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ホワイトニング後に歯がしみるのはなぜ?原因と対処法を解説

更新日:2024年10月21日/ 公開日:2021年12月03日

「ホワイトニングを受けた後に、歯がキーンとしみる…」
という経験をしたことはありませんか?

あまりにも症状が長引くと
「ホワイトニングを中断した方がいいの?」
「ホワイトニングのお薬が合っていないのでは…?」

と不安になってしまいますよね。

ホワイトニングジェルなどのお薬は濃度が濃いものも多く、体質によっては歯がしみたり違和感を感じる場合があります。

そこで今回は、ホワイトニング後に歯がしみる原因と痛みを緩和させるための対処法について解説します。

ホワイトニング後に歯がしみるのはなぜ?原因と対処法を解説

ホワイトニングで歯がしみる原因とは?

歯が痛い

ホワイトニングで歯がしみる原因を探るためには、まず歯の構造を知っておかなければなりません。

人間の歯は、歯の表面を覆う「エナメル質」・歯そのものを形成する「象牙質」があり、それぞれが層を形成しながら歯の神経を守っています

つまり歯の表層から、エナメル質→象牙質→神経という順で構成されており、エナメル質や象牙質自体には神経が通っていないため、通常であればホワイトニングによって痛みを感じることはありません。

しかし、このエナメル質や象牙質に次のような異常があると、ホワイトニング後に歯がしみる原因になってしまうのです。

①虫歯がある
②歯茎が下がっている
③歯に損傷がある
④薬剤の濃度が高すぎる
⑤薬剤が歯茎に直接触れている

それでは、ホワイトニング後に歯がしみる原因について詳しく解説していきます。

しみる原因①虫歯がある

虫歯になると虫歯菌によって歯の表面を覆っているエナメル質が溶け出し、剥き出しになった象牙質や神経にホワイトニングのお薬が直接触れることによって、痛みを感じやすくなります。

また虫歯治療の際に使われる詰め物の上からホワイトニングをすると、状態によっては十分な効果を発揮できない場合があるため、「虫歯の治療中でもホワイトニングをしたい」という場合は、事前に歯科医院に相談することをおすすめします。

しみる原因②歯周病で歯茎が下がっている

虫歯だけでなく歯周病がある場合も、痛みを感じやすくなったりしみやすくなるでしょう。

歯周病は歯茎の炎症や腫れを引き起こし、進行していくと歯茎が下がってしまいます。

歯茎が下がると、本来は歯茎に覆われているはずの歯根が露出し、象牙質がむき出しになります。

象牙質にある無数の小さな管(象牙細管)は外部の刺激に対して非常に敏感なので、ホワイトニング薬剤が象牙質に触れると、しみる感覚を強く感じるというわけです。

さらに歯周病は口臭の原因の1つでもあるため、ホワイトニングをするしないに関わらず早い段階で対策することをおすすめします!

しみる原因③歯ぎしりによって歯が損傷している

無意識に上下の歯をこすり合わせてしまう「歯ぎしり」を繰り返していると、エナメル質が剥がれ歯の象牙質が剥き出しになり、ホワイトニングのお薬が歯の神経に到達しやすくなります。

自分ではなかなか気が付きにくい「歯ぎしり」は、繰り返すことで歯茎が損傷し「歯周病」を引き起こしやすくなるだけでなく、顎骨にも悪影響を及ぼすので歯周病の悪化にも繋がるとも言われています。

日常的に歯ぎしりをしてしまっているという方は、起床時はできるだけストレスを避けて食いしばりを抑える、睡眠時はマウスピースを使用するなどして歯を保護するようにしましょう。

しみる原因④ホワイトニングジェルの濃度が高すぎる

ホワイトニングに使う薬剤の濃度が高いと歯へのダメージが大きくなり、しみるような痛みを引き起こしやすくなります。

高濃度の薬剤は歯のエナメル質や象牙質に強い刺激を与えるため、ホワイトニング中に異変を感じたらすぐにホワイトニングを中止しましょう。

その上で、ホワイトニングジェルの濃度が自身の歯に合っているかどうかを確認してください。

以下の記事では「ホワイトニングは歯に悪いの?」という疑問に焦点を当てて、なぜ歯に悪いといわれているのかについて解説ています!薬剤についても触れているので合わせてご覧ください♪

しみる原因⑤ホワイトニングジェルが歯茎に触れている

ホワイトニングジェルが誤って歯茎に付着すると、強い刺激を与えてしまい、炎症や痛みを引き起こしかねません。

歯茎は柔らかく敏感な組織なので、漂白成分が直接触れると、しみる感覚が非常に強くなります。

歯科医院やサロンで行うホワイトニングとは違い、自宅で行うホームホワイトニングでは特に注意しなければなりません。

歯科医師に指示された通りの方法を必ず遵守し、もし歯茎に付着した場合は速やかに歯科医院を受診しましょう。

ホワイトニング後に歯がしみるのはいつまで?

clock

ホワイトニングによる歯や歯茎の痛みは一過性のものが多く、一般的には数時間から24時間以内には少しずつ収まっていきます。

もちろん体質や歯のコンディションによって、「歯がしみやすい人とそうでない人」がいるため、ホワイトニング後に歯が染みるのは嫌だという方は、ホワイトニングを受ける際に歯科医院に相談した上で薬剤の濃度や施術の頻度を決めると良いでしょう

また、ホワイトニングを行って後悔してる…という方も中にはいらっしゃいます。白い歯になるために高額なお金を払ったのに悲しい思いはしたくないですよね。

ホワイトニングをして後悔しないように失敗談を知ることも大切です!以下の記事ではホワイトニングの失敗談と対処法を解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

ホワイトニング後に歯がしみる時の対処法

歯磨き

ホワイトニング終了後にしみるような痛みが生じる場合は、次のような処置を取り経過を観察しましょう。

①冷たい飲み物を控える
②知覚過敏用・フッ素配合の歯磨き粉を使う
③鎮痛剤を服用する

24時間以上経っても痛みが治らない場合は、歯の損傷が進んでいたり歯茎が炎症を起こしている可能性があるため、速やかに歯科医院で治療を行ってください。

しみる時の対処法①24時間は冷たい飲み物を控える

ホワイトニングが終わった直後は、歯の表面にある「ペリクル」という保護膜が剥がれ、一時的に知覚過敏のような症状を引き起こしている可能性があります。

しかし、ペリクルは通常24時間以内に再生されると言われているので、ホワイトニングが終了した24時間前後は、冷たい飲み物を控えるなどして、敏感になった歯を休ませてあげましょう。

しみる時の対処法②知覚過敏用・フッ素配合の歯磨き粉を使う

刺激を受けて弱ってしまったエナメル質や象牙質を保護するためにも、ホワイトニングの後は刺激の少ない歯磨き粉で優しくケアしてあげましょう。

歯への刺激を抑えるには硝酸カリウムが配合された知覚過敏用の歯磨き粉が、歯のエナメル質や象牙質の働きを回復させるにはフッ素入り歯磨き粉がおすすめです。

以下の記事では、歯科衛生士がおすすめするホワイトニング歯磨き粉5選や選び方をご紹介していますので、併せてご覧ください♪

しみる時の対処法③痛みがひどい場合は鎮痛剤を服用する

痛みがひどい場合や、ホワイトニング後に外せない用事がある場合は、鎮痛剤を服用して痛みを緩和させるのも有効な手段です。

ロキソニンなどの痛み止めは、ドラックストアでも手軽に購入できるため事前に用意しておくと安心ですね。

「鎮痛剤を飲んでも痛みが引かない」
「歯がしみる状態が1日経っても続く」

という場合は、我慢せず歯科医院で検査を受けましょう。

ホワイトニングで歯がしみるのを予防する方法

歯がしみてる様子の女性

ホワイトニングで歯がしみるのを防ぐために、以下のような方法を実践してみましょう。

①先に虫歯や歯周病の治療を終えておく
②知覚過敏用の歯磨き粉を使う
③ホワイトニング薬剤を正しく使用する
④ホワイトニング薬剤の濃度を下げてもらう

これらを実践すれば、歯を白くするためにしみるのを我慢する必要はなくなるかもしれませんので、ぜひお試しください。

しみるのを防ぐ方法①先に虫歯や歯周病の治療を終えておく

そもそもホワイトニングは、虫歯・歯周病・損傷などがない健康的な歯に対して行うのが基本です。

虫歯や歯周病があると、ホワイトニング薬剤が浸透して歯がしみる原因になることがあります。

虫歯は歯のエナメル質が損なわれている状態であり、ホワイトニング薬剤が虫歯の部分に直接触れることで痛み・しみ・不快感を引き起こす可能性が高いです。

また、歯周病がある場合は歯茎が炎症を起こしているため、薬剤が歯茎にしみることもあります。

そのため、ホワイトニングを行う前には必ず歯科医師の診断を受け、虫歯や歯周病の治療を完了しておくようにしましょう。

しみるのを防ぐ方法②施術前から知覚過敏用の歯磨き粉を使う

知覚過敏用の歯磨き粉には、歯の神経に対する刺激を軽減するための様々な成分が含まれています。

例えば、「硝酸カリウム」はカリウムイオンの働きで歯の神経への刺激を軽減してくれる上に、即効性があると言われている有効成分です。

エネメル質の摩耗を補修する効果がある「高濃度フッ素」は、エネメル質を強化して刺激から守ってくれるでしょう。

ホワイトニングを始める数週間前から、毎日の歯磨きに知覚過敏用の歯磨き粉を使用することで、ホワイトニング施術中のしみる感覚を予防できます。

また、知覚過敏用の歯磨き粉はホワイトニング後も引き続き使用することで、その後の口内トラブルも予防してくれるでしょう。

しみるのを防ぐ方法③ホワイトニング薬剤の濃度を下げてもらう

ホワイトニング薬剤の濃度は、歯を白くする効果と歯がしみるリスクに関わる重要な問題です。

高濃度の薬剤はホワイトニング効果が高い反面、知覚過敏を引き起こす可能性が高くなります。

そのため、ホワイトニングを初めて行う場合や、過去にホワイトニングでしみる経験をしたことがある場合は、薬剤の濃度を低めに設定してもらうようにしましょう。

歯がしみるかどうかはその人の歯の状態や体質によるところも大いにあるので、歯科医師やサロンスタッフと相談しつつ、適切な濃度の薬剤でホワイトニングを行ってください。

しみるのを防ぐ方法④ ホワイトニング薬剤を正しく使用する

ホームホワイトニングは自宅で自身の手で行うため、薬剤の使用方法・使用時間・頻度を正確に守るようにしましょう。

歯を白くしたいあまりに規定よりも長い時間使用すると、歯のエナメル質が過度に浸食され、知覚過敏を引き起こす可能性があります。

また、薬剤を多めに使うとマウスピースの間から漏れ出て歯茎に付着するかもしれませんので、自宅でのホワイトニングは決められた用法・用量のもと、慎重に行ってください。

ホワイトニング後に歯がしみる原因と対処法|まとめ

今回は、ホワイトニング後に歯がしみる原因と痛みを緩和させるための対処法や予防法についてご紹介しました。

ホワイトニングによる歯や歯茎の痛みは一過性のものが多く、通常は24時間以内に治るものですが「エナメル質」や「象牙質」に次のような異常があると、歯がしみるような痛みを引き起こしてしまいます。

①虫歯によってエナメル質が溶け出し象牙質が剥き出しになっている
②歯ぎしりによって歯の組織に損傷がある
③ホワイトニング ジェルの濃度が強いまたは歯茎に直接触れている

刺激を受けて弱ってしまった歯を優しく労るためにも、ホワイトニング後は「24時間は冷たい飲み物を控える」「知覚過敏用・フッ素配合の歯磨き粉を使う」「鎮痛剤を服用する」などの対処法を取りながら経過観察を行いましょう。

それでも「しみるのを抑えて歯をきれいにしたい」「できるだけ刺激の少ない薬剤を使いたい」という方には、歯科衛生士監修「ホワイトニングカフェ」のしみない・痛くないセルフホワイトニングがおすすめです。

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コラム監修:菊地ありさ
コラム監修:菊地ありさ

北海道歯科衛生士専門学校卒業

歯科衛生士として一般歯科に勤務したのち、
ワーキングホリデーでカナダの歯科クリニックで歯科助手も経験。

2020年7月〜ホワイトニングカフェ、札幌にて勤務。

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