因①食べ物・飲み物
歯が黄ばんでしまう最も大きな原因は、やはり普段口にする食べ物や飲み物です。
食べ物や飲み物に含まれる色素が歯の表面に付着すると、着色汚れ(ステイン)につながってだんだんと歯の白さが失われてしまいます。
歯の着色汚れを招きやすい食べ物・飲み物は以下の通りです。
●コーヒー、紅茶、緑茶
●赤ワイン、白ワイン
●チョコレート、あんこ
●カレー
●醤油、味噌、ソース、ケチャップ
●豆腐、納豆、豆乳
●ブルーベリー、ブドウ、いちご
●バナナ、りんご、柿
多くのカフェインが含まれていて色が濃いコーヒー、カテキンが多く含まれており意外にもコーヒーよりも着色汚れに繋がりやすい紅茶や緑茶。
色素が濃い赤ワインだけでなく白ワインも、ポルフェノールを多く含んでいるため着色汚れの原因となります。これはチョコレートやあんこも同様です。
色素が濃い食べ物の代表格・カレーのほか、醤油、味噌、ソース、ケチャップなどの調味料を使った食べ物も色素が濃いため注意しましょう。
色が薄いため、一見問題なさそうに見える豆腐、納豆、豆乳といった大豆製品ですが、ポリフェノールの1種であるイソフラボンが多く含まれているため着色汚れに繋がりやすいです。
さらに、ブルーベリー、ブドウ、いちごに含まれるアントシアニン、バナナ、りんご、柿に含まれるタンニンも、歯の黄ばみの原因になると言われています。
以下の記事では、歯が黄色くなりやすい食べ物や飲み物に関して詳しくご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
黄ばみの原因②タバコ
タバコも白い歯の天敵だと言えるでしょう。
近年、世界的な禁煙運動が広がりを見せており、日本でもタバコ税の増税・受動喫煙対策の強化といった施策によってタバコを吸う人の数は減少傾向にあります。
それでもまだまだ愛煙家の方たちは多く、朝起きた時や食後、仕事終わりの一服を生活習慣の中に組み込んでいるという人は少なくありません。
ですが、タバコに含まれるタールはネバネバとした黒っぽい色の有害成分であり、歯に付着しやすく着色汚れの原因となってしまいます。
喫煙室のような長期間タバコを吸い続けた部屋の壁が黄ばんでいることからも、お分かりいただけるのではないでしょうか。
とはいえ、すぐに禁煙するというのも難しい話ですよね。
紙巻きタバコよりも加熱式タバコ(IQOS・gloなど)の方がタールの量は少なく、電子タバコであればタールを含まないため、歯の白さを取り戻したいのであればタバコを変えることも検討してみてはいかがでしょうか。
黄ばみの原因③加齢
生活習慣にどれだけ気を配っていても、なかなか抗うことができない歯の黄ばみの原因があります。それは加齢です。
ここまで何度かお伝えしていますが、歯の色が黄ばんでしまう原因の一つに、歯の表面にあるエナメル質が薄くなって内部の象牙質が透けて見えるというものがあります。
このエナメル質は、虫歯や食事、日々の歯磨きによっても少しづつ削られてすり減っていきます。
もちろん個人差はありますが、誰しもが年齢を重ねるとともにエナメル質が薄くなっていくため、どうしても歯が黄ばんでしまうのです。
黄ばみの原因④抗生物質
歯の形成期である0〜12歳頃に、テトラサイクリン系の抗生物質を大量に服用すると、副作用で歯が変色してしまうことがあります。
テトラサイクリン系の抗生物質とは、今から60年以上前の1960年代、マイコプラズマ感染症や肺炎・副鼻腔炎の治療、風邪薬のシロップとしても頻繁に使われていました。
テトラサイクリン系の抗生物質の影響で変色した歯は、着色汚れによる黄ばみとは異なり、灰色・茶色・暗い赤色・暗い黄色になるというのが大きな特徴です。
年齢が40〜60代の方で上記のような歯の変色がみられる場合は、テトラサイクリン系の抗生物質による副作用の可能性が考えられます。
ちなみに、この抗生物質が効かない菌が増加したことで、現在ではほとんど使用されることはありません。
黄ばみの原因⑤生まれつき
みなさんの中に、ブルベやイエベというワードを聞いたことがある方はいませんか?
ホワイトニングをして歯を白くしたい!と考えている美容に関心が深いみなさんであれば既にご存知かと思いますが、これは生まれ持った肌の色味をあらわす言葉で、イエベ(イエローベース)は黄みがかった肌、ブルベ(ブルーベース)は青みがかった肌のことを指します。
肌の色と同じように、生まれ持った歯の白さも人によってさまざまです。
生まれつきエネメル質が薄い人もいれば、歯がつくられる時に形成不全を起こして歯の色が黄色っぽくなることもあります。
ホワイトニングカフェで理想の歯の白さを目指そう!
どれくらいの歯の白さを目指すかという点は、実際にサロンでカウンセリングを受けるときにスタッフと相談しながら決めていきましょう。
これからホワイトニングで歯を白くしていくのであれば、セルフホワイトニング専門サロンのホワイトニングカフェがおすすめです!
ここからは、ホワイトニングカフェの特徴や魅力についてご紹介していきます。
サロンスタッフによる丁寧なカウンセリングとサポート対応
ホワイトニングカフェでは、歯科衛生士と正しい知識を持ったサロンスタッフが在籍しており、丁寧なカウンセリングとサポート対応を行なっております。
カウンセリングでは理想的な歯の白さを提案したり、これからホワイトニングをするにあたって効率的なケア方法や通い方などのアドバイスもさせていただきますので、初めての方でも安心して通っていただくことが可能です。
歯表面の着色汚れを落とすケアで自然な歯の白さを手に入れられる
ホワイトニングカフェのホワイトニングは歯表面の着色汚れを落とすケアなので、自然な歯の白さを手に入れることができ、白くなりすぎるのは避けたいという方でも安心してご利用いただけます。
またホワイトニングカフェで使用しているホワイトニング溶液は、食品などにも使われている安全性の高い「酸化チタン」が主成分となっており、低刺激なので歯がしみたり痛んだりすることもありません。
ホームケアを併用すれば食事制限や禁煙を気にしなくて大丈夫
ホワイトニングカフェのホワイトニングは、施術後に食事制限や禁煙をしなくても大丈夫なので、我慢の必要がなくストレスフリーで白い歯を目指すことができます。
また、普段から着色しやすいコーヒーや紅茶などをよく口にする方やタバコを吸われる方も、ホームケアと併用すれば白くなった歯を維持することが可能です。
ホームケアには、ホワイトニングカフェオリジナルホームケア商品の「WHITENING CAFE home」を販売しておりますので、詳しく知りたいという方は以下のページをご覧ください。
平均的な歯の白さと色味で変わる印象|まとめ
シェードガイドの数値を参考にすると、日本人の平均的な歯の白さは「S30〜S32」といわれており、S32よりも高い数値になると黄ばんだ印象になります。
ホワイトニングで白い歯を手に入れたいのであれば「S12〜S14」を目安に、自分の理想とする歯の白さを目指していくとよいでしょう。
S12以下になると人から白い歯だと気づいてもらえるくらい白く、S2〜S4だと芸能人レベルの真っ白な歯になりますが、人によっては真っ白すぎて違和感を覚える可能性もありますので注意が必要です。
初めてのホワイトニングならホワイトニングカフェで♪
これから初めてのホワイトニングをしようと考えている方は、セルフホワイトニング専門サロンのホワイトニングカフェをぜひご利用ください。
ホワイトニングカフェで使用しているホワイトニング溶液は、安全性が高く低刺激な成分を使用しているため痛みがないことに加えて、施術後の食事制限や禁煙も必要ありません。
またホワイトニングの所要時間は、初回のみカウンセリング込みで1時間程度を目安としておりますが、2回目以降は最短30分とスキマ時間にご利用いただくことも可能です!
ホワイトニングカフェのセルフホワイトニングなら、1回4,980円〜と低価格でご利用いただけますので、初めての方でも気軽にチャレンジすることができます。
さらに今なら初めての方限定で「Wホワイトニング1回4,980円」が初回分0円になるキャンペーンを実施しておりますので、この機会にホワイトニングカフェで白い歯を目指してみませんか?

コラム監修:菊地ありさ
北海道歯科衛生士専門学校卒業
歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。
2023年9月~ホワイトニングカフェ札幌東急百貨店に勤務。